2013-12-31

創世記

【天地の創造】
初めに、神は天地を創造された。地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。神は言われた。
「光あれ。」
こうして、光があった。神は光を見て、良しとされた。神は光と闇を分け、光を昼と呼び、闇を夜と呼ばれた。夕べがあり、朝があった。第一の日である。

神は言われた。
「水の中に大空あれ。水と水を分けよ。」
神は大空を造り、大空の下と大空の上に水を分けさせられた。そのようになった。神は大空を天と呼ばれた。夕べがあり、朝があった。第二の日である。

神は言われた。
「天の下の水は一つ所に集まれ。乾いた所が現れよ。」
そのようになった。
神は乾いた所を地と呼び、水の集まった所を海と呼ばれた。神はこれを見て、良しとされた。神は言われた。
「地は草を芽生えさせよ。種を持つ草と、それぞれの種を持つ実をつける果樹を、地に芽生えさせよ。」
そのようになった。地は草を芽生えさせ、それぞれの種を持つ草と、それぞれの種を持つ実をつける木を芽生えさせた。神はこれを見て、良しとされた。
夕べがあり、朝があった。第三の日である。

神は言われた。
「天の大空に光る物があって、昼と夜を分け、季節のしるし、日や年のしるしとなれ。天の大空に光る物があって、地を照らせ。」
そのようになった。神は二つの大きな光る物と星を造り、大きな方に昼を治めさせ、小さな方に夜を治めさせられた。神はそれらを天の大空に置いて、地を照らさせ、昼と夜を治めさせ、光と闇を分けさせられた。神はこれを見て、良しとされた。夕べがあり、朝があった。第四の日である。

神は言われた。
「生き物が水の中に群がれ。鳥は地の上、天の大空の面を飛べ。」
神は水に群がるもの、すなわち大きな怪物、うごめく生き物をそれぞれに、また、翼ある鳥をそれぞれに創造された。神はこれを見て、良しとされた。神はそれらのものを祝福して言われた。
「産めよ、増えよ、海の水に満ちよ。鳥は地の上に増えよ。」
夕べがあり、朝があった。第五の日である。

神は言われた。
「地は、それぞれの生き物を産み出せ。家畜、這うもの、地の獣をそれぞれに産み出せ。」
そのようになった。神はそれぞれの地の獣、それぞれの家畜、それぞれの土を這うものを造られた。神はこれを見て、良しとされた。神は言われた。

「我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。そして海の魚、空の鳥、家畜、地の獣、地を這うものすべてを支配させよう。」
神は御自分にかたどって人を創造された。
神にかたどって創造された。
男と女に創造された。
神は彼らを祝福して言われた。
「産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。海の魚、空の鳥、地の上を這う生き物をすべて支配せよ。」
神は言われた。
「見よ、全地に生える、種を持つ草と種を持つ実をつける木を、すべてあなたたちに与えよう。それがあなたたちの食べ物となる。地の獣、空の鳥、地を這うものなど、すべて命あるものにはあらゆる青草を食べさせよう。」
そのようになった。神はお造りになったすべてのものを御覧になった。見よ、それは極めて良かった。夕べがあり、朝があった。第六の日である。

(創世記第1章1〜31節)


天地万物は完成された。第七の日に、神は御自分の仕事を完成され、第七の日に、神は御自分の仕事を離れ、安息なさった。この日に神はすべての創造の仕事を離れ、安息なさったので、第七の日を神は祝福し、聖別された。
これが天地創造の由来である。

(創世記 第2章1〜4節)

2013-12-29

今週の聖句 12月29日〜1月4日

詩篇126篇

都もうでの歌

主がシオンの繁栄を回復されたとき、
われらは夢みる者のようであった。

その時われらの口は笑いで満たされ、
われらの舌は喜びの声で満たされた。
その時「主は彼らのために大いなる事をなされた」と
言った者が、もろもろの国民の中にあった。

主はわれらのために大いなる事をなされたので、
われらは喜んだ。

主よ、どうか、われらの繁栄を、
ネゲブの川のように回復してください。

涙をもって種まく者は、
喜びの声をもって刈り取る。

種を携え、涙を流して出て行く者は、
束を携え、喜びの声をあげて帰ってくるであろう。

2013-12-26

‖年の瀬のどや街ラザロさん‖

おかげさまで無事に横浜のホームレスの人のところに温かい飲み物や発熱する靴下、日用品などを届けることができました。
明日から年末年始に泊まれる寮が開くそうで、今日はいちばん多かったと思います。

今回特徴的だったのは、テントを使っている人がいたことでした。ディスカウントショップで2,000円で売っているそうです。それでも買うことができない人もいて、ラザロさんの間にも持つ人と持たざる人の差があるように思いました。
しかしテントは風をしのぐだけで、寒さはあまり防げないそうです。寿町は宿代が高いので、そこから出て、横浜スタジアムの周りにテントをはっている人もいます。

昭和9年生まれの人は、年金を受け取っていますが、健康保険の更新をしなかったため、足が悪くても医者にかかれず、今度年金を受け取る時に相談するそうです。
59歳の佐藤さんは会うなりずっと涙を浮かべて、私たちが持っていったものをありがたがってくれました。「わたし2年目になるんですが、生活保護を受けてもいいんでしょうか?いろいろいう人もいますから、どうでしょうか?」私は「佐藤さんのような方のためにあると思います」と答えるとホッとしていました。なんとか年を越したいと言っていました。

和尚からのコートは、上着を持っていなかった人と、地下道で休んでいた方に渡しました。ありがとうございます。

途中からは雨が降って来て、これは初めてのことでした。また地下道は匂いが余りなく、不思議に思いましたが、これまでもあった大型換気扇が回っていて、近くの人とは大きな声で話さないと聞こえないくらいでした。
これから気をつけて帰ります。

報告者・中井町議
戸村裕司

2013-12-23

聖書物語

【イエスの誕生】

そのころ、ローマのアウグスト皇帝(紀元前3年〜紀元14年在位)は、世界じゅうのものに戸籍登録をするようにという、おふれをだしました。この登録は、税金をとりたてるためのもので、クレニオがシリヤの総督であったときに、はじめてなされました。

人びとは、登録をするために、みんな自分の生まれ故郷へ帰っていきました。ヨセフもガリラヤの町ナザレをでて、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ帰っていきました。それは、ヨセフもダビデの家からでたものだからで、もうすぐ子どもの生まれる妻マリヤといっしょに、登録をしにゆくためでした。

ふたりがベツレヘムにいるあいだに、マリヤは、はじめての子どもを生み、布にくるんで、かいばおけのなかに、ねかせました。そのとき、宿屋は人がいっぱいで、ふたりのとまる場所がなかったからです。

そのころ、羊かいたちが、夜、野宿しながら羊の群れの番をしていました。すると、神のみ使いがあらわれて、神の栄光が、まわりをてらしましたので、羊かいたちは、たいへんおそれました。

すると、み使いが、「おそれるな。わたしは、すべての人びとにあたえられる大きな喜びの知らせを、持ってきたのだ。きょう、ダビデの町に、救い主がお生まれになった。この方こそ、神の子キリストである。あなたがたは、おさな子が布にくるまって、かいばおけにねているのを見るであろう。それが、しるしである」と言うと、きゅうに、たくさんの天の軍勢があらわれ、み使いといっしょになって、神をさんびして言いました。

「いと高きところでは、神に栄光があるように、地の上では、みこころにかなう人びとに、平和があるように。」

み使いたちが天に帰っていってから、羊かいたちは、「さあ、ベツレヘムへ行って、天使がお知らせくださったことを見てこようではないか」と、くちぐちに言いました。

羊かいたちは、いそいで行って、マリヤとヨセフ、そして、かいばおけにねかしてあるおさな子をさがしあてました。そして人びとに、み使いからこの子のことについて聞かされたことを知らせました。人びとは、羊かいの話を聞いて、ふしぎに思いました。しかしマリヤは、これらのことを、みんな心にとめて、いろいろと考えておりました。

クリオン、食糧支援

クリオン、食糧支援

エスピナさんへ英文日本文

—Our second remittence and the suggestions Dec. 23, 2013

Dear Espina-san,

As we talked through phone yesterday, tomorrow we will make the second remittence of one million Japanese yen (the twice amount than the first one) to you with the suggestions for reconstruction of Culion from Oshochi.

This remittence owes to goodwill donors together with ours all Ainoki Family members.


Suggestions

1. To secure and distribute indispensable ffood and medicine for the time being.

2. To set up farmers' cooporative association to do all the work and securing necessities for recovery of farming -such as tto secure and cultivate the land, to get seeds and seedlings, etc.

3. To set up fishermen's cooporative association to do all the work and securing necessities for recovery of fishery - such as to keep watch poaching or illegal fishing, to purchase boats and gears, etc.

We entrust the leadership for these tasks to you Espina-san - to your ability and experiences.

4. As for the mangrove forest and water, we may have to leave the most of its recovery to the circulation of the nature ffor long period of time. Therefore tthe recovery of the fish breeding and nursery also cannnot be expected in short time.

Here we suggest to plant fast-growing and useful trees suitable to your climate - e.g. banyan trees, bananas, mangos, etc., you name it.


We know that our remittence is very small and far from being enough, but we remit to you with our earnest prayer and hope that it will become a foothold for the recovery and light up hope in people's mind.


Please convey our suggestions and message to Municipal Mayor Mr. Marasigan, and the staffs through you, Espina-san.


Aikawa Oshochi and all AINOKI Group Ainokai


エスピナさんへ

昨日電話で話したように、
おしょちからの復興への提案と共に
第2回目の送金をします。前回の倍額日本円で100万円を送ります。
多くの方の善意のご寄金と私達愛の樹家族からのものです。


1、当面の食糧、医薬品の確保と支給。

2、農業再生に向けて、農民達の協同組合を設立し、土地の確保耕作、種や苗の購入など全て組合で行う。

3、漁業再生に向けて、漁業協同組合を立ち上げ、密漁の監視。舟や魚具の購入など、全て組合で行う。

エスピナさんの経験とリーダーシップに委ねる。

4、マングローブの森や沼地再生は、その大部分を長い時間をかけて自然の循環に委ねざるを得ないだろう。
従って、養魚場の再生も簡単ではないだろう。

そこで、先ずは陸に、気候に合い、また成長が早く役立つ木々を植えていく。例えば
ガジュマル、バナナ、マンゴーなどか?


私達の送金は大変に小さく、充分からは遥か遠いものですが、皆さんの復興への足掛かりとなり、小さな希望の灯になることを切に願ってやみません。


以上エスピナさんを通じて、どうか
マラシガン市長始めスタッフ の皆様にもお伝え下さい。


愛川おしょち始め
「愛の樹」グループ愛の会一同より




















2013-12-22

今週の聖句 12月22日〜28日

詩篇 125篇

都もうでの歌

主に信頼する者は、動かされることなくて、
とこしえにあるシオンの山のようである。

山々がエルサレムを囲んでいるように、
主は今からとこしえにその民を囲まれる。

これは悪しき者のつえが
正しい者の所領にとどまることなく、
正しい者がその手を
不義に伸べることのないためである。

主よ、善良な人と、
心の正しい人とに、さいわいを施してください。

しかし転じて自分の曲った道に入る者を
主は、悪を行う者と共に去らせられる。
イスラエルの上に平安があるように。

2013-12-20

エスピナさんからオシヨチへの手紙

カズコ姉を通して

大切な先生へ

平和と愛を!救い主イエス・キリストが私達全てと共にあられますように。


今まで幾度となく先生と皆様への報告が遅れたり出来なかったことに、ここでもう一度先生の前にお許しを乞います。

今、私の人生に於いてこれ以上どうにもやむにやまれぬ強い思いに突き動かされている時はなく、その私の気持ちを申し上げます。
先生の祝福と祈りを失うことが大変に怖いのです。
先生が私達のことを思って下さり赦して下さり、もう一度あなたの父なる愛の中に入れてくださる喜びを感じています。


クリオンからの助けの求めに応じて下さった沢山のご寄金者のお陰で、クリオンが台風ヨランダの大災害から再び立ち上がり復興するために、信仰と兄弟愛と共に、大地を進みました。
この善き仕事を成し遂げようと頑張り、成すことができました。

最悪の被害を受けた地域社会ー土着の人々に食糧を配りました。
生きるための糧である穀物とカシューの農園を全て失い、食べられる物を探しに原野をさまよっていると聞いていた、少数部族の人々です。

被害は実に酷く、住まいを壊され自然の脅威に曝されているため、特に子供たちには大変に苛酷です。

彼らとは、アガペ教育及び栄養補給プログラムによって、貧困から助け出されたという
消えることのない沢山の思い出を共有してきました。
そして今またこのクリスマスの時に、連帯と思いやりの心と、必須物資を携えて訪ねることができて、大変に意味深く感じました。


大切なカズコさんへあなたの寛大な心をお願いでき、とても嬉しいです。私達の心の中であなたは特別な存在です。


大切な愛川先生の同じ弟子同志の一人として、大切な皆様に"メリークリスマスとハッピーニューイヤー"を。
私達の友情と主イエス・キリストとの結合が一人一人にクリスマスの奇跡をもたらしますように。


あなたの僕
エスピナより

クリオン市長からの手紙

クリオン愛の会のエスピナ氏を通して

愛川牧師様

私どもは、
クリオン愛の会によって
パラワン州のここクリオン自治市に変革をもたらして下さった
あなたの行き届いた牧師活動に大変に感謝をして参りました。

クリオン教育及び栄養補給プログラムにより、健全な成長ができる地域社会へと成るために、多大な貢献をしてくださった方として良く知られております。

これまでで、
15年にも渡り人々を貧しさから脱する助けの手を伸べて下さった、唯一最大の方です。

私たちは、あなたの尽きることのない愛の心に深く励まされてきました。このご援助に、そしてこれからのお力添えに深く感謝致します。

クリオンは11月7日8日の台風ヨランダという自然界の猛威によって壊滅状態になりました。

この小さな島の町も遠く離れた地域社会も、
補助基盤も医療もやられたため、人々は
大変な状態の中を堪え忍んでいます。

クリオン愛の会は、州、国、NGO、他の政府組織を含めた寄付、寄贈者達と共に、食糧や衣類の配給要請に応じました。

このように共同して困窮の中にいる人々に対して、最大の努力と献身をしていますが、どうにもならないほど必須物質全てが足りないものばかりです。
特に薬と食物が必須です。

こうした中、市の予算は逼迫しており、地域の農業、漁業、そして土地、の復興が切迫した問題です。

家も船も壊された沿岸の漁民たち、そして元々ぎりぎりの生活に追いやられてきていた農民たちへの対応が最も緊急です。

このクリオンが経済的に立ち直るために、善意の対応をしてくださった愛川牧師の祝福と祈りに、感謝致します。

クリオンへの変わらぬご支援によって灯してくださった復興の灯火に希望の光を見、深く感謝を申し上げます。

敬具

クリオン自治市市長
エミリアーノ マラシガン 2世

2013-12-19

エスピナさんと電話そして報告メールと写真が来ました。

詳しい内容はまた明日になりますが、


1、マラシガン市長からオショチへの礼状

2、エスピナさんからオショチへの手紙

3、送金への支出の詳しい報告

4、市による災害状況報告

5、マラシガン市長から
パラワン州の食糧を司るマネジャー宛の、手紙

6、マングローブの被害についてのエスピナさんへの報告

7、被害状況の写真48枚

8、援助食糧配給の写真26枚

です。


電話は、
報告が遅れたことをとても気にしていて
ニーニャもティンティンも出来ない状況で、
ようやく市の関係の人から送信した。

携帯がカラバオで壊れてしまったので、インダイが使っていたものを今使っている

発電施設が復旧したが、今は、昼の12時から夜中の12時の12時間だけ供給されるとのこと。


からだは大丈夫か?と聞いたら、大丈夫だとは言いましたが、
心身共に疲れが感じられる声でした〓無理ないと思いました…


まずは報告書を読んでから、また電話すると話しました。


(手紙や報告書はオトーチと手分けしてやります。
写真は多くてまだ全部開けていません)

愛の樹教会担当者

2013-12-17

忠司へ

おじさん、貴重なお話ありがとう!3センチしか帰ってこなかったその時の心情、当時の情勢、自分なりに精一杯想像してみます。

忠司へ

忠司 この世のなかは
残酷だよ!満州で戦死したおじいちゃんの中身は三センチの木片だったよ! 忠司自分流でフェイスブックに、掲載したらどうだろう?
使命感は何となく分かるもんだよ。だからね、嫉妬から陰口 叩かれても、世の中の不条理との戦いは止めない。正しいことは否定され無視される。承知でやるしかないよ!

身体に気をつけてくれ。
今は其れしか言えない。
おじいさん

Re:=?iso-2022-jp?B?GyRCQ2k7SiRYGyhC?=

忠司 この世のなかは
残酷だよ!満州で戦死したおじいちゃんの中身は三センチの木片だったよ! 忠司自分流でフェイスブックに、掲載したらどうだろう?
使命感は何となく分かるもんだよ。だからね、嫉妬から陰口 叩かれても、世の中の不条理との戦いは止めない。正しいことは否定され無視される。承知でやるしかないよ!

