2012-01-29

今週の聖句 1月29日~2月25日

詩篇41
聖歌隊の指揮者によってうたわせたダビデの歌

貧しい者をかえりみる人はさいわいである。
主はそのような人を悩みの日に救い出される。

主は彼を守って、生きながらえさせられる。
彼はこの地にあって、さいわいな者と呼ばれる。
あなたは彼をその敵の欲望にわたされない。

主は彼をその病の床でささえられる。
あなたは彼の病む時、その病をことごとくいやされる。

わたしは言った、「主よ、わたしをあわれみ、
わたしをいやしてください。
わたしはあなたにむかって罪を犯しました」と。

わたしの敵はわたしをそしって言う、
「いつ彼は死に、その名がほろびるであろうか」と。

そのひとりがわたしを見ようとして来るとき、
彼は偽りを語り、その心によこしまを集め、
外に出てはそれを言いふらす。

すべてわたしを憎む者は
わたしについて共にささやき、
わたしのために災を思いめぐらす。

彼らは言う、「彼に一つのたたりがつきまとったから、
倒れ伏して再び起きあがらないであろう」と。

わたしの信頼した親しい友、
わたしのパンを食べた親しい友さえも
わたしにそむいてくびすをあげた。

しかし主よ、わたしをあわれみ、
わたしを助け起してください。
そうすればわたしは彼らに報い返すことができます。

わたしの敵がわたしに打ち勝てないことによって、
あなたがわたしを喜ばれることを
わたしは知ります。

あなたはわたしの全きによって、
わたしをささえ、とこしえにみ前に置かれます。

イスラエルの神、主は
とこしえからとこしえまでほむべきかな。
アァメン、アァメン。

2012-01-22

今週の聖句 1月22日〜28日

詩篇40篇
聖歌隊の指揮者によってうたわせたダビデの歌

わたしは耐え忍んで主を待ち望んだ。
主は耳を傾けて、わたしの叫びを聞かれた。

主はわたしを滅びの穴から、泥の沼から引きあげて、
わたしの足を岩の上におき、
わたしの歩みをたしかにされた。

主は新しい歌をわたしの口に授け、
われらの神にささげるさんびの歌を
わたしの口に授けられた。
多くの人はこれを見て恐れ、
かつ主に信頼するであろう。

主をおのが頼みとする人、
高ぶる者にたよらず、
偽りの神に迷う者にたよらない人はさいわいである。

わが神、主よ、あなたのくすしきみわざと、
われらを思うみおもいとは多くて、
くらべうるものはない。
わたしはこれを語り述べようとしても
多くて数えることはできない。

あなたはいけにえと供え物とを喜ばれない。
あなたはわたしの耳を開かれた。
あなたは燔祭と罪祭とを求められない。

その時わたしは言った、「見よ、わたしはまいります。
書の巻に、わたしのためにしるされています。

わが神よ、わたしはみこころを行うことを喜びます。
あなたのおきてはわたしの心のうちにあります」と。

わたしは大いなる集会で、
救についての喜びのおとずれを告げ示しました。
見よ、わたしはくちびるを閉じませんでした。
主よ、あなたはこれをご存じです。

わたしはあなたの救を心のうちに隠しおかず、
あなたのまことと救とを告げ示しました。
わたしはあなたのいつくしみとまこととを
大いなる集会に隠しませんでした。

主よ、あなたのあわれみをわたしに惜しまず、
あなたのいつくしみとまこととをもって
常にわたしをお守りください。

数えがたい災がわたしを囲み、
わたしの不義がわたしに追い迫って、
物見ることができないまでになりました。
それはわたしの頭の毛よりも多く、
わたしの心は消えうせるばかりになりました。

主よ、みこころならばわたしをお救いください。
主よ、すみやかにわたしをお助けください。

わたしのいのちを奪おうと尋ね求める者どもを
ことごとく恥じあわてさせてください。
わたしのそこなわれることを願う者どもを
うしろに退かせ、恥を負わせてください。

わたしにむかって「あはぁ、あはぁ」と言う者どもを
自分の恥によって恐れおののかせてください。

しかし、すべてあなたを尋ね求める者は
あなたによって喜び楽しむように。
あなたの救を愛する者は
常に「主は大いなるかな」ととなえるように。

わたしは貧しく、かつ乏しい。
しかし主はわたしをかえりみられます。
あなたはわが助け、わが救主です。
わが神よ、ためらわないでください。

2012-01-19

人の子が来る

おしょち様 
お体のお調子は大丈夫ですか?【ヨブ記16章】をどうもありがとうございます。ヨブの嘆きはもっともだと思います。 
昨夜、洪水で自宅がのまれて溺れる恐怖と子どもの安否がわからない不安の感情の中で死を迎えそうになる夢を見ました。夜寝ていても、大地が動いている感じがして不安です。 
やはり厳しい年になるのですか?突然の天災や人災で無念な気持ちで死を迎えても天国に行けるのでしょうか?やはり生きている間は悔いのないように1日を送らないといけないと思いますが、思いに実行がついていかないです。 
ヨブに与えられたような大きな試練は私には与えられていないので頑張らないといけないです。

