2012-11-29

朝方の夢

今朝方
眉間の十字架がビリビリし始めたので
額に指を当てていたら、突然透明感に包まれた。


辺りに清らかな空気が漂い、
全ての命が幸せの中に安心して暮らしていた。

体が軽くなり何の抵抗感もなく、思った瞬間に行きたい場所にいた。

今まで見聞きした程度の不完全な癒しとは
全く異次元の完全な癒しが在ると確信した
 モーセの十戒が授けられた、シナイ山
ホレブの故事を実感した

神は燃える芝の中に光りとして現れた

改めて永遠とは何か命とは何か

生きることとは何か透明感に包まれて
朝を迎えた


オショチ†

2012-11-25

今週の聖句 11月25日~12月1日

詩篇74篇
アサフのマスキールの歌

神よ、なぜ、われらをとこしえに捨てられるのですか。
なぜ、あなたの牧の羊に怒りを燃やされるのですか。

昔あなたが手に入れられたあなたの公会、
すなわち、あなたの嗣業の部族となすために
あがなわれたものを思い出してください。
あなたが住まわれたシオンの山を
思い出してください。

とこしえの滅びの跡に、あなたの足を向けてください。
敵は聖所で、すべての物を破壊しました。

あなたのあだは聖所の中でほえさけび、
彼らのしるしを立てて、しるしとしました。

彼らは上の入口では、おのをもって
木の格子垣を切り倒しました。

また彼らは手おのと鎚とをもって
聖所の彫り物をことごとく打ち落しました。

彼らはあなたの聖所に火をかけ、
み名のすみかをけがして、地に倒しました。

彼らは心のうちに言いました、
「われらはことごとくこれを滅ぼそう」と。
彼らは国のうちの神の会堂をことごとく焼きました。

われらは自分たちのしるしを見ません。
預言者も今はいません。
そしていつまで続くのか、われらのうちには、
知る者がありません。

神よ、あだはいつまであざけるでしょうか。
敵はとこしえにあなたの名をののしるでしょうか。

なぜあなたは手を引かれるのですか。
なぜあなたは右の手を
ふところに入れておかれるのですか。

神はいにしえからわたしの王であって、
救を世の中に行われた。

あなたはみ力をもって海をわかち、
水の上の龍の頭を砕かれた。

あなたはレビヤタンの頭をくだき、
これを野の獣に与えてえじきとされた。

あなたは泉と流れとを開き、
絶えず流れるもろもろの川をからされた。

昼はあなたのもの、夜もまたあなたのもの。
あなたは光と太陽とを設けられた。

あなたは地のもろもろの境を定め、
夏と冬とを造られた。

主よ、敵はあなたをあざけり、
愚かな民はあなたのみ名をののしります。
この事を思い出してください。

どうかあなたのはとの魂を
野の獣にわたさないでください。
貧しい者のいのちをとこしえに忘れないでください。

あなたの契約をかえりみてください。
地の暗い所は暴力のすまいで満ちています。

しえたげられる者を恥じさせないでください。
貧しい者と乏しい者とに
み名をほめたたえさせてください。

神よ、起きてあなたの訴えをあげつらい、
愚かな者のひねもすあなたをあざけるのを
みこころにとめてください。

あなたのあだの叫びを忘れないでください。
あなたの敵の絶えずあげる騒ぎを
忘れないでください。

2012-11-23

『正し給え!』天路歴程・地路歴程26

人の偽りでわななく!真からら生まれ!
魂を心底から魅了しうる、新たな時代を与え給え!


若者が、価値ある
可能性にチャレンジ出来る新しき時代を与え給え!


若者をこき使い、
貴重な未来を搾取する輩を罰し給え!


埋もれた才能が正しく評価される時代を与え給え!

おお!神よ!

若者達が希望を抱き若い命の貴さに目覚め、自らを断つことから、立ち上がり!


希望の持てる建設的な社会を与え給え†


虚言を弄し、人々を惑わす輩を!金と権力の亡者に、神よ鉄拳を振るい給え!


チャラチャラした
軽薄な風潮に群がる権力者に正気を与え給え!

不毛の対立から生じる対立集団から
悲惨な殺しあいから、幼子、老人を守り給え!


信じあい、愛しあう心を人類に与え給え!