身体に気をつけてくれ。
今は其れしか言えない。
おじいさん

忠司

おじさん、俺ね小笠原の硫黄島に骨拾いに行きたいんよ。日本に戻してやりたい。なんでほったらかしなのかわからないよ。戦争なんて悪いにきまってる。ただ戦争の是非はともかく戻してやりたい。沖縄にしろほったらかしになってるの何年か前に初めて知ってショックだった。なんかいい方法ないかな。

クリスマスキャロル

〈物語の概要〉
スクルージとマーレイの亡霊作品の主人公は、エベネーザ・スクルージという初老の商人で、冷酷無慈悲、エゴイスト、守銭奴、人間の心の暖かみや愛情などとはまったく無縁の日々を送っている人物である。ロンドンの下町近くにスクルージ&マーレイ商会という事務所を構え、薄給で書記のボブ・クラチットを雇用し、血も涙もない、強欲で、金儲け一筋の商売を続け、隣人からも、取引相手の商人たちからも蛇蝎のごとく嫌われている。7年前の共同経営者であるジェイコブ・マーレイの葬儀においても、彼への布施を渋り、またまぶたの上に置かれた冥銭を持ち去るほどであった。

明日はクリスマスという夜、事務所を閉めたあと自宅に戻ったスクルージは、7年前に亡くなったマーレイ老人の亡霊の訪問を受ける。マーレイの亡霊は、金銭欲や物欲に取り付かれた人間がいかに悲惨な運命となるか、生前の罪に比例して増えた鎖にまみれた自分自身を例としてスクルージに諭し、スクルージが自分以上に悲惨な結末を回避し、新しい人生へと生き方を変えるため、3人の精霊がこれから彼の前に出現すると伝える。

3人の精霊[編集]スクルージを訪ねる3人の精霊は、「過去のクリスマスの霊」、「現在のクリスマスの霊」、そして「未来のクリスマスの霊」である。

過去の精霊は、眩く輝く頭部に蝋燭の火消し蓋のような帽子を持った、幼くも老成した表情をした霊。スクルージが忘れきっていた少年時代に彼を引き戻し、孤独のなかで、しかし夢を持っていた時代を目の当たりに見せる、また青年時代のスクルージの姿も見せ、金銭欲と物欲の塊となる以前のまだ素朴な心を持っていた過去の姿、そしてかつての恋人との出会いからすれ違いによる破局を示す。スクルージは耐え切れなくなり、彼から帽子を奪い無理矢理被せて光景を消した。

スクルージと第2の精霊次に出現するのは現在のクリスマスの精霊。スクルージが見上げる程の長身に冠とローブを纏い燃え盛る松明を持った、クリスマスの御馳走と贈り物に囲まれた霊である。「私には1800人以上兄弟がいるが、会ったことはないか」と豪語する(本作の書かれた年代が1843年のため)。彼は、スクルージをロンドンの様々な場所に導き、貧しいなか、しかし明るい家庭を築いて、ささやかな愛で結ばれたクラチットの家族の情景、伯父を呼べなかったことを惜しみながらも知人達と楽しい夕食会をしているフレッドの姿を見せる。またクラチットの末子ティムが、脚が悪く病がちで、長くは生きられないことを示す。スクルージがそれにうろたえると、彼が寄付を頼みに来た紳士に対して発した「余分な人口が減って丁度いい」「牢屋や救貧院はないのか」等の言葉を自身、またローブの下の「無知」「貧困」の子供達の口から投げかける。

現在の精霊と共に世界中を飛び回って見聞を広めたスクルージは、疲れ切って眠る。そして再度目覚めると、そこには真っ黒な布に身を包み、1本の青白く細い手だけを前に差し出した、不気味な第3の精霊・未来のクリスマスの精霊がスクルージを待っている。

スクルージは、評判の非常に悪い男が死んだという話を聞くが、未来のクリスマスには自分の姿がない。評判の悪い男のシーツに包まれた無惨な死体や、その男の衣服まではぎとる日雇い女。また、盗品専門に買い取りを行う古物商の老人や、その家で、盗んできた品物を売りに老人と交渉する3人の男女の浅ましい様などを見る。ここでスクルージは、その死んだ男が誰なのかを確認することはできなかった。

また、クラチットの末子ティム少年が、両親の希望も空しく世を去ったことを知る。そして草むし荒れ果てた墓場で、見捨てられた墓碑に銘として記されていた自らの名をスクルージは読む。

スクルージは激しい衝撃に襲われる。しかし、クリスマスの始まる夜明けと共に、彼が経験した悪夢のような未来が、まだ変えることができる可能性があることを知る。彼はマーレイと3人の精霊達に感謝と改心の誓いをし、クラチット家に御馳走を贈り、寄付を再会した紳士達に申し出、フ
レッドの夕食会に出向く。そしてその翌日、クラチットの雇用を見直すとともに彼の家族への援助を決意する。

のちにスクルージは、病気も治ったティムの第二の父とも呼べる程の存在となり、「ロンドンで一番クリスマスの楽しみ方を知っている人」と言われるようになるのだった。

2013-12-15

クリオン

田中久美子さんこんにちは。クリオン島をご存知とは奇遇です
今から26年前、ハンセン病の夫人のSOSでクリオン島の恵まれないご家族のお子さん達の教育支援に乗り出しました。クリオン島はハワイのモロカイ島と並ぶハンセン病の二大隔離島でした。あまりの悲惨さに黙って居られずミッションを三回派遣し、アガペ教育プログラムを立ち上げました。美しい風景に恵まれた島を維持出来たのは、海賊も感染を恐れたからだと言われていました。
アガペ教育プログラムでは約二万人のお子さん達が教育支援を受けてそれぞれ独自に旅立ちました。きっかけはともあれ、肝硬変で三ヶ月の命の置き土産が教育支援でした。クリオン島の弟子、エスピナさんはクリオン市議、パラワン州議員を努めて今はクリオン市長の相談役です。台風の被害状況は詳しく調べることは不可能です。携帯電話の普及が太陽エギーに頼りですからインフラが破壊的壊滅状況では通じなくて、心配しています!皮肉なことにクリオンの支援がなければ、26年前私はこの世を去っていました。運命の不思議、奇跡を感じます!
まだまだこれからいろいろ支援します。

愛の樹オショチ†

今週の聖句 12月15日〜21日

詩篇 124篇

ダビデがよんだ都もうでの歌

今、イスラエルは言え、
主がもしわれらの方におられなかったならば、

人々がわれらに逆らって立ちあがったとき、
主がもしわれらの方におられなかったならば、

彼らの怒りがわれらにむかって燃えたったとき、
彼らはわれらを生きているままで、のんだであろう。

また大水はわれらを押し流し、
激流はわれらの上を越え、

さか巻く水はわれらの上を越えたであろう。

主はほむべきかな。
主はわれらをえじきとして
彼らの歯にわたされなかった。

われらは野鳥を捕えるわなをのがれる
鳥のようにのがれた。
わなは破れてわれらはのがれた。

われらの助けは天地を造られた主のみ名にある。

2013-12-14

クリオンパラワン

エスピナさんもニーニャも、携帯電話全く繋がらない日々が続いています。
エスピナさんがカラバオに食料を届けに出発した前夜に、ニーニャが、電気が電気がと言っていました。

前回の何日間かは、奇跡的に繋がったとしか思えません。

元々早くて半年はかかる覚悟でいました。
未だに固定電話の回線は無い島です。復旧にどれほどかかるのか?

エスピナさんの送金先銀行の電話番号の調べがつき、かけましたが、2回線ともやはり同じ状況です。

皆の食料は?飲料は?
心配は尽きませんが
今のところ成す術が見当たりません。

愛の樹教会

シラ書

【幸いな人】
口を滑らすことのない人は幸いだ。
罪を悔やむ思いに苦しめられることがない。
良心にやましいことのない人、
希望を失うことのない人は、幸いだ。

【欲深い人間】
金に細かすぎる人に、富はふさわしくない。
物惜しみをする人に、金銭は何の役に立つのか。
生活を犠牲にしてまで蓄える人は、
他人のために蓄えるようなものだ。
その蓄えで、ぜいたくをするのは他人なのだ。
自分を痛めつけて、
だれかに楽をさせようとでもいうのか。
その人は決して自分の財産を楽しむことはない。
自分のことで物惜しみする人ほど
痛ましい者はない。
それこそは、その人の悪の報いである。
欲深さを忘れて善を施しても、
結局は、その性根を暴露する。
欲深な目つきの人間は、蓄財に身を削り、
困っている人から顔を背け、見ぬ振りをする。
貪欲な目は、自分の持ち分に満足せず、
蓄財に身を削るという悪は、魂を干からびさせる。
蓄財に身を削る者の目は、パンを惜しみ、
その食卓は貧しいかぎりだ。

【生きているうちに富を活用せよ】
子よ、分に応じて、財産を自分のために使え。
主に対しては、ふさわしい供え物を献げよ。
次のことを心に留めよ。死は必ずやって来る。
しかし、陰府の定めはお前に示されていない。
生きている間、友人に親切を尽くしておけ。
できるかぎり手を差し伸べて、援助せよ。
一日だけの幸せでもそれを逃すな。
良い楽しみの機会を見過ごすな。
お前が苦労して得たものは、他人の手に渡り、
汗の結晶も、くじで分配されてしまうではないか。
与えよ、受けよ、心を楽しませよ。
陰府で楽しみをどうして求めえようか。
生あるものはすべて、衣のように古びてしまう。
「なんじ、死すべし。」これは昔からの定め。
枝先に揺れる葉も、
散ってはまた芽生え出る。
血と肉である人間の世代も、
ひとつが終われば、他のものが生まれる。
すべての業は朽ち果てて、
人は、その業とともに消えて行く。

【知恵を持つことの幸い】知恵に深く思いを寄せる人、
英知をもって理を究める人は、幸いだ。
心の中で知恵の道を思い巡らし、
知恵の秘密を深く考える人は、幸いだ。
狩人のように、知恵の後をつけ、
その通り道で待ち伏せよ。
窓越しに知恵をのぞき見る者は、
戸口でも耳をそばだてる。
知恵の住まいの近くに宿る者は、
知恵の家の壁に釘を打ち込み、
その傍らに天幕を張る。
こうして彼は、良い家に住むことになる。
彼は、子供たちを知恵の保護の下に置き、
知恵の枝に守られて夜をすごす。
彼は、知恵の陰に覆われて暑さを免れ、
知恵の輝きに包まれて、そこに宿る。

(シラ書14章1〜27)

2013-12-08

今週の聖句 12月8日〜14日

詩篇123篇

都もうでの歌

天に座しておられる者よ、
わたしはあなたにむかって目をあげます。

見よ、しもべがその主人の手に目をそそぎ、
はしためがその主婦の手に目をそそぐように、
われらはわれらの神、主に目をそそいで、
われらをあわれまれるのを待ちます。

主よ、われらをあわれんでください。
われらをあわれんでください。
われらに侮りが満ちあふれています。

思い煩いのない者のあざけりと、高ぶる者の侮りとは、
われらの魂に満ちあふれています。

犬騒動

よく事情も知らずただ、表面的な非難のための非難が寄せられています。だったら貴方に聞きたい、明日殺されるペットを費用負担してまで代わりに引き取りましたか?皆で大切にしょうと準備万端整えて、皆でジィー〓と話しているとき、少年が握っていたリードを急に引っ張り、少年が引き摺られ、倒れ、リードを思わず放した瞬間に全速力で逃亡しました。逃げたのは6日、引き取らなければ5日に熊本保健所でガス室で処分され今は生きていません。手分けして探し回っています。非難されるべき対象者は他ならぬ我々人間ですね。
貴方に命を思いやる優しさが在ると信じます。憶測や感情的な非難、批判は教会責任者の私1人に向けてください!善意の家族を崩壊させないでください!お願いします。
愛の樹教会責任者/牧師・愛川英雄

犬騒動

よく事情も知らずただ、表面的な非難のための非難が寄せられています。だったら貴方に聞きたい、明日殺されるペットを費用負担してまで代わりに引き取りましたか?皆で大切にしょうと準備万端整えて、皆でじぇ〓と話しているとき、少年が握っていたリードを急に引っ張り、少年が引き摺られ、倒れ、リードを思わず放した瞬間に全速力で逃亡しました。逃げたのは6日、引き取らなければ5日に熊本保健所でガス室で処分され今は生きていません。手分けして探し回っています。非難されるべき対象者は他ならね我々人間ですね。
貴方に命を思いやる優しさが在ると信じます。憶測や感情的な非難、批判は教会責任者の私1人に向けてください!善意の家族を崩壊させないでください!お願いします。
愛の樹教会責任者/牧師・愛川英雄

2013-12-04

無事到着しました

明日、熊本保険所で処分される寸前のワンコ"ふれあいくん"が熊本から先ほど、動物愛護ボランティアの方から羽田空港で、無事に教会員に引き取られました。中井の教会に居る二頭と兄弟になります。今まで苦労して来たふれあいくんは安心して暮らせます。動物愛護に尽くされ、お世話くださいました方々に心から感謝申し上げます。

愛の樹教会・代表/牧師/愛川英雄

2013-12-02

エスピナさん一家から電話

‖エスピナさんから‖(japanese,&,english)

昨日、一家でコロンに行き(いつも通り舟で往復)、カラバオの人々のために、米、麺、コーヒー、子供たちにキャンディー、を始め必要な食糧を仕入れてきた。600世帯に配るため、今は一家総出で1世帯分ずつに袋詰めしている。

明日全てを舟に積んでカラバオの少数部族に届ける。

道路は倒れた木々や家々等で、どこも例えバイクでも全く通行不可能なので、舟からは背負って徒歩で運ぶ。

彼らには町から報せが行ったので、カラバオの人達が岸辺で待っていて共に運ぶ。

600世帯に配り終えるのに5日かかる予定。

この報せにカラバオの人々は涙を流して喜び感謝した。
日本の愛の樹愛の会からの援助による
と伝えた。
本当に大きな援助だ!

エスピナさんの体を心配したら、こんな働きを出来る幸せはない!体は大丈夫!と。

インダイもニーニャも彼は大丈夫!と

今回のために、送金20万4,700ペソ(日本円で50万円)の内、15万ペソ下ろした。

再び自分たちをこうして信頼してくれたことに、改めて心底感謝です、と。

この災害に間に合うように主が私たちを再会させて下さった、と話し合いました。


手伝いに帰宅していたニーニャは、明日はパラワン本島に仕事に戻るが、ニーニャの働く会社の真珠養殖場は、台風予報により、出来るだけの措置をしたので、幸い被害は少なくすんだ。
ツナミではないけれど、物凄い大波にさらされた
とのこと。


「Phone from Espina-san and family about distributing foodstuff to the minorities」

"Thanks to your remittance, yesterday we went to Coron to buy a lot of foodstuff - rice, noodle, coffee, candy for the children and other necessities - for the devastated typhoon victims in Carabao Culion, altogether 600 families.
Now we (all our family, Inday, Nina, Tintin and myself) are busy packing these foodstuff for each family at our place.
Tomorrow I am going to the place, at first by boat, then from the nearest coast on foot carrying them on our shoulders with some people from Carabao who will be waiting my arriving there. The roads and paths are blocked by fallen trees and other objects, so walking is the only way to reach the place. It will take five days to finish distributing to all the houses.
I have dispatched a person from the town to let them know our going to them with food owing to the supportive money from Japanese Agape Society of Ainoki.They were overjoyed and express their gratitude weeping. It really is great help!"
Espina-san's word.

I worried about his health condition, then he said,
"I am all right, and happy being able to work for their lives like this owing to you all."

Both Inday and Nina confirmed me, he would be all right.

"For this support, I withdrew 150,000 pesos from the remittance of 204,700 pesos (500,000yen).
I appreciate your reliance on me again from the bottom of my heart. Thank Papa and you all."

We talked that for this disaster the Lord made us reunite just in time!

Nina who have come home to help her father for the Carabao people, will be back to her work in Palawan tomorrow.
"The damage of pearl farms the company had was not so big fortunately as we have well prepared for the typhoon coming beforehand though we have been very busy doing so and taking care of the aftermath. Though it was not tsunami, the wave was very very big."
She said.