Mさんへ

人間の脳には160億の神経細胞が、腸には1億の神経細胞があると聞きました。

神様以外にこれだけの能力を与えられた生き物はおそらく今の時点では人間だけだと思います。

しかし残念ながら人間の能力には限界があります。

自然界を克服することは不可能でしょう!

原発しかり!

キリスト様は弟子たちに言われました。

人の子が来る 
「それらの日には、このような苦難の後、
太陽は暗くなり、
月は光を放たず、
星は空から落ち、
天体は揺り動かされる。 
そのとき、人の子が大いなる力と栄光を帯びて雲に乗って来るのを、人々は見る。そのとき、人の子は天使たちを遣わし、地の果てから天の果てまで、彼によって選ばれた人たちを四方から呼び集める。」 
マルコ13:24~27(新共同訳)(関連:マタイ24:29~31、ルカ21:25~28)


メシヤ・キリスト様†の予言は、あらゆる災難、死の恐怖から人々を救いだすと約束されました。

千年王国の約束の始まりです。

山を海に移すお方です†

たとえ天地が滅びてもメシヤ・キリスト様の、み言葉は滅びません†

安心して日々を楽しみ生きてください

オショチ†

2012-01-17

義人ヨブ記(job)16

新しい春を迎えて
ヨブ記を再開します。厳しい年になりそうです。
ヨブ記は心身共に辛い時に生きる力になります。

寒さが続きます。お身体大切にお過ごしください!

【ヨブ記16章】

ヨブは答えた。

そんなことを聞くのはもうたくさんだ。
あなたたちは皆、慰める振りをして苦しめる。

「無駄口はやめよ」とか
「何にいらだって
 そんな答えをするのか」と言う。

わたしがあなたたちの立場にあったなら
 そのようなことを言っただろうか。
あなたたちに対して多くの言葉を連ね
あなたたちに向かって頭を振り

口先で励まし
唇を動かすことをやめなかっただろうか。

語っても苦しみはやまず
黙っていても、それは去りません。

もう、わたしは疲れ果てました。
わたしの一族をあなたは圧倒し

わたしを絞り上げられます。
このわたしの姿が証人となり
 わたしに代わって抗議するでしょう。

神がわたしを餌食として、怒りを表されたので
敵はわたしを憎んで牙をむき、鋭い目を向ける。

彼らは大口を開けて嘲笑い

頬を打って侮辱し
一団となってわたしに向かって来る。

神は悪を行う者にわたしを引き渡し
神に逆らう者の手に任せられた。

平穏に暮らしていたわたしを神は打ち砕き
首を押さえて打ち据え
的として立て

弓を射る者に包囲させられた。
彼らは容赦なく、わたしのはらわたを射抜き
胆汁は地に流れ出た。

神は戦士のように挑みかかり
わたしを打ち破り、なお打ち破る。

わたしは粗布を肌に縫い付け
わたしの角と共に塵の中に倒れ伏した。

泣きはらした顔は赤く
死の闇がまぶたのくまどりとなった。

わたしの手には不法もなく

わたしの祈りは清かったのに。

大地よ、わたしの血を覆うな
わたしの叫びを閉じ込めるな。

このような時にも、見よ
 天にはわたしのために証人があり
高い天には
 わたしを弁護してくださる方がある。

わたしのために執り成す方、わたしの友
神を仰いでわたしの目は涙を流す。

人とその友の間を裁くように
神が御自分とこの男の間を裁いてくださるように。

僅かな年月がたてば
わたしは帰らぬ旅路に就くのだから。

続きます。

愛の樹オショチ†

 ウィリアム・ブレイク、ヨブ記への挿絵13「エリフの弁明」、1825

2012-01-15

今週の聖句 1月15日~21日

詩篇39篇
聖歌隊の指揮者エドトンによってうたわせたダビデの歌

わたしは言った、「舌をもって罪を犯さないために、
わたしの道を慎み、
悪しき者のわたしの前にある間は
わたしの口にくつわをかけよう」と。

わたしは黙して物言わず、むなしく沈黙を守った。
しかし、わたしの悩みはさらにひどくなり、

わたしの心はわたしのうちに熱し、
思いつづけるほどに火が燃えたので、
わたしは舌をもって語った。

「主よ、わが終りと、
わが日の数のどれほどであるかをわたしに知らせ、
わが命のいかにはかないかを知らせてください。

見よ、あなたはわたしの日をつかのまとされました。
わたしの一生はあなたの前では無にひとしいのです。
まことに、すべての人はその盛んな時でも
息にすぎません。〔セラ

