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2009-09-24

多病息災

photo by Oshochi

「一病息災 」という言葉は、子どもの頃、母によく聞かされましたが、最近は、わが身を振り返り 「多病息災」を思います。

わたしに必要性があり病を神様から頂いたと、時折感じるよになりました。

闘病という自分自身の言葉にも、違和感を感じる今日この頃です。

むしろ“病はわが友”と、思えるのです。

また臓器に、済まないという言葉を掛ける習慣が生まれました!

わが身の病を敵対、敵視するのではなく、人生を共有する間柄と考えますと、様々な疾患に対して親しみを覚えます。

好むと、好まざるに、かかわらず、わが身の中の出来事、身内の現実ですから、ありのままを受け入れたとき肩の力が抜けました。

わたしの場合ですが、むしろ病むことにより、それまで知らなかったこと、気付かないで来た大切なことをいろいろ学びました。

一例に過ぎませんが、抗がん剤の多種多様性、治療に当たる先生の深い知識、患者さんを助けるためのご苦労など、実体験して初めて分かりました。

わが身の健康管理責任を改めて思い知らされました。

先にも一度触れましたが病は普遍的な体験ですから、“寛解”を目指すこの体験談が「病友」の苦しみ、不安、孤独感のためのお役に立てたらと願います。

2009-08-08

天路歴程(28)入院8日目

東京タワーの傍を飛行船がゆっくり飛んでいた
by オショチ(8月7日)

ここまで腎臓が回復して来ました。

入院生活の仕方に工夫が必要です。

狭いベッドに自分の心と体を縛り付けたら、足腰の筋肉が退化します。

狭い部屋に狭いベッド。

私なりに筋力低下を防ごうと、ストレッチ等一生懸命に始めました。

いろいろ有りますが、先ずは、
悪性リンパ腫退治が入院の最大目的ですから、頑張ります。

腎臓機能回復策は、悪性リンパ腫退治に欠かせない大事な治療ですから、念入りに続けています。

来週水曜から、抗がん剤の治療が始まる予定です。

が?

オショチ句集を読み返し感慨無量です。

遺書の積もりで書いた本が、今朝までに10冊ドクター、
ナースの方々に渡されました。

何か役立つ時が来ると感じます。

今は1日1リットルの点滴に、約2リットルの水分摂取で腎臓の中を綺麗に掃除しています。

今夜はもう寝ます。

シャローム†

良い夢を楽しんでください。

2009-07-21

臓器の叫び

双子の兄を失った、残された弟の左の腎臓が今夜も叫ぶのです

わたしが燃え尽きるまであなたと運命を共にするのは構わないませんが

肝臓の長兄まであなたの身勝手な振る舞いで、
死の道連れには、しないで欲しいと

尿酸値、クレアチニンが高いのはわたしせいじゃない!
あなたの不始末です

静かな沈黙の長兄の肝臓は、あなたの不始末に黙々と耐えている
あなたは我々臓器の本当の働きに無知で在りすぎた

いい加減にしなさい!
わたしたちは誠実な働き者の臓器

神の使命があなたの真ならその使命をきちんと果たしなさい
わたしたち臓器の使命を真摯に学んだ上で、
独り善がりは、はた迷惑、極まりなし!



今夜、臓器からこっぴどく叱られました。
返す言葉がありません。
ここはしっかり彼らの叫びを真摯に受け止め、過ちを認め、新しい使命を全うする誓いを立てました!
伝道者に、二言無しです!

2009-06-20

がん予告から1年が経ちました

一年前に、多摩南部地域病院泌尿器科の北原聡史先生の診察で、右腎臓にガン?と、多発性リンパ腫の疑いがあり、余命1年と言われましたが、振り返ってみると、生き延びるためには有り難い診断でした。

予告を受けてから、肝臓内科の主治医松浦知和先生のアドバイスを受けて、慈恵医科大学付属第三病院の血液内科の島田貴(たかき)先生の診察結果、先生のアドバイスで、同大学病院、泌尿器科の池本庸先生から右腎臓と胆嚢の摘出手術を受けました。

4月13日でした。

ガンではなく?がんもどき?でした。

お陰様で順調に回復しています。

今日は感謝の気持ちをお伝えし、また、北原先生の1年目の診察を受けました。

エコー診断では残った左腎臓がしっかり働いていますと言われました。

更に一昨年北原先生から受けた、左尿管狭窄症のオペの経過も問題なしでした。

あと自己の健康管理についてアドバイスをいただきましたが、尿酸値が少し高いので食生活に気をつけるように言われました。

左腎臓が少し腫れていますが、尿管狭窄症の手術をしているので、この程度なら大丈夫です!とのことでした。

まだまだ暫くは教会の務めもできます!