Kazuk

2013-12-01

今週の聖句 12月1日〜7日

詩篇 122篇

ダビデがよんだ都もうでの歌

1人々がわたしにむかって「われらは主の家に行こう」
と言ったとき、わたしは喜んだ。

エルサレムよ、われらの足は
あなたの門のうちに立っている。

しげくつらなった町のように
建てられているエルサレムよ、

もろもろの部族すなわち主の部族が、
そこに上って来て主のみ名に感謝することは、
イスラエルのおきてである。

そこにさばきの座、
ダビデの家の王座が設けられてあった。

エルサレムのために平安を祈れ、
「エルサレムを愛する者は栄え、

その城壁のうちに平安があり、
もろもろの殿のうちに安全があるように」と。

わが兄弟および友のために、わたしは
「エルサレムのうちに平安があるように」と言い、

われらの神、主の家のために、わたしは
エルサレムのさいわいを求めるであろう。

2013-11-28

クリオンへの送金

今朝、昨日のうちにマニラの中継銀行に到着したことが分かり
エスピナさんに連絡

彼のコロンの銀行からマニラの銀行に急ぎの送金を頼むように伝えました。

その結果、多分明日にはコロンの銀行に入金されそうなので
エスピナさんは、入金前提で明日コロンに行き、

その足でお米その他必要な品を手に入れて
まずは、根こそぎやられて援助がまるで届いていない少数部族の1500人に優先的届ける。

詳しいことは成るべく早く、メールで報告する。

パパ始め皆に心からのありがとう!を

と今彼から連絡が来ました。

カズコ

2013-11-27

シラ書

【軽率な判断をするな】
知恵があれば、身分の低い者でも頭角を現し、
高貴な人々と肩を並べることができる。
姿形が美しいからといって、人を褒めそやすな。
また、外見によって人を毛嫌いするな。
蜜蜂は、羽で飛ぶもののうち小さい方だが、
その作る蜜は、最高に甘い。
身につけている衣服を誇るな。
栄誉を受けるときでも、おごり高ぶるな。
主のなさることは、計り知れず、
その御業は、人々に隠されているからだ。
力を誇る多くの支配者が土下座するはめに陥り、
思いもよらぬ者が王冠をかぶることになった。
多くの権力者がひどい辱しめを受け、
高名な者たちが異国の人の手に渡された。
よく調べないうちに、とがめてはならない。
まず、じっくり考え、その後に叱れ。
よく聞かないうちに、答えてはならない。
他人の話に割り込むな。
自分にかかわりのない事で、人と争うな。
ならず者たちの言い争いに加わるな。

【多くの事に手を出すな】子よ、あまり多くの事に手をだすな。
何もかもしようとすれば、ひどい目に遭う。
やり遂げようとしても、果たすことはできず、
逃げようとしても、逃げきれるものではない。
苦労し、難儀し、懸命に事を運ぼうとしても、
その人はかえってますます遅れてしまうものだ。
のろまで、助けを必要とし、
何もできず、貧しさにあえいでいる人もいる。
しかし、主は、彼に目を注いで恵みを与え、
惨めな状態から引き上げ、
高めてくださった。
そこで、多くの人々は彼を見て非常に驚いた。
善と悪、生と死、
貧困と富は、主が与えるもの。
[知恵と悟り、それに律法の知識、
愛と善行の道、これらは、主が与えるもの。
迷いと闇とは、罪人と共に生じ、
悪は、それを誇る者と共にとどまる。]
主の賜物は、信仰深い人と共にあり、
主の御心は、常に彼らを成功に導いてくださる。
生活を切り詰め、強欲に富を蓄える人もいる。
だが、どんな報いがあると言うのか。
「これで安心だ。
自分の財産で食っていけるぞ」と言っても、
それがいつまで続くのか知るよしもなく、
財産を他人に残して、死んでいく。
契約をしっかり守り、それに心を向け、
自分の務めを果たしながら年老いていけ。
罪人が仕事に成功するのを見て、驚きねたむな。
主を信じて、お前の労働を続けよ。
貧しい人を、たちどころに金持ちにすることは、
主にとって、いともたやすいことなのだ。
主の祝福こそ、信仰深い人の受ける報いなのだ。
主は、幸せの花を、速やかに咲かせてくださる。
お前はこう言ってはならない。
「今の自分は何の役に立つのだろう。
今後役に立つとしたら、それは何だろう」と。
また、次のように言ってもならない。
「今の自分は満ち足りている。
今後どんな災害がふりかかるというのか」と。
人は、幸福なときには不幸を忘れ、
不幸なときには、幸福を思い出さない。
死に際して、生前の行状に応じて報いることは、
主にとって、いともたやすいことなのだ。
不幸に遭うと、すべての楽しみを忘れるが、
人の行いの評価は、その最期に明らかになる。
どんな人に対しても死を迎えるまでは、
その人のことを幸せだと言うな。
人間は、その子供たちによって、
本当の姿が知られるのだ。

【他人を家に入れるな】
だれかれかまわず家に招き入れるな。
悪賢い人間が、多くのたくらみをもって
うかがっているのだから。
高慢な人間の心は、
籠の中にいるおとりのうずらのようだ。
密偵のように、お前を陥れようと
すきをうかがっている。
彼は、善を曲げて悪に変えようとねらっており、
申し分のない行いにさえ、非難を浴びせる。
わずかな火種で、炭は燃え盛る。
罪人は、血を流そうとして、
はかりごとをめぐらしているのだ。
悪者に気をつけよ。
悪事をたくらんでいるのだから。
お前が傷つき、いつまでも苦しまないように。
他人を自分の家に同居させてみよ。
もめごとでお前は頭を悩まし、
身内の者からも疎まれる。

(シラ書11章1〜34節)

2013-11-24

今週の聖句 11月24日〜30日

詩篇 121篇

都もうでの歌

わたしは山にむかって目をあげる。
わが助けは、どこから来るであろうか。

わが助けは、天と地を造られた主から来る。

主はあなたの足の動かされるのをゆるされない。
あなたを守る者はまどろむことがない。

見よ、イスラエルを守る者は
まどろむこともなく、眠ることもない。

主はあなたを守る者、
主はあなたの右の手をおおう陰である。

昼は太陽があなたを撃つことなく、
夜は月があなたを撃つことはない。

主はあなたを守って、すべての災を免れさせ、
またあなたの命を守られる。

主は今からとこしえに至るまで、
あなたの出ると入るとを守られるであろう。

2013-11-23

聖書物語

【園のヘビ】

神がつくられたけもののうちで、いちばんわるがしこいのはヘビでした。ヘビは女にむかって「神さまがこの園の木の実をたべてはいけないと言われたのですか」とたずねました。
女は「どの木の実をたべてもいいのですが、あのまんなかにある木の実だけは、たべてはいけないのです。これをたべると死ぬから、たべてもさわってもいけないと神さまが言われたのです」と答えました。
「死ぬものですか。神さまは、あなたがたがその実をたべたら、目が見えるようになり、善い悪いがわかって、神さまのようになることを知っておられるからですよ」とヘビは言いました。
女はその木を見ました。その木はたしかに美しく、その実はおいしそうに見えました。そのうえ、たべるとかしこくなるというのなら、とてもすてきだと思いました。
そこで女は実をとってたべ、いっしょにいた夫にも、いくつかあたえました。
すると、ふたりの目が見えるようになり、自分たちがはだかでいることに気がつきました。ふたりははずかしくなり、イチジクの葉をつなぎあわせて、からだをかくしました。
その日、すずしくなったころ、神は園を歩いていました。男と女は神の声を聞いたとき、神にあわないように木のあいだにかくれました。神は男に「おまえはどこにいるのか」とよびかけました。
「わたしは園であなたの声をお聞きしたのですが、はだかだったので、おそろしくて、かくれてしまいました」と男は言いました。
「おまえがはだかだということを、だれから聞いたのか。わたしがたべるなと言いつけておいた木の実をたべたのか」と神はたずねられました。
男は言いました。 「あなたが、わたしといっしょにしてくださった女が、あの木の実をくれたのです。それをわたしはたべました。」
神は女に言われました。
「おまえは何ということをしたのか。」
「ヘビがわたしにたべるように言ったので、たべたのです」と女は言いました。

(つづく)

2013-11-22

舞いおりた天使たち

【リーダー】

徳望のある人物が、その国のリーダーとなり、国民も又、そのリーダーに絶大な信頼を与えて国家の運営を任せる。

彼は地球国家と人類、国民の幸せのために全力を尽くす。『ユートピア』の世界である。私が夢みているリーダー像である。


インドのガンジー、英国のチャーチル、アメリカ三代大統領で独立宣言の起草者、ジェファーソン、それに奴隷解放をやってのけたリンカーン、彼らは少年時代の私の心をとらえて放さなかった。

それから、日本の地図を作成した伊能忠敬、探検家の間宮林蔵、そして熱帯医学の権威であり、病に倒れたあの野口英世に私の心はときめいた。中国の孫文も偉かった。

彼らはその時々の歴史の中で、非常な困難と戦い、それを乗り越えた人生の勇者たちである。哲人ベルグソンの言葉をかりれば、進化の壁を突き破って、彷徨変異を遂げた人々である。

単に最善を尽くしただけではない。国家的、あるいは人類の危機に立ち向かった彼らには、熱い熱い愛があった。それゆえ、私心を捨てて人類に、国家に、社会に身を捧げることが出来たのだった。

今の青少年たちに、このような偉大な人格に接し、その優れた影響を受ける教育が是非必要であると、私は痛感している。

今、はびこっている、私益、省益に目の色を変え、又、党利、党略にうつつをぬかす官僚や政治家たちのようなダメ人間ではなく、高潔な、高邁なしっかりしたビジョンをもったリーダーが待ち望まれる。

私が少年の頃あこがれた偉人たちには、人々の心をひきつける特徴的な共通性があった。それは自己の利益のために何かをしたということではない。天命というか、天の声に動かされ、その使命に全身全霊を捧げた人々である。殉教者である。とにかく立派だった。私は単純思考の人間であるから、この先人たちの純粋な生き様に深い感動を覚える。

彼らは、神や仏ではなかった。イエス・キリストや釈迦とは違う。
しかし、その生き様は、まさに聖者を彷彿とさせるものがある。

もし、一国を自分の思いのままにあやつろうとする邪な人物がいたとしても、真実でないもの、神に祝福されないものの栄華の時世は長続きせず、たちまち過ぎ去る。

人間が欲のために作り出したものは、何一つ永続するものはない。
心に深く思うことがないから、ただ目先の利益や権威におぼれる。

すべては移り変ることを彼らはうっかり忘れているのだ。彼らを待ち受けているものは敗北である。過去のリーダーの中で、財貨や色欲を貪り、眼前の快楽におぼれた人物やその国家、社会は滅びた。

私たちは真実の道を求める。健全な道を求める。それは朽ちることのない永遠の生命を願うからである。人間の浅はかな煩悩にふりまわされて、困っている人を助けず、その国を見捨て、神の恵みを分かち合うことを知らない私たちで終わりたくはない。

この愛する国、日本が、そこに住む私たちが、いつでも、苦しんでいる人々に手を差しのべるような国でありたい。また率先してそのことを大胆に実行出来るリーダーを持つ国になりたい。

(「舞いおりた天使たち」より)


A Leader

A person renowned for his virtues becomes the leader of a country and the people completely trust him to govern their nation. He will do his utmost for the happiness of the world, of humanity and of the nation. This is Utopia. He is the very leader that I see in my vision.

Gandhi of India, Churchill of Great Britain, Jefferson,the third President of the US, who drafted the Declaration of Independence, and Lincoln who dared to emancipate the slaves:these are the people who captured my heart during my childhood.

Inoh Tadataka, who drew the first survey map ofwhole Japan, an explorer Mamia Rinzou, and Noguchi Hideyo, who was an authority on tropical medicine and died of a tropical disease himself; they have excited my heart. I think Sun Yat-sen of Chaina was also remarkable.

They were brave men in the battle of life who had struggled against extreme hardships and overcame them in the course of their lives. As philosopher Bergson said; these are the people who mentally achieved fluctuating variation by breaking through a barrier of evolutional process.

They not only did their best in life,but had a warm, deep love towards endangered nations and human race. It is why they dedicated themselves to human race, to their nation and to the society, abandoning their own self-interested minds.

I desperately feel that young people today are badly in need of getting to know these distinguished characters and being positively influenced by them.

We sincerely hope that a man of vision with a noble and high mind will become our leader.Today's bureaucrats and politicians are motivated by their own interests and the interests of their ministry or their party. We do not want these types of people in power anymore.

All these great men that I have admired since my chiledhood have one characteristic in common that attracts people's hearts. They are people who have not lived their lives for their own interests but have dedicated their whole selves to their mission according to the calling from heaven. They are martyrs. They are remarkable beyond doubt.

Being very simple in thought, I am touched and moved deeply by their genuine ways of life. They are not God nor Buddha. They are different from Jesus Christ or Shakya.And yet, in their lives we see those of saints.

If a wicked-minded person tried to control a country for self interested reasons, their rule, without truth and without being blessed by God, would short lived.

Nothing lasts long that has come from selfish desires of human beings. Without having genuinely deep thoughts in mind, they easily become slaves to short-sighted profit and authority.

They carelessly forget the fact that nothing lasts forever. The only thing they shall get is defeat. Looking back, the leaders who gave in to immediate pleasures like indulging in money and women, they and their nation or society perished.

We seek the true way. We seek the sound way. That is because we wish to have an incorruptible everlasting life. We never want to spend our life like the people who never know of sharing God's blessings with others. They do not help the less fortunate people but abandan their nation by following selfish worldly desires.

I really hope that all of us who live in our dear homeland, Japan, will always be ready to extend our helping hands to the people who are in pain and in need. And we hope to have a leader who can take the initiative audaciously in this way.

( from "ANGELS DESCENDED UPON US")

2013-11-21

Asking a favor for contribution for the first time!

Here let me ask a favor for your contribution for the first time to support
Culion and Coron municipalities, Palawan, located about 350 kilometers south
of Luzon!

Actually this is the first time for our church to ask any contribution or donation to anybody for these 40 years! However, now we have reached the limits of doing it only on our own!

They are being under the devastating condition just the same as Leyte! But here in Japan they don't report about these places at all!

The account number for remitting contribution is: from postal bank;
00130-9-108319 or
from other banks; 019 current (checking) account 0108319

name: Ainoki・group Ainokai

Thank you Aikawa Hideo Representative / Pastor of Ainoki Church /
Philippine Agape Society

訂正台風被害エスピナさんから

クリオンの台風被害

アイカワお父さん、カズコ姉妹、そして日本の兄弟姉妹の皆へ主イエスのお恵みと祝福がありますように

お父さん、今回の台風ヨランダについての記事を送ります。また追って写真付きの追加報告もなるべくすぐに送ります。
クリオンからカズコへお誕生日おめでとうございます!
ありがとうございますそして宜しく。 エスピナ
11月19日


2013年11月10日

パラワン
クリオン島は破壊状態


破壊的な巨大台風は、パラワン北部のクリオン及びコロン自治市に、歴史上最悪の自然災害を引き起こした。

285��のヨランダによる豪雨は、人口約2万4千人の沿岸地域に、土砂崩れと大浪をもたらし、この地域は完全に近いまで破壊され、多くの物が消失した。
11月7日8日の大破壊大洪水で、屋根は飛ばされ木製の建物は消え失せた。まさにこの種の自然災害の象徴である。
小さな島の軽い素材で出来た家々は完全にぬぐい去られ、人々は山腹の災害センターに身を寄せている。
また広い地域で、穀物類、果樹や自然林の樹木までもが根こそぎやられ、土着の人々を含めた様々な文化圏の2万4千人もの人々が食糧支援を必要としている。
マラシガン市長は知事と大統領への報告書に、この大嵐による被害を
゛無数゛と記述した。



Re: Typhoon

Greetings to my Father Aikawa my beloved sister Kazuko to all my brothers and sisters in Japan grace to you and blessings from our lord Jesus

Father, I am sending you an editorial account and forwarding likewise additional report of typhoon Yolanda with photograph soonest.
Culion is greeting you ma'am Kazuko a happy birthday!
Thank you and regards,
Espina san..

Nov 10, 2013

Palawan
Culion Island in Ruin

The devastating typhoon of a mega proportion spawn Culion and Coron municipalities in Northern Palawan its worst natural disaster in living history. Yolanda a 285 kms wind-rainstorm brought mudslides and big waves which resulted havoc and heavy loses if not total destruction to coastal dwellers in a population of of 24,000 people in general. Flying rooftops and vanish wooden structures are the trademark of these natural destroyer, a deluge of November 7 and 8, 2013. Houses of light materials in inhibited small island are completely wiped out and people are most often nestled in disaster centers in the hillside that later gave way. It also wiped out broad swaths of root crops including orchards and natural forest resulting the 24,000 people in diverse culture including the indigenous people are in need of Food Aid. Mayor Emiliano Marasigan Jr, reported to the governor and the president, descri
bes the storm damaged "incalculable".

初めての支援金お願いです!

愛川 おしょち
初めての支援金のお願いです!

パラワン、コロン、クリオン島(ルソン島から350キロメートル南下)の支援金の受付は以下の通りです。教会初めてのお願いです!40年間、今まで寄付金、支援金のお願いは皆無です!自力の限界です!ニュース番組から洩れています!
悲惨な状況はレイテ島と同じレベルです!

「加入者名:
愛の樹」グループ愛の会

郵便為替振替口座番号:
00130-9-108319

です。」 愛の樹教会/フィリピン愛の会・代表/牧師・愛川英雄

台風被害エスピナさんから

クリオンの台風被害

アイカワお父さん、カズコ姉妹、そして日本の兄弟姉妹の皆へ主イエスのお恵みと祝福がありますように

お父さん、今回の台風ヨランダについての記事を送ります。また追って写真付きの追加報告もなるべくすぐに送ります。
クリオンからカズコへお誕生日おめでとうございます!
ありがとうございますそして宜しく。 エスピナ
11月19日


2013年11月10日

パラワン
クリオン島は破壊状態


破壊的な巨大台風は、パラワン北部のクリオン及びコロン自治市に、歴史上最悪の自然災害を引き起こした。

285��のヨランダによる豪雨は、人口約2万4千人の沿岸地域に、土砂崩れと大浪をもたらし、この地域は完全に近いまで破壊され、多くの物が消失した。
11月7日8日の大破壊大洪水で、屋根は飛ばされ木製の建物は消え失せた。まさにこの種の自然災害の象徴である。
小さな島の軽い素材で出来た家々は完全にぬぐい去られ、人々は山腹の災害センターに身を寄せている。
また広い地域で、穀物類、果樹や森林開発の樹木までもが根こそぎやられ、土着の人々を含めた様々な文化圏の2万4千人もの人々が食糧支援を必要としている。
マラシガン市長は知事と大統領への報告書に、この大嵐による被害を
゛無数゛と記述した。



Re: Typhoon

Greetings to my Father Aikawa my beloved sister Kazuko to all my brothers and sisters in Japan grace to you and blessings from our lord Jesus

Father, I am sending you an editorial account and forwarding likewise additional report of typhoon Yolanda with photograph soonest.
Culion is greeting you ma'am Kazuko a happy birthday!
Thank you and regards,
Espina san..

Nov 10, 2013

Palawan
Culion Island in Ruin

The devastating typhoon of a mega proportion spawn Culion and Coron municipalities in Northern Palawan its worst natural disaster in living history. Yolanda a 285 kms wind-rainstorm brought mudslides and big waves which resulted havoc and heavy loses if not total destruction to coastal dwellers in a population of of 24,000 people in general. Flying rooftops and vanish wooden structures are the trademark of these natural destroyer, a deluge of November 7 and 8, 2013. Houses of light materials in inhibited small island are completely wiped out and people are most often nestled in disaster centers in the hillside that later gave way. It also wiped out broad swaths of root crops including orchards and natural forest resulting the 24,000 people in diverse culture including the indigenous people are in need of Food Aid. Mayor Emiliano Marasigan Jr, reported to the governor and the president, descri
bes the storm damaged "incalculable".

