2011-08-25

天路歴程・地路歴程(5)思いわずらうな

【思い悩むな】

イエスが弟子たちに語られたたとえ話に、人間の弱さを気遣い、励まされた言葉が数多くありますが、あれこれ悩んでいるときに、心に響き、力を得た箇所を記述してみます。少し長い聖句です。

イエスが、人々に分かりやすく伝え、時間を擬人化した言葉にわたしは、肉体を持った一人の、人間としてのイエスの苦悩を感じるのです。

イエスがメシアであり、父なる天の神から地上界に遣わされたお方ゆえの苦悩の深さ悩みをより強く感じます。

「思いわずらうな」
それから弟子たちに言われた、「それだから、あなたがたに言っておく。何を食べようかと、命のことで思いわずらい、何を着ようかとからだのことで思いわずらうな。

命は食物にまさり、からだは着物にまさっている。

からすのことを考えて見よ。まくことも、刈ることもせず、また、納屋もなく倉もない。それだのに、神は彼らを養っていて下さる。

あなたがたは鳥よりも、はるかにすぐれているではないか。あなたがたのうち、だれが思いわずらったからとて、自分の寿命をわずかでも延ばすことができようか。そんな小さな事さえできないのに、どうしてほかのことを思いわずらうのか。

野の花のことを考えて見るがよい。紡ぎもせず、織りもしない。しかし、あなたがたに言うが、栄華をきわめた時のソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。

きょうは野にあって、あすは炉に投げ入れられる草でさえ、神はこのように装って下さるのなら、あなたがたに、それ以上よくしてくださらないはずがあろうか。

ああ、信仰の薄い者たちよ。あなたがたも、何を食べ、何を飲もうかと、あくせくするな、また気を使うな。これらのものは皆、この世の異邦人が切に求めているものである。

あなたがたの父は、これらのものがあなたがたに必要であることを、ご存じである。

ただ、御国を求めなさい。そうすれば、これらのものは添えて与えられるであろう。

恐れるな、小さい群れよ。御国を下さることは、あなたがたの父のみこころなのである。

自分の持ち物を売って、施しなさい。自分のために古びることのない財布をつくり、盗人も近寄らず、虫も食い破らない天に、尽きることのない宝をたくわえなさい。あなたがたの宝のある所には、心もあるからである。
ルカによる福音書12:22~34

祷りを込めて†

オショチ†

2011-08-21

今週の聖句 8月21日〜9月3日

詩篇27篇
ダビデの歌
主はわたしの光、わたしの救だ、
わたしはだれを恐れよう。
主はわたしの命のとりでだ。
わたしはだれをおじ恐れよう。

わたしのあだ、わたしの敵である悪を行う者どもが、
襲ってきて、わたしをそしり、わたしを攻めるとき、
彼らはつまずき倒れるであろう。

たとい軍勢が陣営を張って、わたしを攻めても、
わたしの心は恐れない。
たといいくさが起って、わたしを攻めても、
なおわたしはみずから頼むところがある。

わたしは一つの事を主に願った、
わたしはそれを求める。
わたしの生きるかぎり、主の家に住んで、
主のうるわしきを見、その宮で尋ねきわめることを。

それは主が悩みの日に、
その仮屋のうちにわたしを潜ませ、
その幕屋の奥にわたしを隠し、
岩の上にわたしを高く置かれるからである。

今わたしのこうべはわたしをめぐる敵の上に
高くあげられる。
それゆえ、わたしは主の幕屋で
喜びの声をあげて、いけにえをささげ、
歌って、主をほめたたえるであろう。

主よ、わたしが声をあげて呼ばわるとき、
聞いて、わたしをあわれみ、わたしに答えてください。

あなたは仰せられました、
「わが顔をたずね求めよ」と。
あなたにむかって、わたしの心は言います、
「主よ、わたしはみ顔をたずね求めます」と。

み顔をわたしに隠さないでください。
怒ってあなたのしもべを退けないでください。
あなたはわたしの助けです。
わが救の神よ、わたしを追い出し、
わたしを捨てないでください。

たとい父母がわたしを捨てても、
主がわたしを迎えられるでしょう。

主よ、あなたの道をわたしに教え、
わたしのあだのゆえに、
わたしを平らかな道に導いてください。

わたしのあだの望むがままに、
わたしを引き渡さないでください。
偽りのあかしをする者がわたしに逆らって起り、
暴言を吐くからです。

わたしは信じます、
生ける者の地でわたしは主の恵みを見ることを。

主を待ち望め、強く、かつ雄々しくあれ。
主を待ち望め。

2011-08-19

天路歴程・地路歴程(4)【天国】

【天国→神の国】

心配がなく楽しく過ごせる神様のおいでになる、光りに満ちた美しい世界。

この世の生活とは別次元の世界。

再び死をみることのない世界。

中世ヨーロッパの各地の教会に掛かれた荘厳な聖画の世界。

死後の霊魂の生活環境は天使に支えられて楽しい。

世俗的に記述すればこんなイメージが湧くかと思います?