主治医を、お願いている先生方に食生活、健康管理につきましては度々ご注意を受けていますので真剣に受け止めました。

神様の使命を果たすためにも大切な1日でした。

以上です。

最後になりましたが、皆様、お体お大事にお過ごしくださいますように!

祈りのうちに!
オシヨチ

2009-05-28

神秘的な生命

生命、文字通り生きる命です。

60兆もあると言われる人間の細胞が、複雑な人間という生き物を作りあげているんですね!

今回、悪性リンパ腫と右腎臓癌の疑いがあり、大きな手術を受けたことは何度もお話しましたが、悪性リンパ腫の特定には、先生方がDNAの検査を含めて、染色作業など気が遠くなるような作業を真剣に続けて下さいました。

改めてこの体をしげしげと眺めまわしています。

不思議なんです?何故?悪性リンパ腫と疑われる生き物がこの体に出来たのか?

炎症の診断ですが?炎症を引き起こした原因をなお先生方は追求しておられます。

生命は神秘的です!

2009-05-26

このブログを書くわけは

「書く」と言うのはおこがましく不遜に感じますから「書かされている」と言い直します。


今回、「代償」という言葉がすっぽり、はまりこんで来ました。

失った臓器の代わりを残された臓器が懸命に働いてくれています。

涙がでます。

健気に黙って働いています。

「代償」は医学用語だと聞きましたが、なかなか実感出来ませんでした。

やっと掴めました。

このブログは、既に信仰をお持ちのクリスチャンや、偉い先生方に見てもらうのではなく、病院で親しくなり、また私の知らない人生の友への応援歌のつもりで書かされています。

手元にあるのは聖書と小さな辞典だけ。

表現の間違い、意味の解釈などに間違いがあったらお許し下さい。

今の私に課せられているのは上から降り注ぐ言葉を書き記すことですから、校正などはしません!

リアルタイムで書かされますから、腕は痛く、体が辛くても書かされてしまいます。

時間はその時次第です。

中休みは、言葉のシャワーが止まった時だけです。

意図的にやれないのがたいへんですが、生還出来たわけは、まだ仕事が残されていたからだと、感じています。

いろいろご心配を頂き、内心じくじたる気持ちがありますが、何時か?神様からもう良い!と、お声が、かかる日を楽しみしています。

臓器に霊魂が宿る〜本当の自分

よく聞く話ですが、臓器に霊魂が宿る?

非科学的な考えだ(笑)と、言われそうですが、何だか、2個の臓器を失ってみると、妙に納得出来るから不思議です。

それからもう一つあります。

ものの見方、感覚に変化が出ました。


端的に表現しますと、オペ以前のわたしと違う、もう一人の“私”に入れ替わった、人格転換を感じます!

「トランス?⇒転換」が、知らぬ間に内面で起きていたのです。

そのせいか?生活観、価値観、信仰的には霊感が研ぎ澄まされた、実感があります。

新しい私との対面、出会い、その生活が始まっている、納得出来るから不思議ですが?


やっと本当の自分に巡り逢えた!安堵感、実感が湧きます。

心が落ち着きます。

新鮮な感じです。

しかし、新たな疑問も生じました。

今までのわたしは一体誰?何者?この間、少し混乱が状態が続きました。

今は、さきにお話した通り、この私が自分の姿、本物なんだと確信しました。

人間という生き物は実に不思議な存在です!

私の第三の人生の始まりは、謎説きの旅の始まりだと、示されましたが、現実体験しての、スタートを切りました。


もう後に引き返せないと感じています。

この先どんな困難 試練が待ち受けていても進むのみです。


傷跡と癒し

おはようございます。

ここ数日間は天候不順でオペの傷跡が痛み辛いでしたが、お天気がよい日には、引きつるような痛みから解放されます。

また3週間ぶりに、ひどかった全身の発疹もかなりよくなりました。

お腹を30センチも切り割き、腎臓、胆のうを摘出するという手術は、人体にかなりダメージを与えるんですね。

頭で考えていたときより、実際体験して見るとたいへんなことでした。

右腎臓がなくなり、何だか体が左に傾いた、妙な感じがします。

しかし、見事な切口です。

ベテランの先生にして初めて可能な、きれいな傷跡は、お腹をかき回し、悪戦苦闘に耐えた証しです。