2013-11-20

シラ書

【尊敬に値する者】
どんな被造物が尊敬に値するか。人類だ。
どんな人が尊敬に値するか。主を畏れる人だ。
どんな被造物が尊敬に値しないか。人類だ。
どんな人が尊敬に値しないか。掟を破る者だ。

仲間の間では、権力のある者が尊敬され、
主の前では、主を畏れる者が尊ばれる。
[主を畏れることは、
主に受け入れられることの初め、
強情と高慢は、主に拒まれることの初めである。]
改宗者や外国人や貧しい人、
彼らの誇りは、主を畏れることである。
聡明な貧しい人をさげすむのは、
正しいことではない。
罪ある人をほめたたえるのは、
ふさわしいことではない。
地位の高い人や判事や権力者は、栄誉を受ける。
だが、主を畏れる者は、彼らにまさる者なのだ。
自由市民が知恵ある奴隷に奉仕しても、
分別ある人なら、それをとやかくは言わない。

【謙遜と誇り】
仕事をするとき、理屈をこねるな。
困っているとき、見栄を張るな。
働いて、すべてに満ち足りている人の方が、
パンを得る手だてを持たず、
見栄を張って生きる人にまさる。
子よ、慎み深く、自らに誇りを持ち、
自分を、あるがままに、正しく評価せよ。
自分自身を汚す者を、
だれが正しい人と認めてくれるだろうか。
自分自身を軽んじる者を、 だれが重んじてくれるだろうか。
貧しい人は、その知識によって尊ばれ、
金持ちは、その富によって尊ばれる。
貧しくても尊ばれる人は、富を得れば、
どれほど尊ばれるだろうか。
金持ちでも軽蔑される人は、貧しくなれば、
どれほど軽蔑されるだろうか。

(シラ書10章19-31節)

2013-11-18

エスピナさん家族みな無事〓\( ^O^)=?iso-2022-jp?B?GyRCIT8bKEI=?=

今エスピナさんから元気な声で〓〓

大変に恐ろしい台風だった。強風豪雨竜巻

学校も病院も彼らの家も
皆屋根がめちゃくちゃ吹き飛ばされた
沿岸は特に被害が酷い

しかし彼らはじめクリオンの人々皆守られた。

パパが言ったように
クリオンには
神様が住んでおられる。

海軍その他の援助が来て、食料も大丈夫。

エスピナさんはカラバオに届けてきた。

ついさっき通信網が回復!真っ先に電話した。

台風の時、ニーニャを含めて全員いえにいた。
台風は夕方7時に始まった。

本当に恐ろしかった
様子を書いたもの明日Eメールで送る


オショチが、エスピナさんがオショチのところに来ないから、きっと助かっている!と言っていたこと話しました。

パパが祈ってくれているって分かっていた!と


インダイにも変わって話しました


コロンにあるエスピナさんの銀行も無事の様子です


カズコ

オショチ†

クリオン島のエスピナさんに、早速支援金を明日送金します。

サビニャン〓

オショチ†の身代わりだぞ〓

神様からのテレパシー〓
だから中井に来て息を引き取った†

オショチ†合掌

2013-11-17

凡庸な悪について

見出しの「凡庸な悪」とはドイツ生まれのユダヤ人哲学者ハンナ・アーレントの言葉です。彼女は人類が今も陥りそうな悪としてそう述べていたのです。

 東京の古書店街、神保町の映画館「岩波ホール」へ行って驚きました。平日の午後、切符は一時間前に売り切れていました。映画はドイツの女性監督マルガレーテ・フォン・トロッタさんの「ハンナ・アーレント」。

 次の日、早くに並んで入れました。客席は老若男女、幅広い層で埋まっていました。

◆アーレントの傍聴記
 映画は戦後米国の大学教授となっていたアーレントによる、一九六一年にイスラエルで開かれたアイヒマン裁判の傍聴が中心です。そこで見いだした"凡庸な悪"あるいは"悪の陳腐さ"について、諄々(じゅんじゅん)と説いてゆくのです。

 アイヒマンは、ナチスによるユダヤ人虐殺責任者の一人。ガス室のある、絶滅収容所へ送る列車移送を指揮。犠牲者、推計六百万人。逃亡先のアルゼンチンからイスラエル諜報(ちょうほう)機関が拉致し、世界注視の中、裁判にかけられ、絞首刑。

 映画には、当時の映像が出てきます。

 法廷のアイヒマンは、濃色の背広にネクタイを締め、前頭部ははげ上がり、めがねをかけ、ごく普通の役人か会社員風。

 こう言います。

 「将校は忠誠を誓います。誓いを破る者はクズと見なされます」

 これに対して検事は問います。

 「では総統の死後は、その宣誓から解放されましたか」

 アイヒマンは答えます。

 「自動的に解放されます」

 そしてこの移送指揮者は言い切るのです。

 「私は手を下していません」

 世界はアイヒマンを怪物と見ようとしていました。

 アーレントは違いました。映画ではこう言います。

 「そう単純じゃない。彼はどこにでもいる人よ。怖いほどの凡人なの」

 そこで凡庸な悪という言葉が記されます。しかし大論争を巻き起こします。彼女はアイヒマンの擁護者だ、という非難を激しく浴びせられるのです。

◆開高健も見て、書いた
 アイヒマン裁判は、日本の作家開高健も見ていました。傍聴記はアーレントよりも早く「声の狩人/裁きは終りぬ」という題で発表しています。有能な小役人の、凡庸だが深い罪を慎重に観察しています。こう書いています。

 <エルサレムに来た米国人観光客に裁判の感想を聞かれると、私は二つの答えを用意していた。疲れていない時には、日本に帰ってゆっくり考えて書くつもり。疲れている時には、ここでアイヒマンが裁かれているのに原爆投下責任者であるトルーマン(米国大統領)が責任を問われないでいるのはなぜだろうか>

 冗談めかして書くのは、その悪の本質が容易には理解されないだろうという思いからでしょうか。

 そこには、凡庸な悪を唱えて罵声を浴びたアーレントと重なるものがあります。悪は凡庸であるほど悪ではなく、もしかしたら勤勉な仕事に見えるかもしれない。つまり全体主義です。

 開高は、アイヒマンは釈放すべきだった、と結論づけました。焼きごてで彼の額に鉤(かぎ)十字を烙印(らくいん)して追放すべきだった、と。

 分かりにくい凡庸な悪を、彼自身をもって悟らしめ、語らしめ、それを私たちは決して忘れまいという主張でしょう。

 残念ながら、凡庸な悪は、今いくつも見つかります。

 たとえば、米国の無人機は非戦闘員も殺して、遠隔操作者は血の臭いすら知らない。若者をテロに誘う者は、自分らの正義の名の下に若者に人道を忘れさせようとしている。排外と差別です。

 戦争ではないが、世界に格差社会をつくっている強欲資本主義は人間の軽視において同列でもあります。原子力、核兵器の潜在的かつ永続的な怖さに目をつむり、また核を拡散させる者たちは…。

◆「考えよ」という教え
 もちろん、それらをナチスの非道とその残酷さにおいて同一視しようとは思いません。

 しかし、悪が凡庸、また陳腐であるがゆえに身近にあるのかもしれないことは、十分恐れねばならないことです。その悪に陥らないために、アーレントは、ひたすらにこう言うのです。考えよ、と。偉大な恩師で愛者でもあった哲学者ハイデッガーの教えたように。

 映画「ハンナ・アーレント」に人々は長い列をつくります。

 それは、私たちが、気づかないうちに、私たち自身に、また社会に持ってしまったのかもしれない凡庸な悪について、どうにかして気づこうとし
ている証しなのではないでしょうか。

(東京新聞 社説 2013・11・17)

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ハンナ・アーレント

アイヒマン

アイヒマン

開高 健

アウシュビッツ

オショチ†

今週の聖句 11月17日〜23日

詩篇 120篇

都もうでの歌

わたしが悩みのうちに、主に呼ばわると、
主はわたしに答えられる。

「主よ、偽りのくちびるから、
欺きの舌から、わたしを助け出してください」。

欺きの舌よ、おまえに何が与えられ、
何が加えられるであろうか。

ますらおの鋭い矢と、
えにしだの熱い炭とである。

わざわいなるかな、わたしはメセクにやどり、
ケダルの天幕のなかに住んでいる。

わたしは久しく平安を憎む者のなかに住んでいた。

わたしは平安を願う、
しかし、わたしが物言うとき、彼らは戦いを好む。

犬も天国に行ける?

‖犬も天国に行ける‖ 
「天国への旅が至り尽くせりのものであるという話をしてきたので、こんな質問をしたくなるのも当然だろう。ペットも同伴出来ますかと。」

何しろ私たちの生活において動物→特にペットが……どれほど大事な存在か、いくら強調してもしすぎることはない。家族や友人が亡くなっときも、ペットは傍に居てくれる。

世界中から見捨てられたつて、忠実で居てくれる。ペットは私たちの話し相手であり、味方であり、相棒であり、親友である。仕事でくたびれて帰ったとき、夫や妻だってあれ程喜び勇んで出迎えてはくれない善し悪しは別として、確かに我々は人間よりも犬や猫を身近に感じることがあるものだ。

だからこそ天国でもペットと一緒にいたいと願うのは当然だろう。ペットが居なければ天国へ行っても本当の幸せが得られるとは思えない。(ペットは天国に入ることが許されるれのか…勿論許される!)

神はなんても望み通りのことができる。
全能の想像主、太陽と月を造られた神様に聞けば分かること!

オショチ†

2013-11-16

坂西さんの料理教室

坂西 美津雄
 不思議な国、フィリピン、アルバート・リョウショウ・カワウチさんへ

 大日本帝國海軍 男の料理

 豚肉を食べる
 「ポークソテー&ポークエッグ」

 【ポークソテー】
 豚のロースをステーキ用に切り、塩、胡椒で下味を付ける。
 フライパンにバーターを引き肉の裏表に焦げ目を付け、酒を入れて蓋をし弱火で蒸し焼きにする。(箸が刺されば焼き上がり)

 【ソース】
 肉を取り出したフライパンは洗わず、ケチャップを入れ弱火で混ぜ合わせる。

 【ポークエッグ】
 フライパンに油を引き卵を焼く、途中半分くらい卵に火が通ったら焼きあげた肉を入れ卵で包み焼きあげる。

 ポークソテー&ポークエッグには【ソース】をかけて頂くが、野菜(キャベツ)等を添える。

 キャベツは出来る限り細く刻んだ方が美味い、刻めないなら現在は良いスライサーが有る、念の為。(笑)

禁じられた遊び

[あらすじ]1940年、フランス郊外。ドイツ軍の爆撃から郊外へ避難するパリ市民の行列。5歳の少女ポレットは、逃げた愛犬を追いかけ、それを追った両親は戦闘機の機銃掃射で命を落とす。同時に死んだ愛犬のジョッグを抱き、避難の列から外れて彷徨うポレット。小川のほとりで、郊外に住むミシェルという11歳の少年と出会う。ポレットはミシェルの家でしばらく暮らすこととなった。

ミシェルの家、ドレ家は貧しかった。ミシェルには二人の兄と二人の姉がいたが、上の兄のジョルジュは馬に蹴られて重傷を負い、寝たきりになっていた。隣人のグアール一家とはいがみあっており、ことあるごとで罵り合う険悪な関係であった。ドレ家の人々はパリ育ちで都会っ子のポレットをものめずらしく見るが、温かく受け入れる。とくに末っ子のミシェルはポレットに親近感を持ち、無垢なポレットもミシェルを頼るようになる。

ポレットは死というものがまだよく分からず、神への信仰や祈り方も知らなかった。ポレットはミシェルから「死んだものはお墓を作るんだよ」と教えられ、人の来ない水車小屋に愛犬ジョッグを埋葬し、祈りをささげる。

愛犬がひとりぼっちでかわいそうだと思ったポレットは、もっとたくさんのお墓を作ってやりたいと言い出す。ミシェルはその願いに応えてやりたくなり、モグラやねずみなど、様々な動物の死体を集めて、次々に墓を作っていった。二人の墓を作る遊びはエスカレートし、十字架を盗んで自分たちの墓に使おうと思い立つ。

しばらくして、兄のジョルジュの容態が急変、亡くなった。ミシェルは父が用意した霊柩車から十字架を盗む。葬儀中、父に問い詰められたミシェルは「隣のグアールのせいだ」と言い逃れをする。一方、ポレットは教会の美しい十字架に魅せられ、ミシェルにあの十字架がほしいとねだる。後日ミシェルは教会の十字架を盗もうとするが、神父に見つかり追い出される。

ポレットにもっとたくさん十字架がほしいとねだられたミシェルは、意を決して夜中に家を抜け出す。ポレットとともに向かった先は、教会の墓地。ミシェルたちは墓地から十字架を15本盗み、爆撃で光る夜空の下、自分たちの墓地へと十字架を運ぶ。

ミシェルの兄の墓参りの日が来た。道中で、ミシェルの父は道に落ちた小さな十字架を見つける。それはジョルジュの墓につけられていたもので、以前ミシェルが盗む途中で落としたものだった。ミシェルの父は、グアールのいやがらせだと思い込む。

墓に着き、荒らされた様子に驚く一家。兄の十字架まで引き抜かれているのを目にした父は激昂し、グアールの仕業だ、復讐してやると言い、近くにあるグアールの妻の十字架を壊し始める。

ちょうど墓参りに現れたグアール一家と鉢合わせとなり、ミシェルの父とグアールは殴り合いのけんかとなる。

そこへ神父が現れ、十字架泥棒はグアールではない、犯人はミシェルだと伝えて場を収める。ミシェルはその場から逃げ出し、家出をしてしまう。
十字架を盗んだことを訴えられるのではと恐れる父は、必死にミシェルを探す。ミシェルは水車小屋に隠れ、ポレットと作った墓場を満足げに見つめていた。その夜ミシェルはこっそりと家に戻り、墓がとてもすてきになったとポレットに伝える。

ポレットを墓に連れて行こうとした矢先、警官がドレ家を訪ねてきた。戦災孤児として申請していたポレットの身請けにきたのだ。

ミシェルは父にポレットを引きとってほしいと懇願する。父は、十字架のありかを教えればポレットは引き取る、と交換条件を出す。ミシェルは悩み、ついに水車小屋にあることを告白する。しかし、父は約束を破り、ポレットの身請けの書類にサインをする。ミシェルは怒るが父は聞く耳を持たない。ミシェルは家を飛び出し、腹いせにすべての十字架を引き抜き、川に流して捨ててしまう。すべて捨てたあと、ミシェルは車のエンジン音を耳にする。それはポレットが連れて行かれる車の音だった。

多くの人があふれる駅。ポレットは修道女に連れられ、名札をつけて少し待っているように言われる。名札には「ポレット=ドレ」の文字。

人ごみの中から「ミシェル!」と呼ぶ声が聞こえる。ポレットは涙し、ミシェルの名を叫びながら探しに行く。しかし人違いで、ミシェルはいない。ポレットはミシェルとママの名を叫びながら、雑踏の中へと走っていく。

クリスマス礼拝

‖クリスマス礼拝‖来月22日・午前10時半より、中井町愛の樹教会にて、クリスマス礼拝と聖餐式を執り行います。特にフィリピン台風のおびただしい犠牲者の為に祈りを捧げます。支援活動されておられる、ボランティアの方々の安全と復興支援の為に祈ります†
尊い命を奪われた現地のご家族。兄弟姉妹の為に魂の平安の祈りを神に捧げます。†覚えてお祈り頂けたらと願います†

合掌
愛の樹オショチ†

2013-11-12

三國志

� 諸葛孔明
� 劉備
� 曹操

三國志

三國志・諸葛孔明 諸葛亮しょかつ りょう
諸葛 亮は、中国後漢末期から三国時代の蜀漢の政治家・軍人。字は孔明。司隷校尉諸葛豊の子孫。泰山郡丞諸葛珪の子。諡は忠武侯。蜀漢の建国者である劉備の創業を助け、その子の劉禅の丞相としてよく補佐した。伏龍、臥龍とも呼ばれる。今も成都や南陽には諸葛亮を祀る武侯祠があり、多くの観光客が訪れている。

生年月日: 西暦181年
生まれ: 沂南県
死没: 西暦234年, 五丈原
配偶者: 黄夫人

三国志演義の物語では、この「赤壁の戦い」で

・諸葛孔明が弓を調達するために藁を積む船をたくさん用意して、その船で曹操軍の陣営に漕ぎ 寄せます。敵と思った曹操軍はありったけの矢を放ち攻撃します。
こうして曹操軍の「10万本の矢を得る」という話

・諸葛孔明が「東南の風」を吹かすために祭壇をつくって祈り、みごとにを風を吹かせた「借東風」の話

・「華容道(かようどう)」で関羽が過去の曹操との義理のために、曹操を逃がしてあげる話

・周瑜は諸葛亮の存在を危険視し、彼を何度も罠に嵌めて彼を殺そうとするが
その先を読んだ諸葛孔明がうまく危機を乗り切る二人の攻防。

・曹操軍が船団をつなぐように進言したのは、劉備・孫権軍の間者「ホウ統」であり、
彼は諸葛亮と並び称される天才「鳳雛」であったと言う話。

・周瑜が曹操の間者である蒋幹(しょうかん)をたくみにだまして利用する話。

などなど見せ場がたくさんあり三国志でも一番楽しいところです。

三国志演義での諸葛孔明の大活躍は大半が作り話だったとしても、孫権を説得し劉備・孫権連合軍を組んで、日の出の勢いの曹操軍を退却に追い込んだという功績はたいへん大きいものでした。