ちなみに、新約聖書には、天国は神の国。

すなわち神の統治として記述されていますがこの世の終末的な意味を持つ言葉でもあります。

「別れ」

ある高齢のご夫人が長年連れ添った夫を突然亡くされ、深い悲しみにうちひしがれていました。

見るに見兼ねて声をかけしました。

ご夫人の話では、

夕方が近づくと自宅に帰るのがとても辛い、友達の家を訪ね歩きます。悲しみを紛らわせたいから。
自分ひとりの夕食の支度は淋しさや悲しみがこみあげてきて!とても作る気になれないのです。これから先どうしましょう?
…。

この世の命はやがいつか終わりますね!
分かってはいますが、だけど独りぼっちは息が詰まるほど苦しく辛いです。
主人が昨日まで使っていた品々の一つ一つが恋しさと悲しみを誘うのです。

ご夫人の悲痛な思いが深く胸の奥底に突き刺さってきました。

悲しみに通用する言葉が見つかりません。

このような時に使用言語の貧しさをつくづく実感します。

安易な慰めの言葉は却って悲しみを深めるのでは?と、感じ、言葉を飲み込んでしまいました。

ご夫人から切り出されました。

牧師さんですね!
もし、そうなら是非教えて下さい。天国は在るのでしょうか?
私は教会にも行きました。キリスト教も学びました。どうぞ私のこれからの身の振り方をアドバイスお願いできないでしょうか!
キリスト教を知っているけど、天国で主人に会えるでしょうか?


と、尋ねられました。

いつか自分にも訪れる死をどう受けとめたらよいのでしょうか?

とも!

暫く黙っていましたが、ヨハネ伝11:25~27を思い浮かべて要点を話しました。


ラザロの蘇生 ゴッホ 1890


【イエスは復活と命】

イエスは言われた。わたしは復活であり命である。
わたしを信じる者は、死んでも生きる。
生きていてわたしを信じる者はだれも、決して死ぬことはない。
このことを信じるか。
マルタは言った。
はい、主よ、あなたが世に来られるはずの神の子、メシアであるとわたしは信じております。

ご夫人に、今必要なのはこの聖句だと思われました。

キリスト教に触れたお方ですから何か伝わるのでは?と私自身が切ない気持ちに襲われていました。

話し終わると、ご夫人は静かにうなずきました。

やっと決心がつきました。
ここを出て行きます。気持ちの整理がつきました。
新しい場所で新しい生活を始めて見ます!
主人に会えたらもう二度と別れません!
ありがとうございました!

あれから数年経ちました。きっとお元気に過ごされていることと、思います。

神の慰めをいただいて†

続く。

愛の樹オショチ†


2011-08-18

愛の樹の皆へ†

今日も猛暑日

ニュースでは、まだまだ暑さが続くらしい。

熱中症で病院に運ばれた患者数は8日からお盆休み明けまで、全国で約8000人にのぼると聞く。

皆、くれぐれも体調管理、他、あらゆる危険性に十分気をつけてください!

愛の樹の使命はこれから混迷を深める世の中に無くてはならぬ使命を帯びている†

小さな群れにも大事な役目がある!

一人一人が神の使命を与えられたミッションの担い手である事を肝に銘じて健康管理、危機管理に励んでください!

先ず、心身ともに健やかなることが基本的にあるべき。

オショチ†の使命は先ず今日を生きること!

この一語に尽きる。

生きて、生きて!

主・イエス・キリストが願われた、世の幸せ到来を信じて全身全霊で祷りを捧げます†

重ねて心身ともに健やかなる祷りの日々であるように†

聖日礼拝†はその場でよい!