猜疑心に煽られ怖じ気付く国々の、軍事力に勝る叡知を政治に与え給え!

人々を戸惑わす
三文芝居。
内容のない見世物で
客集め。
主役が、国民から政治家諸君へ?


主役を侮る傲慢な
政治家諸君。官僚。
露払いの財界。神よ彼らに正気与え給え!


我が国の政治は周り舞台、速成の周り舞台!
登場人物もにわか仕立てで開幕間近。
三文芝居の役割り振りで、開幕!開幕!
もう辟易でござる!

河童

2012-11-21

詩人の魂 天路歴程・地路歴程25

久しぶりに霊魂の旅を終えて懐かしい我が家に、辿り着いた感じがします。

果てしない創造主の宇宙空間の霊魂の旅路を実感しました。

僅か数ヶ月の仕事でしたがずいぶん長い年月が経った気がします。

ラビ ベン エズラ、ロバート・ブラウニングの二人の巨人の魂を記述し終えて、ホッとしました。

二人が心の奥底で霊視し、聴いた神の言霊は、底知れぬ深さ、深遠な響きを今も響かせています。

肩の荷を降ろした感じです。

ご存知の方がおられることと思いますが、改めて二人の概略をご紹介いたします。

アブラハム・ヘシェル(1907〜1972年)ユダヤ神学校の教授

ロバート・ブラウニング
1812年5月7日イギリス ロンドンで誕生
1889年12月12日 イタリア ウ゛ェネツィアにて死没。
イギリスの詩人。
詩人エリザベス ブラウニングの夫であり、彫刻家ロバート・バレット・ブラウニングの父。
正規の学校教育を受ける機会はわずかであった。
1846年、エリザベス・バレットと結婚し、岳父の反対によってフィレンツェに移住する。
妻の死後にロンドンに戻るが、晩年にヨーロッパに渡り歩いた末にイタリアに戻り、フィレンツェで没した。

代表作としては劇詩「ピッパが通る」(1841年)が挙げられ、特にその一節「神は天に在り、世全てこともなし」が広く知られる。

これから私の仕事を再開します。

二人の巨人には到底及びませんが、「天路歴程・地路歴程」を示されたときに平易な言葉で記述します。


今、充電期間中です。

体力的には無理は禁物ですから少しずつやります。

添付写真は神秘的なブラックホールです。

愛の樹オショチ†

2012-11-18

ラビ・ベン・エズラ 5

ご多忙中に関わらず、拙いブログをお送りし失礼致しました。

これを以て最後の締めくくりにさせていただきます。

私が望んだ人生と重なった生き方に共感したのが、上田敏訳「春の朝」の作者、ロバート・ブラウニング作「ラビ・ベン・エズラ」でした。

難解な文語体に加え現代の、当用漢字にも掲載されていない古語もありますが。

日本語の乱れの中で、是非とも今一度、この優れた「詩」を美しい日本語を私なりに残したいと願いました。。

難解な詩ですがわたし達が失った大切な高い精神性が詩の中にうたわれています。

混乱に巻き込まれた人類の一助になればと切望する次第です!

ロバート・ブラウニング作
「ラビ・ベン・エズラ」

(二十七)

馬鹿な! いやしくも在(あ)りとしあるもの全ては、永久に存して 取り消し難し。

地は変わる、しかし 汝の魂と神とは確(かた)く立つ。

汝に入ったところのもの、
その在りしものは 今あり、また在らん。

時の轆轤は逆転も 休止もしよう、
しかし 陶工と土塊(つちくれ)とは存続する。

(二十八)

この円舞する 可塑性(プラスチック)の環境の
ただ中に 神は汝を固定した、

実に汝が好んで把(とら)えようとする この現在こそは、

汝の魂に性向を与え
汝を試練し 充分に刻印して
汝を送り出すために
意図せられた機械に 外ならない。

(二十九)

たとえ 当初の紋条が 底辺に
ほほえむ愛をきざみゆきて
最早とぎれず 印さずとも 何であろう?

たとえ 汝の縁のまわりに
凄(すご)い様子で 髑髏(どくろ)の形が次々と
あらわれ より厳粛な気分で
峻刻(しゅんこく)に彫り込まれるにまかすとも 何であろう?