この孫権・劉備連合の勝利により、曹操の天下統一の夢は打ち破られ、
諸葛孔明の考えた「天下三分の計」への道のりが現実性をおびていくことになります。

この後、劉備一行は中国の三分の一を奪い
魏の曹操・曹丕、呉の孫権、蜀の劉備と言う三国時代へ向かっていくのでした。

2013-11-10

今週の聖句 11月10日〜16日

詩篇 119篇(2)

カフ

わが魂はあなたの救を慕って絶えいるばかりです。
わたしはみ言葉によって望みをいだきます。

わたしの目はあなたの約束を待つによって衰え、
「いつ、あなたはわたしを慰められるのですか」と
尋ねます。

わたしは煙の中の皮袋のようになりましたが、
なお、あなたの定めを忘れませんでした。

あなたのしもべの日はどれほど続くでしょうか。
いつあなたは、わたしを迫害する者を
さばかれるでしょうか。

高ぶる者はわたしをおとしいれようと
穴を掘りました。
彼らはあなたのおきてに従わない人々です。

あなたの戒めはみな真実です。
彼らは偽りをもってわたしを迫害します。
わたしをお助けください。

彼らはこの地において、
ほとんどわたしを滅ぼしました。
しかし、わたしはあなたのさとしを捨てませんでした。

あなたのいつくしみにしたがって
わたしを生かしてください。
そうすればわたしはあなたの口から出る
あかしを守ります。

ラメド

主よ、あなたのみ言葉は
天においてとこしえに堅く定まり、

あなたのまことはよろずよに及びます。
あなたが地を定められたので、地は堅く立っています。

これらのものはあなたの仰せにより、
堅く立って今日に至っています。
よろずのものは皆あなたのしもべだからです。

あなたのおきてがわが喜びとならなかったならば、
わたしはついに悩みのうちに滅びたでしょう。

わたしは常にあなたのさとしを忘れません。
あなたはこれをもって、わたしを生かされたからです。

わたしはあなたのものです。
わたしをお救いください。
わたしはあなたのさとしを求めました。

悪しき者はわたしを滅ぼそうと
待ち伏せています。
しかし、わたしはあなたのあかしを思います。

わたしはすべての全きことに
限りあることを見ました。
しかしあなたの戒めは限りなく広いのです。

メム

いかにわたしはあなたのおきてを
愛することでしょう。
わたしはひねもすこれを深く思います。

あなたの戒めは常にわたしと共にあるので、
わたしをわが敵にまさって賢くします。

わたしはあなたのあかしを深く思うので、
わがすべての師にまさって知恵があります。

わたしはあなたのさとしを守るので、
老いた者にまさって事をわきまえます。

わたしはみ言葉を守るために、
わが足をとどめて、すべての悪い道に行かせません。

あなたがわたしを教えられたので、
わたしはあなたのおきてを離れません。

あなたのみ言葉はいかにわがあごに
甘いことでしょう。
蜜にまさってわが口に甘いのです。

わたしはあなたのさとしによって知恵を得ました。
それゆえ、わたしは偽りのすべての道を憎みます。

ヌン

あなたのみ言葉はわが足のともしび、
わが道の光です。

わたしはあなたの正しいおきてを守ることを誓い、
かつこれを実行しました。

わたしはいたく苦しみました。
主よ、み言葉に従って、わたしを生かしてください。

主よ、わがさんびの供え物をうけて、
あなたのおきてを教えてください。

わたしのいのちは常に危険にさらされています。
しかし、わたしはあなたのおきてを忘れません。

悪しき者はわたしのためにわなを設けました。
しかし、わたしはあなたのさとしから迷い出ません。

あなたのあかしはとこしえにわが嗣業です。
まことに、そのあかしはわが心の喜びです。

わたしはあなたの定めを終りまで、
とこしえに守ろうと心を傾けます。

サメク

わたしは二心の者を憎みます。
しかしあなたのおきてを愛します。

あなたはわが隠れ場、わが盾です。
わたしはみ言葉によって望みをいだきます。

悪をなす者よ、わたしを離れ去れ、
わたしはわが神の戒めを守るのです。

あなたの約束にしたがって、
わたしをささえて、ながらえさせ、
わが望みについて恥じることの
ないようにしてください。

わたしをささえてください。
そうすれば、わたしは安らかで、
常にあなたの定めに心をそそぎます。

すべてあなたの定めから迷い出る者を
あなたは、かろしめられます。
まことに、彼らの欺きはむなしいのです。

あなたは地のすべての悪しき者を、
金かすのようにみなされます。
それゆえ、わたしはあなたのあかしを愛します。

わが肉はあなたを恐れるので震えます。
わたしはあなたのさばきを恐れます。

アイン

わたしは正しく義にかなったことを行いました。
わたしを捨てて、しえたげる者に
ゆだねないでください。

しもべのために保証人となって、
高ぶる者にわたしを、しえたげさせないでください。

わが目はあなたの救と、
あなたの正しい約束とを待ち望んで衰えます。

あなたのいつくしみにしたがって、しもべをあしらい、
あなたの定めを教えてください。

わたしはあなたのしもべです。
わたしに知恵を与えて、
あなたのあかしを知らせてください。

彼らはあなたのおきてを破りました。
今は主のはたらかれる時です。

それゆえ、わたしは金よりも、
純金よりもまさってあなたの戒めを愛します。

それゆえ、わたしは、あなたのもろもろの
さとしにしたがって、正しき道に歩み、
すべての偽りの道を憎みます。



あなたのあかしは驚くべきものです。
それゆえ、わが魂はこれを守ります。

み言葉が開けると光を放って、
無学な者に知恵を与えます。

わたしはあなたの戒めを慕うゆえに、
口を広くあけてあえぎ求めました。

み名を愛する者に常にされるように、
わたしをかえりみ、わたしをあわれんでください。

あなたの約束にしたがって、わが歩みを確かにし、
すべての不義に支配されないようにしてください。

わたしを人のしえたげからあがなってください。
そうすればわたしは、あなたのさとしを守ります。

み顔をしもべの上に照し、
あなたの定めを教えてください。

人々があなたのおきてを守らないので、
わが目の涙は川のように流れます。

ツァデー

主よ、あなたは正しく、
あなたのさばきは正しいのです。

あなたの正義と、この上ない真実とをもって
あなたのあかしを命じられました。

わたしのあだが、あなたのみ言葉を忘れるので、
わが熱心はわたしを滅ぼすのです。

あなたの約束はまことに確かです。
あなたのしもべはこれを愛します。

わたしは取るにたらない者で、人に侮られるけれども、
なお、あなたのさとしを忘れません。

あなたの義はとこしえに正しく、
あなたのおきてはまことです。

悩みと苦しみがわたしに臨みました。
しかしあなたの戒めはわたしの喜びです。

あなたのあかしはとこしえに正しいのです。
わたしに知恵を与えて、生きながらえさせてください。

コフ

わたしは心をつくして呼ばわります。
主よ、お答えください。
わたしはあなたの定めを守ります。

わたしはあなたに呼ばわります。
わたしをお救いください。
わたしはあなたのあかしを守ります。

わたしは朝早く起き出て呼ばわります。
わたしはみ言葉によって望みをいだくのです。

わが目は夜警の交代する時に先だってさめ、
あなたの約束を深く思います。

あなたのいつくしみにしたがって、
わが声を聞いてください。
主よ、あなたの公義にしたがって、
わたしを生かしてください。

わたしをしえたげる者が
悪いたくらみをもって近づいています。
彼らはあなたのおきてを遠くはなれているのです。

しかし主よ、あなたは近くいらせられます。
あなたのもろもろの戒めはまことです。

わたしは早くからあなたのあかしによって、
あなたがこれをとこしえに
立てられたことを知りました。

レシ

わが悩みを見て、わたしをお救いください。
わたしはあなたのおきてを忘れないからです。

わが訴えを弁護して、わたしをあがない、
あなたの約束にしたがって、
わたしを生かしてください。

救は悪しき者を遠く離れている。
彼らはあなたの定めを求めないからです。

主よ、あなたのあわれみは大きい。
あなたの公義に従って、わたしを生かしてください。

わたしをしえたげる者、
わたしをあだする者は多い。
しかしわたしは、あなたのあかしを離れません。

不信仰な者があなたのみ言葉を守らないので、
わたしは彼らを見て、いとわしく思います。

わたしがいかにあなたのさとしを
愛するかをお察しください。
主よ、あなたのいつくしみにしたがって、
わたしを生かしてください。

あなたのみ言葉の全体は真理です。
あなたの正しいおきてのすべては
とこしえに絶えることはありません。

シン

もろもろの君はゆえなくわたしをしえたげます。
しかしわが心はみ言葉をおそれます。

わたしは大いなる獲物を得た者のように
あなたのみ言葉を喜びます。

わたしは偽りを憎み、忌みきらいます。
しかしあなたのおきてを愛します。

わたしはあなたの正しいおきてのゆえに、
一日に七たびあなたをほめたたえます。

あなたのおきてを愛する者には大いなる平安があり、
何ものも彼らをつまずかすことはできません。

主よ、わたしはあなたの救を望み、
あなたの戒めをおこないます。

わが魂は、あなたのあかしを守ります。
わたしはいたくこれを愛します。

わがすべての道があなたのみ前にあるので、
わたしはあなたのさとしと、あかしとを守ります。

タウ

主よ、どうか、わが叫びをみ前にいたらせ、
み言葉に従って、わたしに知恵をお与えください。

わが願いをみ前にいたらせ、
み言葉にしたがって、わたしをお助けください。

あなたの定めをわたしに教えられるので、
わがくちびるはさんびを唱えます。

あなたのすべての戒めは正しいので、
わが舌はみ言葉を歌います。

わたしはあなたのさとしを選びました。
あなたのみ手を、常にわが助けとしてください。

主よ、わたしはあなたの救を慕います。
あなたのおきてはわたしの喜びです。

わたしを生かして、
あなたをほめたたえさせ、
あなたのおきてを、わが助けとしてください。

わたしは失われた羊のように迷い出ました。
あなたのしもべを捜し出してください。
わたしはあなたの戒めを忘れないからです。

2013-11-08

牧師の療方針。今後毎月/二週間に一度朝、悪性リンパ腫の抗がん剤、ペブシド一カプセル、 +=?iso-2022-jp?B?GyRCJVclaiVzJVolaSVzSX5NUSQ5JGshKiMzJXYbKEI=?= 月に一度、リツキサン点滴600cc!カテーテ交換は来月5日、半年間に一度交換→生命維持装置。

こんばんは☆彡タイトルは長いが、島田 貴先生が自信回復した。悪性リンパ腫の対応策、オショチ†は最期の賭けに勝つ〓
「愛の樹のマグナカルタ」が基本給になる。たまた神から示された。

‖横綱白鳳、舞の海が露払いに中井に来た‖、騒ぎだだっが素晴らしい夢をみた。オショチ†の回復に無関係ではない。

アンジェラスの鐘も鳴る〓〓


クリスマスイブのサクラメントに向かって体力向上を図る〓

皆も承知の通り清貧に甘んじいるが、オショチ†に怖いもの、邪心は無い、皆の必要に応じて、(シカゴ、マニラ、クリオン、国境なき医師団を含む)サポート役に、今までのようにやる。人に話せない、相談相手にもなります。牧師に科せられた守秘義務は重い、人間同士の法律を超えたもの!

神の裁きの前にたつ覚悟あり†
悪性リンパ腫のステージ4は、リーダーシップをこれまで以上に厳しく要求されることになりました。果たします!アーメン・ハレルヤ†

合唱

2013-11-04

つい先ほどエリさんからメール→リベラ夫妻と話し合いをしました

オショチ、カズコと皆へ

オショチの予告通り、 私と私達教会が抱えている2つの問題は、良い方向に解決されつつあります。
交通事故のために出廷してから、初めてようやく少しホッとした思いでいます。

先週の金曜日に、ダド牧師と2人でリベラ牧師夫妻と会って話をしました。
我々がずっと一貫して取っている態度、つまりリベラ牧師は退任牧師であっても我々牧師連の一員であることに変わりはない。ということを改めて話し、安心して欲しいと伝えたところ、今までの家族ぐるみでの誤解が解けて、大変に喜んでくれました。

これで本当に新たな道が開かれると祈念しています。
来る聖日には特別に年一回の集会をすることになります。

私の牧師職のために、家族のために、抱えている問題のために、祈り、支えて下さって
有り難うございます。

皆様に神の祝福がより一層ありますように

平和と祝福を

エリ

2013-11-03

今週の聖句 11月3日〜9日

詩篇 119篇(1)