聖句は毎週欠かさず、詩編を掲載する†

アーメン・ハレルヤ†

オショチ†

2011-08-14

今週の聖句 8月14日〜20日

詩篇26篇

ダビデの歌

主よ、わたしをさばいてください。

わたしは誠実に歩み、

迷うことなく主に信頼しています。

主よ、わたしをためし、わたしを試み、

わたしの心と思いとを練りきよめてください。

あなたのいつくしみはわたしの目の前にあり、

わたしはあなたのまことによって歩みました。

わたしは偽る人々と共にすわらず、

偽善者と交わらず、

悪を行う者のつどいを憎み、

悪しき者と共にすわることをしません。

主よ、わたしは手を洗って、罪のないことを示し、

あなたの祭壇をめぐって、

感謝の歌を声高くうたい、

あなたのくすしきみわざをことごとくのべ伝えます。

主よ、わたしはあなたの住まわれる家と、

あなたの栄光のとどまる所とを愛します。

どうか、わたしを罪びとと共に、

わたしのいのちを、血を流す人々と共に、

取り去らないでください。

彼らの手には悪い企てがあり、

彼らの右の手は、まいないで満ちています。

しかしわたしは誠実に歩みます。

わたしをあがない、わたしをあわれんでください。

わたしの足は平らかな所に立っています。

わたしは会衆のなかで主をたたえましょう。

2011-08-10

残暑のなかに咲く花

久しぶりにクリニックの帰り道、何時もの散歩道を歩いてみました。

厳しい残暑の中に、凛として咲く花に、生命力のたくましさを感じました。

まだまだ残暑が続きそうな気配です。

涼しい秋が待たれます。

久しぶりの散歩道のスケッチでした。

愛の樹オショチ†

2011-08-07

エリさんからの返信

オショチへ

大変に霊的に示唆深い言葉をありがとうございました。

返信に時間がかかったのは、今、私が置かれている状況、それはとりもなおさず、人類の悲しい本質、へのオショチから頂いたお考え、所見について、まずは率直に考えてみたいと思ったからです。

私は、この人間力学を、嫉妬が人の心に浸透し、火を付け、人間関係に及んでいくもの、と理解しています。

時には謙遜、卑下の気持ちを切り抜けていくことへの代償でもあります。

自分より成功していると思われる人をうらやんで引きずりおろすという、意地の悪い精神性を育んでいきます。

UCCPでの経験が思い出されます。

オショチの適切な助言によって、イエスキリストが説かれたように彼らのために祈る、ことを、思い出させていただきました。

そしていま、規模はその時よりは小さいと思えますが、同じ事がおきています。

エリより

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今週の聖句 8月7日〜13日

詩篇25篇

ダビデの歌


主よ、わが魂はあなたを仰ぎ望みます。

わが神よ、わたしはあなたに信頼します。

どうか、わたしをはずかしめず、
わたしの敵を勝ち誇らせないでください。

すべてあなたを待ち望む者をはずかしめず、
みだりに信義にそむく者をはずかしめてください。

主よ、あなたの大路をわたしに知らせ、
あなたの道をわたしに教えてください。

あなたのまことをもって、わたしを導き、
わたしを教えてください。

あなたはわが救の神です。

わたしはひねもすあなたを待ち望みます。

主よ、あなたのあわれみと、いつくしみとを

思い出してください。

これはいにしえから絶えることがなかったのです。

わたしの若き時の罪と、とがとを
思い出さないでください。

主よ、あなたの恵みのゆえに、

あなたのいつくしみにしたがって、
わたしを思い出してください。

主は恵みふかく、かつ正しくいらせられる。

それゆえ、主は道を罪びとに教え、
へりくだる者を公義に導き、
へりくだる者にその道を教えられる。

主のすべての道はその契約とあかしとを守る者には
いつくしみであり、まことである。

主よ、み名のために、わたしの罪をおゆるしください。

わたしの罪は大きいのです。

主を恐れる人はだれか。

主はその選ぶべき道をその人に教えられる。

彼はみずからさいわいに住まい、
そのすえは地を継ぐであろう。

主の親しみは主をおそれる者のためにあり、

主はその契約を彼らに知らせられる。


わたしの目は常に主に向かっている。

主はわたしの足を網から取り出されるからである。

わたしをかえりみ、わたしをあわれんでください。

わたしはひとりわびしく苦しんでいるのです。

わたしの心の悩みをゆるめ、
わたしを苦しみから引き出してください。

わたしの苦しみ悩みをかえりみ、
わたしのすべての罪をおゆるしください。

わたしの敵がいかに多く、
かつ激しい憎しみをもって
わたしを憎んでいるかをごらんください。


わたしの魂を守り、わたしをお助けください。

わたしをはずかしめないでください。

わたしはあなたに寄り頼んでいます。

どうか、誠実と潔白とが、
わたしを守ってくれるように。

わたしはあなたを待ち望んでいます。

神よ、イスラエルをあがない、
すべての悩みから救いだしてください。

2011-08-01

天路歴程・地路歴程(3)天使と天国

【天使と天国】

少し理屈っぽいですが、聖書に登場する天使について記述します。

わたしたちが死に向かうとき一体なにが起きるのか?

