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2010-02-10

天路歴程(50)ふるさとの山河

私ごとですが、今日2月10日は77歳の誕生日です(戸籍上は3月15日)。

昔はノンビリしていたんですね。

九州の日田の山奥で生まれましたから、万事、時間も緩やかに流れていたのだと思います!

変な前置きですが、私には変わった癖があります。

人間、無くて七癖と聞かされましたが、私の癖は?押入、トイレ、風呂場など、狭い空間に身を置くと、時々何かが閃(ひらめ)くのです!

懐かしい感覚です。

その感覚は、あの磯の香りと潮騒の砂浜で!砂の中から美しい貝殻を見つけた、山育ちの子どものようなわくわくする好奇心に満ちた喜びです。

閃きの贈り物は幼い日の想い出だったり、微かな記憶だったり、たまには、心に響く言葉などです!

Painted by Oshochi 「散文詩 幼天」より


さて、今朝もまた寒さに腹の傷痕が痛み、腹をさすりながら新聞記事に目を通していましたら、作家の立松和平さんの訃報記事が目に飛び込んできました。

本名・横松和夫62歳。宇都宮出身。

彼も、建築家・安藤忠雄のように若いころから世界各地を放浪し、ボクシングやカーラリー、社会活動など多彩な人生を送ったとありました。

先日、何気なくテレビで見たとき、彼の痩せ細った顔が画面に広がりました。

癌ではないのか?と、一瞬疑ったのですが?

「イヤイヤそうじゃない?と、自分のことのように打ち消している自分に気付き苦笑しました。」

私より一回り年下の彼に故郷の懐かしさ、土の匂い、親しみを感じていましたから。

また、彼の著作「遠雷」「道元禅師」あの人→田中正造の伝記「毒−風聞・田中正造」「恩寵の谷」等々に共感を覚えたからかもしれませんが?

昨夜も人間の生涯についてあれこれ考えていました。

脳裏を幼い頃の懐かしさがスッー!と、よぎります。

ふるさとの山河はいつまでも心の中で新鮮な輝きを放つていました!

明日も、そのつぎの明日も、ふるさとの山河を思い出しながら、闘病生活を楽しみ再び生きて行くぞと、あらためて自分に誓いました。

使命感が生きる力を与えてくれるのです。

立松和平さんの霊魂が安らぎの天国にあることを祈ります†
愛の樹オショチ†

2010-01-24

聖パウロ像


愛の樹教会2階礼拝室前に立つ聖バウロ像。
昨夜、撮影しました。
愛の樹オショチ†

2009-06-29

天路歴程(4)

私は良い人間関係を築くことの大切さを、イエス様と母から学びました。

信仰生活も基本は、神と人間の良い関係を保つことから始まります。

神との良い関係を保つことなしに、良い人間関係を保つことは難しいです。

苦しい時に私は生まれ育った故郷を思い出します。


今も母屋のあの懐かしい部屋の空気を優しい風をそのまま感じます

大切な想い出です。

“故郷は遠くにありて想うもの”を実感します。

私がイエス様に強く惹かれるのは、
魂の故郷が天に在るからだと確信しています。

渡り鳥が古巣を忘れないように、鮭が生まれた母の川に帰るように、私も魂の故郷を目指す旅人です。

ジョン・バニヤンが身近に感じられるのも、
イエス様を慕う魂の持ち主は、知らぬまに”天路歴程の旅人”になっていたのかも知れません。

ジョン・バニヤンは神との正しい関係を模索しました。

彼が人々に誤解され、罵倒されながらも、辛抱強く信仰を求め続けたの
も、人々にイエスの路が真の幸せの路だと気付いたからでした。

1660年の11月のことでした。

バニャンは国教徒の牧師でもないのに説教した、と言う理由で、ベッド
フォードの牢獄に閉じこめられました。

彼はここに6年間、1666年の夏まで入っていました。

続きます。

2009-06-04

望郷

望郷の想いは、生きる力になります。

田舎の家の囲炉裏を囲んで、食事の前のひととき、火種を竹筒の先に小さな穴を開けた火おこしで、ふうふう吹きました。

あまり強く吹くと灰が舞い上がります。

薪をくべます。

灰をかき揚げた残り火が、勢いよく燃えます。

楽しみの一つでした。

囲炉裏の上には鉄の鍋が、天井の黒びかりする梁から紐でつり下げた鈎の先にぶら下がっていました。

美味しい臭いが部屋中にたちこめました。

囲炉裏の回りに、川で捕れた小魚が串刺しになり、こんがり焼けて芳ばしい香りがします。

今も時々見る、懐かしいふるさとの夢です!

望郷の念が募る今日この頃です。

母も イソばぁばぁーも既に他界しているはずもないのにふるさとの山河が呼び掛けて来ます。

「お前帰らんか?」中井の教会にふるさとの家 日田と名付けました。

大切な、ふるさとを中井に築きました。

これは皆の心のふるさとになればと願っています。

この仕事のエネルギー源は中井です!

寄り添い助け合い、苦しみは分かち合います。

うれしいときは皆の顔が輝きます。

この力を、フィリピン・クリオン島の恵まれない子どもたちとその家族に注いで来ました。

彼らもわたしたちの大切な家族の一員です!

望郷の想い出夢が重なります!


2009-05-09

SLが励ましてくれた


今、SL(蒸気機関車)は、目玉商品扱い?珍獣のように大もてです。

蒸気機関車は、確かに人間の肌にぴったり来る生き物です!

あえぎながら、溜め息をついたり、また、力強く客車や貨車を引っ張る!

白い蒸気、黒い煙を吐きながらです!

佐賀県鳥栖市に、鹿児島本線の機関車区がありました。

側で見る機関車の威厳に圧倒されました!

自然に涙が溢れるのでした。

何だか 可哀想で!

と同時に、この働き者の蒸気機関車は、未知の世界に飛び込んでいく、不安と期待に揺れるわたしに、『何だ坂!こんな坂!負けるな!挫けるな!』と、黒びかりする顔で励ましてくれているのです。

涙が溢れたのは、彼をふるさと日田の身近な肉親だと、感じたのだと思います!

いつの間にか蒸気機関車を“擬人化”していたのでした。