アレフ

おのが道を全くして、
主のおきてに歩む者はさいわいです。

主のもろもろのあかしを守り
心をつくして主を尋ね求め、

また悪を行わず、主の道に歩む者はさいわいです。

あなたはさとしを命じて、ねんごろに守らせられます。

どうかわたしの道を堅くして、
あなたの定めを守らせてください。

わたしは、あなたのもろもろの戒めに目をとめる時、
恥じることはありません。

わたしは、あなたの正しいおきてを学ぶとき、
正しい心をもってあなたに感謝します。

わたしはあなたの定めを守ります。
わたしを全くお捨てにならないでください。

ベス

若い人はどうしておのが道を
清く保つことができるでしょうか。
み言葉にしたがって、
それを守るよりほかにありません。

わたしは心をつくしてあなたを尋ね求めます。
わたしをあなたの戒めから
迷い出させないでください。

わたしはあなたにむかって
罪を犯すことのないように、
心のうちにみ言葉をたくわえました。

あなたはほむべきかな、主よ、
あなたの定めをわたしに教えてください。

わたしはくちびるをもって、
あなたの口から出る
もろもろのおきてを言いあらわします。

わたしは、もろもろのたからを喜ぶように、
あなたのあかしの道を喜びます。

わたしは、あなたのさとしを思い、
あなたの道に目をとめます。

わたしはあなたの定めを喜び、
あなたのみ言葉を忘れません。

ギメル

あなたのしもべを豊かにあしらって、
生きながらえさせ、
み言葉を守らせてください。

わたしの目を開いて、あなたのおきてのうちの
くすしき事を見させてください。

わたしはこの地にあっては寄留者です。
あなたの戒めをわたしに隠さないでください。

わが魂はつねにあなたのおきてを慕って、
絶えいるばかりです。

あなたは、あなたの戒めから迷い出る
高ぶる者、のろわれた者を責められます。

わたしはあなたのあかしを守りました。
彼らのそしりと侮りとを
わたしから取り去ってください。

たといもろもろの君が座して、
わたしをそこなおうと図っても、
あなたのしもべは、あなたの定めを深く思います。

あなたのあかしは、わたしを喜ばせ、
わたしを教えさとすものです。

ダレス

わが魂はちりについています。
み言葉に従って、わたしを生き返らせてください。

わたしが自分の歩んだ道を語ったとき、
あなたはわたしに答えられました。
あなたの定めをわたしに教えてください。

あなたのさとしの道を
わたしにわきまえさせてください。
わたしはあなたのくすしきみわざを深く思います。

わが魂は悲しみによって溶け去ります。
み言葉に従って、わたしを強くしてください。

偽りの道をわたしから遠ざけ、
あなたのおきてをねんごろに教えてください。

わたしは真実の道を選び、
あなたのおきてをわたしの前に置きました。

主よ、わたしはあなたのあかしに堅く従っています。
願わくは、わたしをはずかしめないでください。

あなたがわたしの心を広くされるとき、
わたしはあなたの戒めの道を走ります。



主よ、あなたの定めの道をわたしに教えてください。
わたしは終りまでこれを守ります。

わたしに知恵を与えてください。
わたしはあなたのおきてを守り、
心をつくしてこれに従います。

わたしをあなたの戒めの道に導いてください。
わたしはそれを喜ぶからです。

わたしの心をあなたのあかしに傾けさせ、
不正な利得に傾けさせないでください。

わたしの目をほかにむけて、むなしいものを見させず、
あなたの道をもって、わたしを生かしてください。

あなたを恐れる者にかかわる約束を
あなたのしもべに堅くしてください。

わたしの恐れるそしりを除いてください。
あなたのおきては正しいからです。

見よ、わたしはあなたのさとしを慕います。
あなたの義をもって、
わたしを生かしてください。

ワウ

主よ、あなたの約束にしたがって、
あなたのいつくしみと、
あなたの救をわたしに臨ませてください。

そうすれば、わたしをそしる者に、
答えることができます。
わたしはあなたのみ言葉に信頼するからです。

またわたしの口から真理の言葉を
ことごとく除かないでください。
わたしの望みはあなたのおきてにあるからです。

わたしは絶えず、とこしえに、
あなたのおきてを守ります。

わたしはあなたのさとしを求めたので、
自由に歩むことができます。

わたしはまた王たちの前に
あなたのあかしを語って恥じることはありません。

わたしは、わたしの愛するあなたの戒めに
自分の喜びを見いだすからです。

わたしは、わたしの愛するあなたの戒めを尊び、
あなたの定めを深く思います。

ザイン

どうか、あなたのしもべに言われた
み言葉を思い出してください。
あなたはわたしにそれを望ませられました。

あなたの約束はわたしを生かすので、
わが悩みの時の慰めです。

高ぶる者は大いにわたしをあざ笑います。
しかしわたしはあなたのおきてを離れません。

主よ、わたしはあなたの昔からのおきてを思い出して、
みずから慰めます。

あなたのおきてを捨てる悪しき者のゆえに、
わたしは激しい憤りを起します。

あなたの定めはわが旅の家で、
わたしの歌となりました。

主よ、わたしは夜の間にあなたのみ名を思い出して、
あなたのおきてを守ります。

わたしはあなたのさとしを守ったことによって、
この祝福がわたしに臨みました。

ヘス

主はわたしの受くべき分です。
わたしはあなたのみ言葉を守ることを約束します。

わたしは心をつくして、あなたの恵みを請い求めます。
あなたの約束にしたがって、
わたしをお恵みください。

わたしは、あなたの道を思うとき、
足をかえして、あなたのあかしに向かいます。

わたしはあなたの戒めを守るのに、
すみやかで、ためらいません。

たとい、悪しき者のなわがわたしを捕えても、
わたしはあなたのおきてを忘れません。

わたしはあなたの正しいおきてのゆえに
夜半に起きて、あなたに感謝します。

わたしは、すべてあなたを恐れる者、
またあなたのさとしを守る者の仲間です。

主よ、地はあなたのいつくしみで満ちています。
あなたの定めをわたしに教えてください。

テス

主よ、あなたはみ言葉にしたがって
しもべをよくあしらわれました。

わたしに良い判断と知識とを教えてください。
わたしはあなたの戒めを信じるからです。

わたしは苦しまない前には迷いました。
しかし今はみ言葉を守ります。

あなたは善にして善を行われます。
あなたの定めをわたしに教えてください。

高ぶる者は偽りをもって
わたしをことごとくおおいます。
しかしわたしは心をつくして
あなたのさとしを守ります。

彼らの心は肥え太って脂肪のようです。
しかしわたしはあなたのおきてを喜びます。

苦しみにあったことは、わたしに良い事です。
これによってわたしはあなたのおきてを
学ぶことができました。

あなたの口のおきては、わたしのためには
幾千の金銀貨幣にもまさるのです。

ヨード

あなたのみ手はわたしを造り、
わたしを形造りました。
わたしに知恵を与えて、
あなたの戒めを学ばせてください。

あなたを恐れる者はわたしを見て喜ぶでしょう。
わたしはみ言葉によって望みをいだいたからです。

主よ、わたしはあなたのさばきの正しく、
また、あなたが真実をもって
わたしを苦しめられたことを知っています。

あなたがしもべに告げられた約束にしたがって、
あなたのいつくしみをわが慰めとしてください。

あなたのあわれみをわたしに臨ませ、
わたしを生かしてください。
あなたのおきてはわが喜びだからです。

高ぶる者に恥をこうむらせてください。
彼らは偽りをもって、わたしをくつがえしたからです。
しかしわたしはあなたのさとしを深く思います。

あなたをおそれる者と、
あなたのあかしを知る者とを
わたしに帰らせてください。

わたしの心を全くして、
あなたの定めを守らせてください。
そうすればわたしは恥をこうむることがありません。

2013-11-02

生命ふたたび

生命ふたたび(10)
─ある頸椎症患者の記録─

共感・往復メール

田中道孝・K子・あいかわ

ここに"弟"田中道孝君と弟子K子、そして私あいかわの間で取り交わされた手術前後のメールのやりとりを報告します。


〈兄貴へ〉
2003年3月17日(月) 田中道孝→あいかわ

先日のお手紙を拝見して大変心配しておりました。肝臓の状態まで配慮しなければならない兄貴の状態からすれば僕のほうはたいしたことないと思いますが、その手術はまったく私の場合と同じで、前方固定と言い、首の前から食道その他を掻き分けての手術です。確かに出血はほとんどありませんでした。

仰向けのままにベッドで頭部を両方から固定されて真上を見ることしか出来ずに、天井を見つめていると、天井の模様の中に幻覚が見えたことを思い出しました。しかし私の時と違い1週間で退院とあるのは驚きです。ちなみに私の場合退院まで4ヶ月を要しました。また固定方法もまったく違うようで医学の進歩を感じます。僕の足もなかなか改善しないので一度診察を受けてみたいと思った位です。いずれにしても大変な手術には違いなくご無事をお祈りしております。予定が決まりましたら教えてください。道孝


〈道孝様〉 3月25日(火) K子→道孝

おしょちへのお便り読ませて頂きました。
あの非情とも言える手術を受けておられたのですね。どれほどおつらかったかと… そしておしょちのことをどれほど心配なさったことかと思いました。

取り除いた椎間板の代わりになるものが開発されたことで、本当に多くの人々が助けられているのだと思わされました。これなしでの手術はおしょちには不可能です。道孝さんにも間に合ってほしかったですが。

長く患っているC型肝炎、肝硬変のことがあり、主治医はとても心配されましたが、おしょちが一目で信頼をおいた外科医と麻酔科医は自信をもっておられます。

その麻酔科の先生はGOT、GPTの数値がもっと悪く、血小板がもっと少ない患者も少なからず担当してこられ、手術執刀医は脳外科の先生で、脳の手術用の顕微鏡を使うため、肉眼による手術とは比べるべくもなく安全な手術をしておられます。

このお二人のコンビで、何人もの苦しんでいる方々を助けてこられた、経験豊富な深いお人柄の先生方です。このお二人に全幅の信頼を置き、全てを神様にお委ねしています。

現在おしょちが耐え続けている激痛は壮絶です。痛み止めは一切使っていませんし、わずかでも睡眠をとるために、処方された睡眠薬マイスリーを夜2分の1から1錠飲むのみです。


〈午後入院〉 4月8日(火)朝 K子→道孝

痛みは限界に来ていますが、ものすごい精神力でそれを越えてなお大きな思いの中に時を過ごしています。
「大丈夫だから安心して待っているように」とのおしょちから道孝さんへのメッセージをお届けします。今日午後入院します。


〈第二伸〉 同日午後 K子→道孝

無事入院しました。
明日もう一度CTスキャンをやって、あさって手術です。
「格段に進んだ手術方法で、その上兄貴が信頼を置いた医師の執刀なので、心配いらない。大した手術ではない。それより漁業界の再編にエネルギーをしっかり使うこと。」
おしょちから道孝さんへのメッセージです。安心して大切なお仕事に力を注いでください。

(つづく)

「生命ふたたび」 2003年6月1日発行 より

2013-10-30

生命ふたたび

生命ふたたび(9)
─ある頸椎症患者の記録─

それから数日後のことである。たまたま私たちが留守にした日に突然訪ねて来た彼女は、私たちの集会所のある団地5階の、踊り場から下に身を投げた。本当に悲惨な状態であった。母親から緊急の知らせを聞いて、北里大学病院の救急医療センターに駆けつけた。一度目の自殺未遂の時には、私が持たせた十字架を握り締めていたという。しかし、二度目の奇跡は起きなかった。それから3日後の2000年(平成12年)9月29日(金)夜、午後10時31分、息をひきとった。24歳であった。

母親は顔をそむけて、遺体安置室に決して入ろうとはしなかった。私は胸が締め付けられ、苦しく、再び目をあけることのない彼女を、救えなかったことへの無念さに、強く唇をかみ締めていた。北里大学病院では、死亡診断書が書けないという。霊柩車に乗せられたMちゃんの遺体が運ばれた先が、今回私が手術を受けた、おか脳神経外科の一階の部屋であった。

Mちゃんの検死をしてくださった医師が、山下弘一先生であった。秋の夜の寒さつらさを、私は決して忘れてはいない。運命の不思議なめぐり合い、4月10日の手術は、岡伸夫院長先生とその山下弘一先生の手で行われ、私が救われたのである。天に帰ったあのMちゃんの私への恩返しかもしれないと、私は胸の奥底からこみ上げてくる熱いものを感じていた。

愛の樹ふるさとの家 日田の、日当たりのよい庭に、Mちゃんのための乙女の祈りの彫像が置かれ、その下に小さなお墓がある。私たちはここを、「Mちゃんのお花畑」と呼んでいる。天に帰ったMちゃんの、愛のメモリーである。
合掌


−治りました−

まず顕著な症状を以下に記します。

1、 両手足に生じていたあの恐ろしい激痛がウソのように消えた。
2、 両手の指のふるえがピタリと止まった。
3、 下着がまともに着られるようになった。
4、 胃の圧迫感が消えて働きがスムーズになった。温もりが出てきた。
5、 便秘がなくなった。
6、 両手両足の関節痛が消えた。
7、 右目の視力が回復してきた。
8、 血小板が増えた。
9、 水で手が洗えるようになった。

次にまだ改善されていない症状

1、 左右両手の感覚障害、冷感がある。
2、 両手の小指と薬指の痺れがあり、天候に左右される。
3、 左肩の筋肉痛が若干残っている。
4、 手術後に全身の骨が痛む。
以上
5月1日(術後20日)現在 あいかわ

(つづく)

「生命ふたたび」 2003年6月1日 発行 より

2013-10-28

エリさんへ

主にあるエリさんへ

今月12日の事故の件はどうなりましたか?

2つのことをオショチは心配しています。

先ず一つは、エリさんが加害者になっていないか?

二つ目は、リベラ牧師の引退はどうなったか?

この2つが解決しないと、エリさんも先へ進めないでしょう。

我が主は言われました。「解決は同時に行える」

問題はエリさんの覚悟です。
エリさんが引き起こした事故なら、保険会社がどうあろうとも
きちんと被害者に対する始末をすること。

次に、リベラ牧師、ダド牧師を含めた心からなる和解が与えられているかどうか。

2つの事態の解決へのキーポイントは、ただエリさんの誠意にある。

道は険しくても、後ろ指を差されないようにきちんとした対策を取ること。
その決意があれば、主がエリさんに『勇気と力と知恵』を
与えて下さいます。

以上 簡潔にまとめて出来るだけ早く(1週間以内に)オショチ宛てに返信して下さい。
教会内の細かい処理、手続きなどは、此方には不要です。

今回の警告を通して、エリさんが立ち直ることを信じています。

今回のエリさんの体験は、霊的成長に欠かせない神からの最高の贈り物と、受け止めてください。

最後に、オショチとエスピナの体調は良い方向に向かっています。エスピナの末娘のティンティンがフェイスブックを始めるかも知れません。その時は知らせます。

エリさんと家族のために主のご加護を祈ります オショチ

Dear Eli-san in the Lord,
How has it been the aftermath of the vehicular accident on 12th this month?

I am concerned about two matters.

First; If you have become an assailant in that accident or not

Second; What has become of the completion of the retirement of Rev. Marz Rivera.

I'm afraid you will not be able to step forward with these two problems unsolved.

My Lord said to me;"These two problems will be brought to settlement at the same time!"

Your resolution to carry it through is the key!

If it is you who caused the accident, it is badly necessary for you to deal with the aftermath and to take care the victims at heart by yourself, aside from the insurance company.
Are you yourself all right from the shock of the collision? We do hope so.

Next: wheather you have heartily made peace among all of you including you, Pastor Dado, Rev Rivela and others.

Your sincerity is the only key to settle these two matters.
However hard it seems to be, deal with these two problems properly not to be talked about behind your back.

If you have that resolution, the Lord surely gives you "the courage, the power and the wisdom" !

Please e-mail me your response clearly and briefly as soon as possible (in less than one week).
We don't need the explanations about the church management or administration and so on.

I believe you will regain your footing through the given warning.
Take these experiences you are now going through as the most precious gift from God for your spiritual growth.

Now I will tell you some good news; our physical condition ,both Espina and myself, is getting better.
Tintin, Espina-san's youngest daughter may get an account of the Facebook for her father. We'll let you know about it,when she does.

We pray God's grace be with you and family. Oshochi

‖エデンの園‖

‖エデンの園‖
神は東ほうにあるエデンに、一つの園をつくり、そこに人を住ませました。そこには、美しい木や、おいしい実のなる木などがしげっていました。そして園のまんなかには"命の木"と"善と悪を知る木"がはえていました。

一つの川がエデンから流れでて園をうるおし、そこからわかれて四つの川となっていました。
第一の川はピソンと呼ばれ、第二の川はギホン、第三の川はヒデケル、第四の川はユーフラテスと呼ばれていました。神はエデンの園にひとをつれていって住まわせ、園のせわをさせたり、番をさせたりしました。そして「おまえは園のどの木の実でもすきなようにたべなさい。しかし「""善と悪を知る木"の実だけは食べてはいけない。それを食べたら、きっと死ぬことになるから」と言われました。また「ひとがひとりでいるのはよくない。わたくしはひとのために相手をつくってやろうと言われました。けれどもまずはじめに、野のすべてのけもの、空のすべての鳥をひとのまえにつれてきて、ひとがけものゃ鳥になんと名づけるかごらんになりました。」

2013-10-27

今週の聖句 10月27日〜11月2日

詩篇 118篇

主に感謝せよ、主は恵みふかく、
そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。

イスラエルは言え、
「そのいつくしみはとこしえに絶えることがない」と。

アロンの家は言え、
「そのいつくしみはとこしえに絶えることがない」と。

主をおそれる者は言え、
「そのいつくしみはとこしえに絶えることがない」と。

わたしが悩みのなかから主を呼ぶと、
主は答えて、わたしを広い所に置かれた。

主がわたしに味方されるので、
恐れることはない。
人はわたしに何をなし得ようか。

主はわたしに味方し、わたしを助けられるので、
わたしを憎む者についての願いを見るであろう。

主に寄り頼むは人にたよるよりも良い。

主に寄り頼むはもろもろの君にたよるよりも良い。

もろもろの国民はわたしを囲んだ。
わたしは主のみ名によって彼らを滅ぼす。

彼らはわたしを囲んだ、わたしを囲んだ。
わたしは主のみ名によって彼らを滅ぼす。

彼らは蜂のようにわたしを囲み、
いばらの火のように燃えたった。
わたしは主のみ名によって彼らを滅ぼす。

わたしはひどく押されて倒れようとしたが、
主はわたしを助けられた。

主はわが力、わが歌であって、
わが救となられた。

聞け、勝利の喜ばしい歌が正しい者の天幕にある。
「主の右の手は勇ましいはたらきをなし、

主の右の手は高くあがり、
主の右の手は勇ましいはたらきをなす」。

わたしは死ぬことなく、生きながらえて、
主のみわざを物語るであろう。

主はいたくわたしを懲らされたが、
死にはわたされなかった。

わたしのために義の門を開け、
わたしはその内にはいって、主に感謝しよう。

これは主の門である。
正しい者はその内にはいるであろう。

わたしはあなたに感謝します。
あなたがわたしに答えて、わが救となられたことを。

家造りらの捨てた石は
隅のかしら石となった。

これは主のなされた事で
われらの目には驚くべき事である。

これは主が設けられた日であって、
われらはこの日に喜び楽しむであろう。

主よ、どうぞわれらをお救いください。
主よ、どうぞわれらを栄えさせてください。

主のみ名によってはいる者はさいわいである。
われらは主の家からあなたをたたえます。

主は神であって、われらを照された。
枝を携えて祭の行列を祭壇の角にまで進ませよ。

あなたはわが神、わたしはあなたに感謝します。
あなたはわが神、わたしはあなたをあがめます。

主に感謝せよ、主は恵みふかく、
そのいつくしみはとこしえに
絶えることがない。

2013-10-26

生命ふたたび�

生命ふたたび(8)
─ある頸椎症患者の記録─

−回想(2)Mちゃんの恩返し−

もうひとつ、不思議な出来事がある。私は当時、横浜の綱島で、小さな子供たちを集めて日曜学校を開いていた。その中に、Mちゃんというかわいい女の子がいた。4歳だった。私が彼女に再会したのは、それから17年後であった。それまで音信不通の彼女が、ひょっこり教会に私を訪ねて来た。

Mちゃんは、私が胸にかけていた十字架に目をやると、どうしてもそれがほしいとおねだりした。Mちゃんの首に私の十字架をかけてやると、満面に喜びをたたえて「ありがとう、おしょうさん」と礼を述べ帰っていった。それから間もなくのことである。自宅近くのマンションの三階から彼女は飛び降り、重症だという知らせを母親から受けた。びっくりして病院に飛んでいった。

教会の弟子を連れて行き、朝方まで待合室で彼女の回復を祈り続けた。それから何日かたって、また病室に来て欲しいと言う連絡があった。母親とMちゃんが私を待っていた。彼女は「おしょうさん、私は洗礼を受けたい」と言い出した。母親も同意した。私はMちゃんにはっきり言った。「もう二度とこういうことはしない、と約束するなら、洗礼式をしましょう」。彼女は「はい!もう絶対に自殺はしません」と誓いを立ててくれた。

弟子立会いの、小さな5人だけの洗礼式となった。場所は横浜労災病院の上階の個室であった。受洗日は1998年(平成10年)3月4日(水)午後である。それまで彼女は、キリスト教の新興宗教の○○教の熱心な信者であったという。いろんな宗教に首を突っ込んでいたらしい。母親が「この子のために随分出費がある」とこぼしていた。わけもなく得体の知れない診療所に行き、治療を受けて帰ってきて、カウンセラーの指導料が一回につき数万円だという。

日を追うにしたがって彼女は回復し、ようやく普通の明るい娘になってきた。集会に来ては、カレーライスやカマンベールチーズがおいしいと言って、目を輝かせていた。

ある日、暗い顔をして彼女が集会に来た。聞くと、今朝母親と言い争いをしたという。精神科のドクターから薬を飲め飲めと言われた。薬の服用がつらいのに、母親がドクターの言いつけ通り、「私のつらさにおかまいなく薬を飲ませるので苦しい」と訴えた。トイレか洗面所で薬を吐き出しているところを母親に見つかり、いっそう監視の目が厳しくなったと涙をこぼした。その時うかつにも、私たちは彼女の本当のつらさを見逃していた。

(つづく)

「生命ふたたび」 2003年6月1日 発行 より

2013-10-24

クリオン島エスピナさんと会話出来た

〓くれて嬉しい〓
ととても喜んで
とてもいい声でした。

腎臓の方は良くはないようだけれど、落ち着いてはいる様子。

息子は代わりの人がまだいなくて、離れられないので、10月帰国は無理で、多分11月に延期になる。
マニラに迎えに行ったインダイ達は土曜日朝帰ってくる。

看護師になった末娘のティンティンはインターネットが得意なので、エスピナさんのためにfacebookへの登録は、どうもニーニャからティンティンにバトンタッチされた様子。

ティンティンはいつも愛の樹に感謝している。アガペ教育プログラムのお陰でカレッジまで行かれて看護師になれた。

最初の2年間はクリオンの病院に奉職。
そのあとは?日本で!と、エスピナさんの夢!