(三十)

汝、下を見ずして 上を仰ぎ見よ!
盃(さかずき)の御用を 仰ぎ見よ!

饗宴の筵(むしろ)、ランプの閃(ひらめ)き、ラッパの響き、
新しき酒 泡立ち溢れ、

主の聖唇は もえて映(は)ゆ!

汝、天の完き盃よ、
いかで 汝に地の轆轤(ろくろ)が要ろうか?

(三十一)

されど かの時の如く今も私は 貴神(なんじ)を要す

人を造型し給う神よ。爾(じ)来、

その旋回が 最悪の時期にすらも、━━

人生の轆轤にしばられて
おびただしい形や色に 目くらみつつも━━

貴神の渇きをいやすべき
わが目的を 私は誤らなかった。

(三十二)

されば 貴神(なんじ)の作品を取りて 用い給え、
修正なし給え、潜める瑕瑾(きず)を、

素地の無理を、御意図をこえたひずみを!
わが時は 貴神の御手にあり!

御計画の如く 盃を完成なし給え!

老年をして 若き年を肯定せしめ、

死をして 老年を完からしめよ!

以上で終わらせて頂きます。

2012年11月18日
愛の樹教会
愛川英雄


追記:オショチブログは愛の樹ホームページに引き続き掲載いたします。

今週の聖句 11月18日〜25日

詩篇73篇
アサフの歌

神は正しい者にむかい、
心の清い者にむかって、まことに恵みふかい。

しかし、わたしは、わたしの足がつまずくばかり、
わたしの歩みがすべるばかりであった。

これはわたしが、悪しき者の栄えるのを見て、
その高ぶる者をねたんだからである。

彼らには苦しみがなく、
その身はすこやかで、つやがあり、

ほかの人々のように悩むことがなく、
ほかの人々のように打たれることはない。

それゆえ高慢は彼らの首飾となり、
暴力は衣のように彼らをおおっている。

彼らは肥え太って、その目はとびいで、
その心は愚かな思いに満ちあふれている。

彼らはあざけり、悪意をもって語り、
高ぶって、しえたげを語る。

彼らはその口を天にさからって置き、
その舌は地をあるきまわる。

それゆえ民は心を変えて彼らをほめたたえ、
彼らのうちにあやまちを認めない。

彼らは言う、「神はどうして知り得ようか、
いと高き者に知識があろうか」と。

見よ、これらは悪しき者であるのに、
常に安らかで、その富が増し加わる。

まことに、わたしはいたずらに心をきよめ、
罪を犯すことなく手を洗った。

わたしはひねもす打たれ、
朝ごとに懲しめをうけた。

もしわたしが「このような事を語ろう」と言ったなら、
わたしはあなたの子らの代を誤らせたであろう。

しかし、わたしがこれを知ろうと思いめぐらしたとき、
これはわたしにめんどうな仕事のように思われた。

わたしが神の聖所に行って、
彼らの最後を悟り得たまではそうであった。

まことにあなたは彼らをなめらかな所に置き、
彼らを滅びに陥らせられる。

なんと彼らはまたたくまに滅ぼされ、
恐れをもって全く一掃されたことであろう。

あなたが目をさまして
彼らの影をかろしめられるとき、
彼らは夢みた人の目をさました時のようである。

わたしの魂が痛み、わたしの心が刺されたとき、

わたしは愚かで悟りがなく、
あなたに対しては獣のようであった。

けれどもわたしは常にあなたと共にあり、
あなたはわたしの右の手を保たれる。

あなたはさとしをもってわたしを導き、
その後わたしを受けて栄光にあずからせられる。

わたしはあなたのほかに、だれを天にもち得よう。
地にはあなたのほかに慕うものはない。

わが身とわが心とは衰える。
しかし神はとこしえにわが心の力、わが嗣業である。

見よ、あなたに遠い者は滅びる。
あなたは、あなたにそむく者を滅ぼされる。

しかし神に近くあることはわたしに良いことである。
わたしは主なる神をわが避け所として、
あなたのもろもろのみわざを宣べ伝えるであろう。

2012-11-14

天国と一日のおわり!