まことに人は影のように、さまよいます。
まことに彼らはむなしい事のために
騒ぎまわるのです。
彼は積みたくわえるけれども、
だれがそれを収めるかを知りません。

主よ、今わたしは何を待ち望みましょう。
わたしの望みはあなたにあります。

わたしをすべてのとがから助け出し、
愚かな者にわたしをあざけらせないでください。

わたしは黙して口を開きません。
あなたがそれをなされたからです。

あなたが下された災を
わたしから取り去ってください。
わたしはあなたのみ手に打ち懲らされることにより
滅びるばかりです。

あなたは罪を責めて人を懲らされるとき、
その慕い喜ぶものを、しみが食うように、
消し滅ぼされるのです。
まことにすべての人は息にすぎません。〔セラ

主よ、わたしの祈を聞き、
わたしの叫びに耳を傾け、
わたしの涙を見て、もださないでください。
わたしはあなたに身を寄せる旅びと、
わがすべての先祖たちのように寄留者です。

わたしが去って、うせない前に、
み顔をそむけて、わたしを喜ばせてください」。

2012-01-05

偉大なる人間とは?

†A先生

あけましておめでとうございます。

こちらこそよろしくお願い申し上げます。

その後、先生のお身体は如何かな?と案じておりました。

遠路はるばる海外に行かれたあとお疲れがでなければと思いました。

先生の去年秋の検査結果は、転移でないことをまた、悪性リンパ腫でないことを願い、無事でありますようにお祈りいたします†

私たち人間は病や、生活の妨げになるあらゆる障害や、まして、死に関わることには敏感です。

私はこれらに囚われることを如何に乗り越えられるか?考え続けてきました。

囚われることで私自身に生じる心の障害を除きたいと願ってきました。

創世記は"霊・魂"の不滅の神話です。

魂は、人間の肉体に付属する物だと考えています。

しかし、魂にも愛のエネルギーがありますから、肉体から離脱して、あてどなくフラフラ宇宙空間をさ迷い、不安な状態にあるとは思いません。

むしろ、重たい肉体を引きずっていたときより、肉体的不安定な、不自由から解放されて、完全な自由を神から頂けると思っています。
 
神に与えられた新しい生命!"霊魂"の合体です。

長いメールになりましたが、お詫びかたがた次のエピソードを加えてメールを閉じます。

わたしたちが排水溝から引き上げた男性は、体の半分を虫に食べられるている状態でした。カリガートにある「死を待つ人の家」に連れてくると、彼はこう言いました。「わたしは、これまで道端で獣のように生きてきました。それなのに今愛され、手当てを受け、まるで天使のように死んでいきます。」