エスピナさんがオショチの夢で、オショチの隣に寝ていて、会えてとても喜んでいた、こと話したら

そうだろう、いつもいつも祈っているから。
オショチはきっと長生きして下さる!ずっと祷り続けている†から

と。

中井のイエスさまの十字架の鐘〓の話をして、今日はそのために中井に行って来た、と話したら、
あの庭に!
覚えている覚えている!
鐘〓が付いたら是非、見て音色を聴きに来てね!と話しました。
嬉しそうでした。

何しろ話せたこと
心底とてもとても喜んでいました。

元気な声でホッとしました(^O^)

みんなによろしく伝えて下さいm(__)m


カズコ

2013-10-23

ミッション

生命ふたたび(7)
─ある頸椎症患者の記録─

−回想(1)−

つくづく思うことがある。小さな家庭にしろ、会社あるいは国家にしろ、先頭に立つ人の人間性、人はこれに深い影響を受けている。よくも悪くもである。たとえそれがどういうところであっても、人の目の届かないところに、痛む者へのやさしい心づかい、息づかいがあれば、それは全体の人格を表す。

痛みは、悪いことばかりではなかった。この体の中から、深いところから湧き上がる、確かな手ごたえがあった。それは愛の樹ふるさとの家 日田の、そして私たちが近い将来実現を願っている、「愛の樹ふるさとの家診療所」の開設への一歩となった。

その基本は、ディアコニア(奉仕)である。もっと深くは、イエス・キリストの弟子たちへの遺訓の中に含まれている。

私たち小さなグループの、第二幕が開いたのである。一人の弟子を福祉先進国の欧米に派遣し、短い期間ではあったが、現状の長所短所を学ばせた。その上でまず、数名の者たちにホームヘルパー二級の資格を取得させ、丹沢の山が見渡せる高台の、静かな環境の中に土地を求め、ふるさとの家を建設した。だが、何かが足りない。

私たちの愛の会は、発足するまでの22年間は、伝道に励んでいた。ドヤ街に身を投げた。その中で元獣医師のMKさん、愛称マーちゃん(当時60歳)を横浜・寿町のドヤ街から救い出したり、刑務所を出所したばかりのKJ兄(当時57歳)を、「地の塩の箱」の江口木綿子さんに頼まれ引き受け、起居を共にしたこともあった。そういう生活の連続の中で、私の体,肝臓は蝕まれていったのである。

ある日、マーちゃんが突然血を吐いて倒れた。町田市の伊藤病院に担ぎこんだ。そこで聖マリアンナ医科大学(今回私の手術を担当してくださった山下先生の母校でもある)から来ておられた、外科医福田護先生に出会い、同大学病院で緊急手術を受けることになった。

身寄りのない彼の、私がただ一人の身内であった。1988年(昭和63年)4月13日(水)、福田先生より電話をいただいた。マーちゃんの胃がんの手術は心臓に危険性があるため、手術の時期について検討中であると、出来れば翌月半ばに延期したいと伝えられた。

しかし、4月15日(金)、内科の外園医師から「心臓弁膜症があるが手術に耐えられる。腎臓も支障ない」と改めて言われた。2日前は不可能であった。ドクターから、マーちゃんの持っていたタバコを取り上げるように言われ、私は彼からタバコを取り上げた。

4月19日(火)、外科医福田先生に、聖マリアンナ医科大学病院の医務室に呼ばれた。福田先生は私に、「これから手術を行いますが、やはり危険が伴うので、成功するように待合室でお祈りしてください」と言われた。

先生は手術の前に牧師である私に「神癒がありますように」と感動的なメッセージをくださった。むろん、私はそのつもりであったし、この手術は成功するであろうことをその時、確信した。

数時間たって、福田先生に呼ばれた。マーちゃんの切り取った胃袋を見た。まずその第一印象は、でこぼこの胃の中に広がったイソギンチャクのようなものだと感じた。大きいので15ミリ、小さいので5ミリくらい、小さな月面クレーターのようにも見えた。私が生まれて初めて見た、恐しい胃がんの実物であった。

その福田先生は今、大学病院の外科学(乳腺内分泌外科)の教授をしておられると聞いた。

(つづく)

「生命ふたたび」2003年6月1日発行 より

2013-10-22

山羊さん

先日、テレビ、新聞記事に掲載された、雑草処理係の山羊さんに会いに行きました。早朝人気もなく近寄ってみましたら厳重な柵に囲まれていました。大きな山羊さんが四頭、これなら大食だと思います。白いテントが二ヶ所。床は二段階、下は隠れ家、上は見張り台?水飲み場らしきものがありました。


町田市山崎団地の真ん中辺りです。いずれ道路になる草ぼうぼうの予定地です〓〓
朝早く起きた甲斐がありました。写真は古い携帯電話のカメラ〓ですから不鮮明です(^^ゞ

2013-10-20

今週の聖句 10月20日〜26日

詩篇 117篇

もろもろの国よ、主をほめたたえよ。
もろもろの民よ、主をたたえまつれ。

われらに賜わるそのいつくしみは大きいからである。
主のまことはとこしえに絶えることがない。
主をほめたたえよ。

2013-10-19

遺書

生命ふたたび(6)
─ある頸椎症患者の記録─

−遺書−

博多にいる"弟"田中道孝君から聞いたこともあったし、色々考えて私は遺書をしたためた。今にして思えば「滑稽」なことであるが、3月1日以前は、手術そのものが捨て身の覚悟でなければ、私自身が納得しなかった。

遺書は、「愛の樹」グループ愛の会(教会)、NGOフィリピン・クリオン島を助ける愛の会、愛の樹ふるさとの家 日田、それぞれに関して、弟子、親しい友人、家族に対して宛てられた。

そのほかに、クリオン島のアガペ教育プログラムの教育費受給生1600人の子供たちとその家族宛て、彼らの世話をしているクリオン愛の会のリーダーである、弟子でクリオン市議のフランシスコ・エスピナ兄、また、マニラにいる息子と私が呼んでいる、エリエゼール・M・パスクア主教(フィリピン・キリスト合同教会南ルソン管区主教)などに宛てたものである。

私が「死んだら」いかにしてこの会を維持するか、細かいことを、運営方法、維持などについても触れた。そのためにも、「愛の樹」のマグナカルタ、仲間の兄弟姉妹の和合、ルールの厳守などを書き記した。その遺書を弟子に託し、万が一の時公表するように伝えた。それほど、私は追いつめられていたのである。

自分一人ではとても生きられない。何一つするにも、仲間の協力がなければ何も動かないということを、改めて思い知った。人間は、一人では生きられない動物だ。

−生きた一言−

少し話しは変わるが、ICUのベッドの上に横たわっている時、看護副部長さんがポツンと言われた。
「私に信仰心は無いけれど、奇跡は信じます。癒されていく奇跡を、たくさん見てきましたから」。
感動的な、生きた言葉であった。彼女は付け加えた、「自分の中にある、生きる力を信じてください」と。

翌朝自室に戻る時、心にしっかり刻みこんだこの言葉に対して、感謝の言葉を私は伝えた。すると彼女は、「いいえ、私こそ、患者さんたちから多くのことを学んでいるのですよ」と言葉を返された。

(つづく)

「生命ふたたび」 2003年6月1日発行 より

2013-10-18

アンジェラスの鐘

"祇園精舎の鐘の音。諸行無常の響きあり"。
「アンジェラスの鐘〓の響きは神えの讚美と感謝の祈り†。亡き人々へのレクイエムの響きです〓」

2013-10-16

肝臓さん

生命ふたたび(5)
─ある頸椎症患者の記録─

−肝臓さん−

手術の翌日、11日のお昼、おかゆが出た。軟らかい野菜が添えてある。少しずつ喉に流しこんだ。手術の時に喉に差しこんだ管の傷跡が痛い。飲みこむのが大変だったが、体力をつけるために必死に胃に流しこんだ。

肝臓の治療については、毎週、治療してくださっている松浦知和先生から、岡院長先生へメッセージが伝えられていた。そのメッセージが徹底されていて、「生理食塩水」100�に「強力ミノファーゲン」40�を混ぜて、朝夕2回、点滴していただいた。

手術から4日後の日曜日の夜、突然、体にひどいじん麻疹が出た。月面のクレーターのような赤いでこぼこが、全身に出た。ものすごいかゆみである。若いナースの方が、私の体の異常に気づくと、すぐ院長先生の下に走った。院長先生のすばやい処置、「生理食塩水に強力ミノファーゲンを混ぜた点滴」を、3時間かけて静脈に流しこんだ。それから少しずつかゆみが治まり、完全にじん麻疹が消えるまで10日間位かかったが、きれいに消えた。

退院前に採血した検査結果ではGOT、GPTがともに60台に、血小板7万2千に回復していた。手術による全身麻酔イコール肝不全の危険性など間接的に聞き、心配をしていたが、これは「杞憂」であった。

3月1日、岡院長先生のご説明を受けた後、麻酔科医の中田先生の部屋に呼ばれた。私の関心事は、手術での肝臓のダメージによる肝機能の低下、血小板が少ないことの出血などについて、専門医の立場から説明していただくことにあった。

私は単刀直入に先生にお聞きした。「私のような悪条件の患者の場合、このような手術は可能でしょうか?」彼は、岡院長先生と同じように、確信に満ちて「大丈夫です」と、まず答えてくださった。
「うちの院長先生の場合、頸椎症のオペではほとんど出血しません。しかしあなたの場合、ひょっとしたら100�、あるいはもう少し出血があるかもしれません」。
「事前に自己血液の保存は必要でしょうか?」「いや、大丈夫です」
「血小板の補充は?」「コストが高くつくし、その必要はありません」。
短い質問に短く、明快な回答が与えられた。

──さあ、全ての準備は整った。4月10日よ、早く来い!
待ち遠しい日になった。この日から、つまり3月1日から4月10日までの40日間が、私にとって一つの闘いになったことも事実である。
痛みに耐え切れない場合の緊急手術のことも含めて、70年間の私の人生の総決算が与えられた。我が人生の心構えを、その日が一変することになろうとは、その日以前考えつかなかった。

(つづく)

「生命ふたたび」(2003年6月1日発行)より

2013-10-15

詩・色彩

(トマト)
トマトは太陽の子供/真っ赤な色の着物を着ている。
(オオイヌノフグリ)
オオイヌノフグリは/染め物屋の子供/空の蒼で体を染めている。

(あの人は)
黒染めの衣を
白衣に変えた/
神様から頂いた/天使の色。

(無色)
まだ 産まれない
命/この世の手垢に染まらない色。
(羽衣)
天女の羽衣は/
虹の松原の深みどり

(猜疑心)
幽界の色/心の晴れ間を知らず/
閉じ込められた色
(愛)
静かな色/
誰もが望む/
美くしい色

(天漏り)
ざぁー!と降り注ぐ色/説明出来ない色
詩:オショチ

詩:色彩

�トマト
�オオイヌノフグリす�あの人は墨染の衣を白衣に変えた

�無色
�天の羽衣
�猜疑心
�愛の色
�天漏り

2013-10-13

今週の聖句 10月13日〜19日

詩篇 116篇

わたしは主を愛する。
主はわが声と、わが願いとを聞かれたからである。

主はわたしに耳を傾けられたので、
わたしは生きるかぎり主を呼びまつるであろう。

死の綱がわたしを取り巻き、
陰府の苦しみがわたしを捕えた。
わたしは悩みと悲しみにあった。

その時わたしは主のみ名を呼んだ。
「主よ、どうぞわたしをお救いください」と。

主は恵みふかく、正しくいらせられ、
われらの神はあわれみに富まれる。

主は無学な者を守られる。
わたしが低くされたとき、主はわたしを救われた。

わが魂よ、おまえの平安に帰るがよい。
主は豊かにおまえをあしらわれたからである。

あなたはわたしの魂を死から、わたしの目を涙から、
わたしの足をつまずきから助け出されました。

わたしは生ける者の地で、主のみ前に歩みます。

「わたしは大いに悩んだ」と言った時にもなお信じた。

わたしは驚きあわてたときに言った、
「すべての人は当にならぬ者である」と。

わたしに賜わったもろもろの恵みについて、
どうして主に報いることができようか。

わたしは救の杯をあげて、
主のみ名を呼ぶ。

わたしはすべての民の前で、
主にわが誓いをつぐなおう。

主の聖徒の死はそのみ前において尊い。

主よ、わたしはあなたのしもべです。
わたしはあなたのしもべ、あなたのはしための子です。
あなたはわたしのなわめを解かれました。

わたしは感謝のいけにえをあなたにささげて、
主のみ名を呼びます。

わたしはすべての民の前で
主にわが誓いをつぐないます。

エルサレムよ、あなたの中で、
主の家の大庭の中で、これをつぐないます。
主をほめたたえよ。

2013-10-12

生命ふたたび�

生命ふたたび(4)
─ある頸椎症患者の記録─


私にとって今回の手術は、思いこみもあるが、大手術だと考えていた。だが翌朝、私自身、自分でも目を見張るような奇跡を体験した。

手術を受けたのが4月10日(木)の午後1時から7時半近くまで、それから一晩ICU(回復室)にいて、自室に戻るための処置を受け、試しに水を飲んで異常がないことが確かめられると、翌朝には車椅子で201号の自室に戻された。ナースの方が居なくなって、私はそろりとベッドから起き上がり、段差のある部屋の中のトイレに入ってみた。オシッコをした。激痛が走って、真っ赤な血の塊が出てきた。

それからそっと廊下に出てみた。まず、すぐ近くにあるティー・コーナーに向かった。距離にして約10メートルか。窓の外に、まぶしいほどの木々の若葉が、目に飛びこんできた。それから手すり伝いに、廊下を少しずつ歩いてみた。首の右側の傷口に、大きな絆創膏が貼ってある。保護のために、首にウレタン製の青いソフトカラーが巻いてある。3メートル位先しか下を見られないが、手すりと廊下の床の高さを、勘を頼りに歩いた。

昨夜、私がすべりこんだ手術室の前まで来て、あの電光標示板を見つめていた。ゆっくり歩いていると、「まあ、びっくり!」と若いナースの方に声をかけられた。「無理しないでくださいね」。

私がふと道孝君のことを…その痛みが、伝わったのは、その声を聞いた瞬間である(後で、私たちが取り交わしたメールの記録をお知らせしたいと思います)。
彼から来た私の携帯電話のメールの中に、「えっ、まさか! これは奇跡です」という驚きの言葉が綴られていた。第一、私自身が、あの大手術の直後に歩行可能だとは、夢にも考えていなかったのである。

注意しなければならない私自身の大切な役目を、岡院長先生から伝えられた。
「転ばないこと」。転んだら、私にとって少し大げさな言い方をすれば、一巻の終わりである。はめこんだばかりのボルトが、転んだショックで外れて、喉に突き刺さったら、そう思うと足がすくんでしまった。しかし、慣れとはすごいものである。日が経つうちに、その恐怖心はだんだん薄れてしまった。が、人が近づくと急に怖くなったりした。

もう一度、改めて思うことがある。驚異的な高度な外科医術の進歩。そして、その技術を裏付けてくださる外科医の存在がなければ、医療行為がなければ、私の現在は悲惨な結果になっていたはずである。

長時間に渡る手術、それには慎重な計画、緻密なメスの使い方、精神の集中力、体力、外科医の技量、濃密な人間性、全てが総動員される。私が経験した生々しい「奇跡」には、深い深い先生たちの「人格の裏付け」があればこそであった。

(つづく)

「生命ふたたび」2003年6月1日発行より抜粋

2013-10-06

今週の聖句 10月6日〜12日

詩篇 115篇

主よ、栄光を
われらにではなく、われらにではなく、
あなたのいつくしみと、まこととのゆえに、
ただ、み名にのみ帰してください。

なにゆえ、もろもろの国民は言うのでしょう、
「彼らの神はどこにいるのか」と。

われらの神は天にいらせられる。
神はみこころにかなうすべての事を行われる。

彼らの偶像はしろがねと、こがねで、
人の手のわざである。

それは口があっても語ることができない。
目があっても見ることができない。

耳があっても聞くことができない。
鼻があってもかぐことができない。

手があっても取ることができない。
足があっても歩くことができない。
また、のどから声を出すこともできない。

これを造る者と、これに信頼する者とはみな、
これと等しい者になる。

イスラエルよ、主に信頼せよ。
主は彼らの助け、また彼らの盾である。

アロンの家よ、主に信頼せよ。
主は彼らの助け、また彼らの盾である。

主を恐れる者よ、主に信頼せよ。
主は彼らの助け、また彼らの盾である。

主はわれらをみこころにとめられた。
主はわれらを恵み、イスラエルの家を恵み、
アロンの家を恵み、

また、小さい者も、大いなる者も、
主を恐れる者を恵まれる。

どうか、主があなたがたを増し加え、
あなたがたと、あなたがたの子孫とを
増し加えられるように。

天地を造られた主によって
あなたがたが恵まれるように。

天は主の天である。
しかし地は人の子らに与えられた。

死んだ者も、音なき所に下る者も、
主をほめたたえることはない。

しかし、われらは今より、とこしえに至るまで、
主をほめまつるであろう。
主をほめたたえよ。

2013-10-05

孤高の伝道者�

孤高の伝道者(2)−
6歳から12歳までの間の空白を聞くことができました。先生は無賃乗車をして大阪まで行ったのです。
警察に保護された幼い少年の身元引受人は、桃谷順天堂の社長さんでした。教育の機会に恵まれぬ少年は、そこで初めて学ぶ機会を与えられたのです。生涯忘れられない恩人。「桃谷先生」と吉冨先生は事あるごとに話してくれました。
先生の学歴は小学校卒でしたが、これで十分役に立つ!と言われていました。事実、驚くほどの博識と、教養を身に付けていました。達筆でした。
吉冨先生は人様から受けた恩のすべてを、信仰者らしく神を通して形を変えて人々に返していきました。