死への恐怖か?

新しい生命の歓喜の始まりか?

これは永遠の謎ですが、神のみ言葉から、神の導きと人間の常識では理解不可能な事態が、かすかにでも、お分かりいただけたらと思い、わたし自身の臨死体験?を、踏まえて書いてみます。

死は誰も避けられませんが、信じるものがあれば、全く違う見方が可能です。

死に立ち向かうのではなく、平安な気持ちで自然体で受け入れる気持ちに変化します。

具体的には天使の出現です。

再び生きるために肉体の死をくぐり抜け、霊的永遠の生命に蘇る。

信じがたいお方もおられると思いますが?

人間の死に神はみ使い→天使をお遣わしになられます。

言葉では説明仕切れないもどかしさを覚えます。

が、勇気を奮い起こし記述します†

【天使】

ヘブル語の「マルアータ」、ギリシャ語の「アンゲロス」、一般的にはエンジェルは使者の意味、神の意志を伝えることで、人間を守り、指導し神の刑罰を与える役目を与えられている汚れのない存在と考えられています→聖書辞典。

旧約聖書
神はノアと彼の息子たちを祝福して言われた。
「産めよ、増えよ、地に満ちよ」(創世記・9:1)
天使の働きがありました。
そのとき、柴の間に燃え上がっている炎の中に主の"御使い→天使"が現れた。彼が見ると、見よ、芝は火に燃えているのに、芝は燃え尽きない。(出エジプト記 3:2)モーセの十戒より
天使は新約聖書のイエス様の教えの中でも語られています。

神に背いたこの罪深い時代に、わたしとわたしの言葉を恥じる者は、人の子もまた、父の栄光に輝いて聖なる天使たちと共に来るときに、その者を恥じる。(マルコ8:38)

言っておくが、このように、一人の罪人が悔い改めれば、神の天使たちの間に喜びがある。(ルカ15:10)

主イエス様がゴルゴタの丘の刑死を覚悟され、血の汗をしたたらせて祷られた、ゲッセマネの時も天使が現れ、イエス様を支え助けています。
すると、天使が天から現れて、イエスを力づけた。(ルカ22:43)
眠れぬまま聖書を読み、祷ります。

時刻は午前零時から深夜の三時頃です。

うとうとしかけると声が響きます。

見よ!幻を!これは永遠の生命に関わる幻しである!

キリストのお姿を視ました。

小柄で浅黒い肌に少しちぢれた髪の毛、目鼻立ちは彫りが深く、瞳は深遠な輝きをたたえていました。

イエス様の足音がヒタヒタと近づいて来ます。

はっと!して目が冴えて来ます。

見知らぬ神殿の前に立たされました。

淡い色彩のカーテンのようなものが天から下がってきました。
ひざまずきなさい!
二人の天使が空中に浮かんでいました。
わたしたちは神から遣わされたものです。
1人はあなたに付き添い悪から守りあなたを天国へ導きます。
わたしはあなたを害する悪しきものと戦います。
さぁ!このカーテンをくぐり抜けなさい!
わたしは恐れを感じ躊躇いました。

それは、このカーテンを一度くぐり抜けたら再び戻れない!
導くものが語り掛けてきました。
彼が真の神の天使なのか?お前の祷りが試されている!
お前の信仰が正しい信仰の持ち主なら、神が 恐れを取り除き、お前の霊魂が打ち砕かれることはない!
お前にわたしが与えた弁霊の力と知恵を用いなさい。
弁霊→善悪の霊を見分ける霊的能力。

わたしが祷りはじめてしばらく経ちました。

静かに目を開けると彼らの姿は消えていました。

不思議な幻を視ました。

現実か?非現実か?霊的な高次元の世界は肉眼では見えませんが?神から遣わされた天使ならば消えるはずがありません。

わたしが幻に視た彼らは神から遣わされた天使を装い、わたしを唆し闇に連れ去る、墜ちたた天使→サタンだったのかもしれません。

神からいただいた弁霊の力と、テレパシーに助けられ一命とりとめた気持ちがします。

次回は【天国】について垣間見た光景を記述します。

アーメン・ハレルヤ†

オショチ†