彼の体から虫をすべて取り除くと、満面にほほえみをたたえて、こう言いました。「シスター、神様の家に帰ります。」そして、亡くなりました。

誰を恨むでも、何かを比べるでもなく、あのように言うことができる人間の偉大さを見るのは、ほんとうにすばらしいことでした。

これこそ、どんなに物的に貧しいときでも霊的に豊かでいられる人間の偉大さ、と言うことができるでしょう。 
マザー・テレサの祷りより。
愛川英雄拝
愛の樹オショチ†

2012-01-01

星野史雄さんへ

お身体、大変な最中、お葉書拝受いたしました。
お礼申し上げます。

拙い私の闘病記が見知らぬ病友の励みになれば嬉しいです。

奥様のご無念、星野様のご心痛察するに余りあります。

僅かですが、活動費の足しにしていただけたら幸いです。五万円同封いたします。

追伸です。
四年前、左尿管癌の疑いで手術を受けました。余命一年でした。

その後、腎う癌が右腎臓に悪性リンパ腫の塊になりました。大きさは卵十個分です。
 
腹を真横に30㌢、神経を断ち切りました。

胆嚢も同時摘出しましたが、これは悪性リンパ腫治療の始まりに過ぎませんでした。

悪性リンパ腫が残った左尿管を圧迫し、一昨年の年末に水腎症を併発、左尿管にカテーテル挿入の緊急手術を受けました。

肝臓と腎臓を守るために麻酔無しの手術になりました。

覚悟を決めて手術台に仰向けになりました。
 
尿管癌の疑いで一部、切り取った、尿管の縫い目が硬直化して、カテーテル挿入が困難になりました。

手術途中、執刀医から痛みに耐えられますか?と、再度聞かれ頷きました。

その後カテーテル挿入が成功しました。
 
深いため息が出ました。すべて、悪性リンパ腫治療の対策です。
 
難儀なカテーテル挿入が成功したあと、執刀医のドクターと堅い握手を交わしました。
 
手術室が、先生、看護師さん達の顔が輝いていました。

不思議に痛みは脳に記憶されませんでした。

現在、3ヶ月に一度リツキサンと言う抗がん剤を慈恵医大本院の腫瘍血液内科の外来治療室で受けています。

吐き気、倦怠感、食欲不振に慣れました。

血小板、白血球、赤血球、ヘモグロビン、コリンエステラーゼなど、まともな数値ではありませんが、とにかく毎日生きています。
 
天運に任せています†

長いだらだらした手紙になりました。
 
お許しください。

お役にたつか分からないのですが、愛川英雄か、又は、愛の樹ホームページの闘病記に過去の闘病記など掲載しています。

お身体大変な最中の手紙重ねてお詫び申し上げます。

天界におられる奥様のご加護が星野様と、共にありますように、お祈り申し上げます。
 
寒さ厳しき折り、くれぐれもご自愛くださいますように!
 
敬具
愛川英雄拝
ニックネーム
愛の樹オショチ†

星野史雄さんの【亡き妻の無念に応える】

著書をお送りいただき、ありがとうございます。
頸椎症だけでも大変な病と承知しております。
それにC型肝炎、悪性リンパ腫と、病に向かいあいながら、
折れない心の強さに驚きます。
本は活用させていただきます。
私は来年60才、愛川様は79才、共に頑張りましょう。
11 12/31 星野史雄


記事を読む

平成23年(2011年)12月28日(水)東京新聞朝刊に掲載された、【亡き妻の無念に応えたい、闘病記専門の古書店主になった元予備校職員・星野史雄さん59】。

この記事に惹かれ、オンライン専門の闘病記古書店パラメディカを検索し、星野さん宛てに、『心の旅路』、『オショチ句集』、『生命ふたたび』(上下)、『風に吹かれて』の5冊を10部送る手配をした。

メッセージを添えて死線を越えた病友にしかわからない体験、心の葛藤がある。独りで悩み苦しまないように!祷りを込めて†

オショチ†

冒頭の手紙はそれへのご返事です。

今週の聖句 1月1日~14日

新しい年が神の祝福に満たされ、
飢餓と争いと、悲惨な血が流されない
一年でありますように切願いたします
†愛の樹教会


詩篇38篇

記念のためにうたったダビデの歌

主よ、あなたの憤りをもってわたしを責めず、
激しい怒りをもってわたしを懲らさないでください。

あなたの矢がわたしに突き刺さり、
あなたの手がわたしの上にくだりました。

あなたの怒りによって、
わたしの肉には全きところなく、
わたしの罪によって、
わたしの骨には健やかなところはありません。

わたしの不義はわたしの頭を越え、
重荷のように重くて負うことができません。

わたしの愚かによって、
わたしの傷は悪臭を放ち、腐れただれました。

わたしは折れかがんで、いたくうなだれ、
ひねもす悲しんで歩くのです。

わたしの腰はことごとく焼け、
わたしの肉には全きところがありません。

わたしは衰えはて、いたく打ちひしがれ、
わたしの心の激しい騒ぎによってうめき叫びます。

主よ、わたしのすべての願いはあなたに知られ、
わたしの嘆きはあなたに隠れることはありません。

わたしの胸は激しく打ち、わたしの力は衰え、
わたしの目の光もまた、わたしを離れ去りました。

わが友、わがともがらは
わたしの災を見て離れて立ち、
わが親族もまた遠く離れて立っています。

わたしのいのちを求める者はわなを設け、
わたしをそこなおうとする者は滅ぼすことを語り、
ひねもす欺くことをはかるのです。

しかしわたしは耳しいのように聞かず、
おしのように口を開きません。

まことに、わたしは聞かない人のごとく、
議論を口にしない人のようです。

しかし、主よ、わたしはあなたを待ち望みます。
わが神、主よ、
あなたこそわたしに答えられるのです。

わたしは祈ります、「わが足のすべるとき、
わたしにむかって高ぶる彼らに
わたしのことによって喜ぶことを
ゆるさないでください」と。

わたしは倒れるばかりになり、
わたしの苦しみは常にわたしと共にあります。

わたしは、みずから不義を言いあらわし、
わが罪のために悲しみます。

ゆえなく、わたしに敵する者は強く、
偽ってわたしを憎む者は多いのです。

悪をもって善に報いる者は、
わたしがよい事に従うがゆえに、わがあだとなります。

主よ、わたしを捨てないでください。
わが神よ、わたしに遠ざからないでください。

主、わが救よ、
すみやかにわたしをお助けください。