鹿児島県肝属郡串良町の消防団長、玉木さん。(私は直接、ご主人と面識はありませんが)奥さんの玉木シツ子さんから、ご主人の回心のエピソードを聞きました。信仰の証のハーモニカを形見に譲り受けました。60年はたっている代物だと思います。私は今でもそれを大切にしています。小さな集会の時、神への感謝が込み上げてきた時、60年前のハーモニカで讃美歌を吹奏します。

ハーモニカのいわれはこうです。
町一番の頑固者、決して神を信じない男と言われた玉木シツ子さんのご主人、玉木消防団長は、先生の真心に打たれ吉冨先生から、洗礼を受けます。神に生涯を捧げ決心をしました。
町の人々が驚きました。無神論者のあの頑固オヤジが教会堂を建てた。牧師のいない教会です。神を信じる信者たちの祈りの結晶でした。ハーモニカは讃美歌の吹奏に買い求めたと言うことでした。思いがけない頂き物になりました。吉冨先生の心の奥底には、人間の常識を超えた超在的な力が働いているとしか思えませんでした。

九州伝道の折り、当時、吉冨先生が住んでおられた佐賀県鳥栖市の村の外れの小さな藁葺きの一軒家を訪ねたことがあります。

冬の寒い夜でした。しんしんと凍りつく夜、一軒家にポツンと灯がともり、部屋の中に入って行くと、裸電球の下で、囲炉裏の前で聖書を読んでいる吉冨先生の姿を目にしました。

土間付きの一部屋、土間の奥に内井戸と小さな炊事場があり、お椀が2個、目につきました。私が来たのも気が付かないようで、最初は聖書を読んでいると思ったのですが、眠っておられたのです。その肩に黒い毛皮が見えます。何だろうと?近寄ってみると、猫が吉冨先生の首を温めていたのです。

やがて目が覚めた吉冨先生は「いつ来られたとですか?」と、少し恥ずかしそうに語りかけてくれました。
「このエリマキ猫ちゃんはどうしてこう上手に吉冨先生の首に巻きついているのでしょう?」と聞くと、
「小さな捨て猫だったこの子が私の家族ですたい。この子なりに何か恩返しがしたくて、寒い夜はいつの間にか肩に乗って私の首を温めてくれる猫湯たんぽですたい。」

猫ちゃんの顔を見ると私を全く気にしない様子でそのままの姿勢を保ち続けていました。一事が万事、このような有り様ですから、平凡な人間にはとても真似の出来ないことだとつくづく思いました。
「これからどこへ行きなさる?」
私は「当てがありません」と答えました。
「ほんじゃぁ、わしも一緒に連れて行ってくれませんかのう?」

「先生、この猫ちゃんはどうします?」

「この子は自分で生きる知恵を身につけておるけん、心配はいらんですたい。」
それから当てのない九州への伝道の旅が始まります。

続きます。

2013-10-02

生命ふたたび�

生命ふたたび
─ある頸椎症患者の記録─

−ICU(回復室)にて−

尿管が差しこまれているとも知らずに、オシッコが出たくて痛くて思わず声を出した。小さな子供のように、「オシッコがもれるよう!痛いよう!」
寝ずに看護を続けてくださっている看護副部長さんが「大丈夫。もれないから」と、何度も優しく説明してくださった。が、また「もれるよう! 痛いよう!」
「朝、院長先生がお見えになったら尿管がとれるかもね。それまでのがまんですよ!」

同室に、私を含めて4人いた。苦しそうなせきが一晩中聞こえた。痰が喉につまっているらしい。私も苦しい。なぜ痰がでるのか何度も質問した。「それはね。全身麻酔をしたでしょう。そのためなのよ!」「痰を出しなさいね! がんばってね! 気管支から肺に入ると大変よ!」

彼女は肺炎、感染症、肝硬変などによるあらゆる危険から私を守り続けてくださった。小さな懐中電灯で目の中を時々調べ、血液の酸素量、酸素マスク、センサーの脱落など、気が遠くなるほどの処置を朝まで続けてくださった。若いナースの方も真剣そのもの、一寸した異変に目配りをしてくださった。

痰が止まり、尿管の痛みがとれたら「どんなに幸福かなあ!」と私はひたすら、朝と院長先生の姿を待ち続けたのである。

−手術−

喉の右を8センチくらい切り開いて、手術が進められた。
「動脈、複雑な神経、食道などの様々な器官を痛めないように、左右に分けて慎重にやります。拡大スコープを使用します。患部が1ヵ所ならば3時間で済みますが、3ヵ所あるので5時間はかかります。しかし、もし何か他に異常があれば、もう少し長くなるかもしれません」
手術前に岡院長先生から、何度も何度も丁寧に説明していただいたので、「不安、恐れは皆無」であった。

執刀は脳神経外科医の院長、岡伸夫先生、それに山下弘一先生が加わった。「私も今夜お手伝いします」と、笑顔のやさしい若い女性が、手術前に声をかけてくださった。麻酔科医の中田先生の事前の説明は、手術に対する私の精神的な負担を完全に吹き飛ばしていた。

これは、手術室という名の「聖域」で行われた、わが人生の何幕目かの大ドラマでもあった。

「院長の手術は完全です。神技です」と翌朝そっと教えてくださったのは、山下弘一先生とナースの方々であった。わたしは深くうなずいた。アーメンである。

話はさかのぼるが、3月1日(土)、少し緊張気味な面持ちで初診を受けた患者の私に、岡院長先生は、全身に温かさをにじませて応対してくださった。謙虚なその態度に触れて、「このお方に出会うためにここまできたのか!」と感無量であった。

長年、C型肝炎と肝硬変の治療に熱意を注いでくださった、主治医である東京慈恵会医科大学付属病院の消化器・肝臓内科の教授、戸田剛太郎先生やスタッフの方々、特に今、身近に毎週治療を受けている松浦知和先生のお姿と、岡院長先生が重なった。

(つづく)

2013-10-01

チャップリンと政治家

ニュース番組を見ていますが、テレビ放送は各社、画一的な画面ばかり。リーダーの記者会見の政策ビジョンが、心の琴線に触れないのです。単なる批判は無責任だと思い控えます。
「しかし何故?と自問自答しています。言葉のレトリックを感じます。」

話題をガラっと変えます。喜劇王、チャップリンは、世界中の観客に幸せや感動を与えました。子供達や家族、様々人々に幸せを懸命に、映画と言う手段で伝えました。そのおどけた仕草、役者の奥に秘められた、チャップリンの努力。苦難。人間としての尊厳。深み。温もり。優しさ。誠実さに感動します。
政治家も、国民に感動を与える政策を、実現不可能だとは思いません!チャップリンに学ぶことがたくさん在ると思いますが?如何でしょうか? 独り言でした

2013-09-30

人間

13世紀の哲学者
カトリックの偉大な聖人、トマス、アクィナスは人間の体が天国で得る4つの特質をあげている。

霊妙、輝き、機敏、
不滅。
これは聖書のなかの記述で、キリストが身を持って示した性質を反映したもの、
要するに、体の働きが根底から変わること。(一例・サナギが羽化して蝶に変わる様→メタモルフエ)肉体は、原子、分子、細胞で構成されている。肉体とは、そういゆうもの。
魂と違って大きさと重さと形を持っている。(ある親しい医師から、死について問われた時、死後は、重さが消える体験と、簡単に説明したら、納得しました。)

【原子】
それ以上分割すると物質の特性を失う、分子を構成している最小の粒子。

【分子】
物質の化学的性質を失わずにある最小の粒子。分数の横線の上に書かれる数。集団を構成する成員の一部。

【粒子】
物質を構成している細かいつぶ。
生き物に例外無し。

【霊妙】
人間の知恵ではとうていはかりしれないほど、すぐれてとうといこと。神の叡智

【輝き,耀き】
聖書では モーセの十戒の、ホレブ山で燃える芝の中で モーセに言われた。「わたしは在りて、在るもの」。
又イエスが弟子達の目の前で姿が光に包まれ白く輝き変貌した、ヘルモン山の奇跡がある。

【機敏】
聖書では人間の魂の救済に当たった弟子達の愛の行為は、聖霊の命ずるままに身の危険を省みず直ちに敏捷に行動した。 カトリックのトマス、アクィナスは「本当にこの人こそ世に来たるべくして現れたメシア!」 だと改めて、弟子達の信仰から確信したのである。

【不滅】
霊魂の不滅は、死を恐れる人々を勇気付けた。イエスの伝道生活は僅か三年の身近い期間だった。しかし、そのイスラエルと言う小さな苗床から育ったイエスの精神が弟子達を通してやがて全ての国、全ての人類に広まっていく物語は次の時代になってからである。

みんな名もない貧しい僕(しもべ)だった。-イエスの弟子達を突き動かしたものは 「全世界に出て行き全ての造られたるものに福音を宣べ伝えよ」と言うイエスの言葉だった。 その裏付けこそイエスの復活である! (マルコ16:15)
権威主義に変わった現在のキリスト教と、原始福音時代のキリストの弟子達の信仰を、私は切り離しています†
愛の樹オショチ†

写真は新約聖書時代の地図。

2013-09-29

今週の聖句 9月29日〜10月5日

詩篇 114篇

イスラエルがエジプトをいで、
ヤコブの家が異言の民を離れたとき、

ユダは主の聖所となり、
イスラエルは主の所領となった。

海はこれを見て逃げ、
ヨルダンはうしろに退き、

山は雄羊のように踊り、
小山は小羊のように踊った。

海よ、おまえはどうして逃げるのか、
ヨルダンよ、おまえはどうしてうしろに退くのか。

山よ、おまえたちはどうして雄羊のように踊るのか、
小山よ、おまえたちはどうして小羊のように踊るのか。

地よ、主のみ前におののけ、
ヤコブの神のみ前におののけ。

主は岩を池に変らせ、
石を泉に変らせられた。

イエスの髪の毛

加地 淳一
黒人の髪の毛が、ちじれてるのは、肉皮膚組織が、アルカリ土壌だからであり、更に、毛の在る動物は、血液ダニの死骸成分で作られてるので、殺すの力の高い、放出能力の高い量の高いことと、毛の量は、比例する!
因みに、イエスは、ちじれ毛ですね!

2013-09-28

孤高な伝道者吉冨泉先生�

−孤高の伝道者�−

血気盛んな40代、横浜市日吉と六角橋で独立伝道に立ち上がった私の目の前に現れた高齢の伝道者の先生がおられました。お名前は吉冨 泉先生です。

あの頃、私は中古自動車に"神は愛なり"と手書きしたビラを貼り付け、日本列島、南から北へ走り回っていました。

ある時、生まれ故郷の日田に立ち寄った時、藤原哲夫というお方に巡り会いました。九大医学部出身の耳鼻科医でした。(歌人斎藤茂吉の弟子)。
熱心なクリスチャンで、人々に神の愛を伝えていました。日田市三隈川のほとりに、古風な木造二階建ての診療所がありました。藤原耳鼻咽喉科医院は入院施設を完備していました。耳鼻科医としての名声は高く、食事も患者に合わせきめ細かく、九州各地から患者が大勢来ていると地元の人から聞きました。

ある晩、祈祷会があるから参加してほしいと言われ、二階の広い座敷で10人程の人々が集まり、熱心に祈り合いました。その時、同席したのが、吉冨 泉先生でした。少し背中が丸く小柄な先生でしたが、目には光があり、ひとたび祈り始めると、初めて体験する心が震えるような神への霊的讚美がほとばしり出ました。

集会が終わった後、私たちは3人で酒を酌み交わし、それぞれ自己紹介を兼ねて語り始めました。吉冨先生はどちらかといえば寡黙なお方でした。何か言葉にならない重荷を背負っていらっしゃる。これが第一印象でした。

「初めて自分の事を語るですたい」 と、前置きをしてゆっくり話し始めました。

「出身は鹿児島県 指宿、生家は土地の名家でしたが、私の知らない訳があって母は実家に戻され再婚しました。一人残された私は、毎日母を慕い、畑の隅で母の実家の方向を向いて泣いてばかりいました。
そんな私に嫌気が差したのか、『泉は一向に懐かん。可愛げのない子じゃ。そげん母親が恋しいなら勝手にしろ』と言われて、わずか6歳の私は家出をしました。

子供にとっては長い長い母捜しの旅でした。途中で空腹のあまり、畑の土を口の中に入れている自分に気がつきました。
疲れはててやっとたどり着いた母には既に子供がいて、『泉、かわいそうだが、一緒には暮らせないんだよ』と、母は涙をポロポロこぼし、私をその場に置いて『待っていなさい』と言うと、人目をはばかるように家の中に入っていきました。しばらくすると小さな風呂敷に包んだ物を渡して、『お父さんの所へお帰り』。その母の涙でくしゃくしゃになった顔を見ながら、私は一目散に走っていました。
行き先はわからなかったのです。もう帰る家はどこにもない。それじゃなくても嫌われていた私が父の家に戻って歓迎されるはずがありません。

それから…」と先生はしばらくうつむいて、
「12歳の時、道端で募金活動をしている救世軍の士官に声をかけられました。士官は私の貧しい身なりからすべてを察知したようで、救世軍の宿舎に住まわせてくれました。
早天祈祷会、朝食、後片付け。私は一生懸命に雑役に励みました。それが認められ、救世軍の士官になりました。しかし、何か自分の心の奥底にある使命と現実の自分の中に違和感を感じ始め、救世軍を離れました。

私は神にひざまずいて祈りました。
『私の行く先をお示し下さい!』
何の応答もなく日が過ぎていきます。
その時、一つの思いが私の心をよぎりました。『そうだ!土と生きよう!大地と生きよう!』
私は農家に住み込み、農業のイロハを学びました。

時が来て、また旅に出ました。持ち物は、大切な聖書一冊、讃美歌、少しの下着。それだけで充分でした。

当時、農家は日照りにやられたり、害虫にやられたりして収穫は少なく、皆、貧しい暮らしに追われていました。

ある古い農家の離れを借りて、そこで集会を開くことにしました。村人たちはうさんくさい目で私を見つめ、陰口も随分たたかれました。『得体の知れん何処の馬の骨だかわからんヤソ教の男に何ができるとか?』このままでは埒が明きません。私は意を決して農家の人々に声をかけました。

当時、トマトは品種改良も進まず、実が赤くなる前に枯れたり、実が落ちたりしていました。

『私のやり方でトマトを作れば一本の苗木に80個の赤い実が成る。また、種無しぶどうの種の作り方を教えます。』夜、借家に村人を集めて熱心に話しました。

これには村人も仰天しました。それから間もなく、私にまたひとつあだ名がつきました。"ホラ吹き吉冨"です。
私は腹を据えて村人の生活を良くし、幸せになってほしいと思う一心から、一本の苗木に80個の実が成るトマト作りに打ち込みました。

土を調べたり、気候条件、農耕に必要なすべてを日記につけ記録しました。トマトの苗を植えてから、観察日記をつけ、何度も失敗しましたが、遂に1つの苗から大小合わせて、80個近いトマトが出来ました。茎が折れないように成長するに従って竹で枝を支え、日当たりと風通しに目を配り、堆肥を口に含んで味見をし、そうして私の祈りは遂に神に聴き届けられ、トマトという形で実証されたのです。

この現実を目の前にして村人の心は一瞬にして変わりました。それから私の綴った研究ノートを農家のリーダーに渡し、私は黙ってその村を去りました」。

ここまで聞き終えると、藤原先生の目には涙が浮かび、私も神との道行きは、聖句の説明ではなく、身を投げ出す実証だと胸をつかれました。

(つづく)

シラ書:は後に掲載いたします。

2013-09-24

愛の樹の皆へ〓

今日も神のご加護で
一日が過ごせました〓
いろいろ肉体的には辛いですが、辛い体験の中でも新たな発見がありま。それを伝えたくてメッセージを書いてみます。

我が身体の中の愛しい細胞達が力を合わせて、内外から攻めて来る悪い癌細菌と真剣勝負している姿を視ました。自然治癒力の仕組みをも視ました。"脳中夢"かもしれませんが?

この不思議な有様に、痛みを忘れしばし魅了され、興味をそそられました。生命の営みの最果てで命を組み立て維持する現実に感動しました!

人はやがて地上生活を閉じて天国に旅立つ〓ことになります。天国には新しい仕事が待ち受けているのです。今我々がやってきたどんな仕事より満足感は高く刺激的です!

あの、ウインストン・チヤーチルは「天国に行ったら最初の百万年は絵を描くことにあてて、絵画をとことん究めるつもりだ」と述べています。

まさにチヤーチルの言う通り!

神は天地を創造し、生き物、そしてあと人間を創られた。七日目に休まれた。創世記の物語において神はそれが時間を追って行われた。始まりがあり、途中経過があり、終わり〓ガあって、この過程の締めくくりに休まれた。とあります。それが聖日です!
しかし天国はそれぞれの能力を最大限行かす世界に変わりはありません!

人間には生まれつき基本的欲求と言う物があります。成長、学ぶ、愛情、人との繋がり、
夢にも思わなかた様々なことに直面しますがそれはあなたの宝物になります〓
良い夢を〓アーメン・ハレルヤ†