一日のおわりをむなしくしないために、心の奥底まで深く満たされたいと神様に、朝、願います。

幼いころ心に描いたわくわくする夢が意外に力になります。

幼い日に見た夢は、ずっと遠い未来の夢でしたが清らかでした。

歳月がどんどん流れて幼い日に見た夢は、手垢にまみれて、高望みに思われましたが、歳をとり、考え方が変わりました。

時の流れが残酷に奪った肉体や健康。

愛する人の死は、私に天国を見る機会を与えてくれまました。

最近、気付きました。

…天国では、地上で、残酷に奪われた物は、幸せな状態で神様から返して頂けると。

昔、若者は考えました。

一旗揚げて大きなことを成し遂げようと!

若者の野心はある日、神様にすり替えられて気付いた時には、人を幸せにする生き方に変えられていました。

神様は私に幼い日に見た夢を取り戻してくださいました。

愛が最高の幸せだと!

地上で生きた人間は天国でも成長し、地上で果たし得なかったことが完成すると。

悪人でも、野心家でも神様は駄目な人間にも命の完成を与えてくださいます。

独りよがりの幼稚な幻想に過ぎなかった若者の考えは、神様に変えられ、創造の恩恵に預かりました。

今日の一日もかけがえのない一日でした!

天国の案内人


2012-11-12

ラビ・ベン・エズラ 4

毎日生きることと真摯に向き合っています。

闘病生活の中から生み出せるものがあります。

「神との霊的交わりです。霊魂不滅の希望です。」

ロバート・ブラウニングの詩、ラビ・ベン・エズラは若い日には難解でしたが、少し解りかけてきました。


(二十)

もし 義と善と無限なるものとを
汝の手を汝のものと呼び得るように

絶対的知識をもって
ここで名指し得るならば 今や十分だ、

若き日をにぎわし
汝に独自の感慨(かんかい)を得させなかった愚人どもの

あの論争(いさかい)に左右されることもないまでに。

(二十一)

一度すっかり小人輩(ばら)から
偉大なる人を 厳別せしめよ!

おのおの 過去における地位を明示して。

何れが正しきや? 世が非難せしこの私か、
はた わが魂の軽蔑したる彼らか。

老年をして 真実を語らしめ、
最後には 平安を我らに与えよ!

(二十二)

そこで 誰が裁断するのか?
十人が 私の憎むものを愛し、
私の従うものを避け、私の受けるものを軽んずる。

その十人、耳も目も私に劣らず。

我らすべては 推測するのみ、
彼らはこの事を、私はかの事を。
誰をか わが魂は信ずべき?

(二十三)

「事業」と呼ばれる 卑俗な嵩(かさ)の上に
判決を下すべきにあらず。

人目を引き 値のついたような仕事に、
低俗な世が 平俗な立場から手を置いて

直ちに気に入って 忽(たちま)ち値踏みできたようなものに、
━━判決を下すべきにあらず。

(二十四)

されど この世の粗(あら)い親指と中指とで

測りそこねて 主なる評価も
せぬままに 見過ごした全てのこと、
未だ熟さなかった全ての直覚力、

未確定の全ての志望、
それは 人の事業として秤(はか)られないが
なお その人の真価を増したものだ。

(二十五)

狭苦しき行為の中に
詰め込み得ざる思想、
言葉を破って逃げゆく空想、
私が望めど 成り得なかった全て、
私の中にあるのに 人々が無視した全て、

━━これぞ、神に対する私の価値である。

神の轆轤(ろくろ)が この壺を形造ったのだ。

(二十六)

ああ、観(み)よ 陶工の轆轤(ろくろ)を、その比喩(ひゆ)を!

そして感得せよ、なぜ時が 速やかにめぐり
なぜ土塊(つちくれ)の我らが 受身で置かれているかを。

馬鹿どもは 酒が一座をまわるとき
汝に談論して言う、

「人生はたちまち過ぎ、全ては変化である。
過去はもう去った、今日をつかめよ」と。

あと一回で終わります。
   愛の樹オショチ†

2012-11-11

今週の聖句 11月11日~17日

詩篇72篇
ソロモンの歌

神よ、あなたの公平を王に与え、
あなたの義を王の子に与えてください。

彼は義をもってあなたの民をさばき、
公平をもってあなたの貧しい者をさばくように。

もろもろの山と丘とは義によって
民に平和を与えるように。

彼は民の貧しい者の訴えを弁護し、
乏しい者に救を与え、
しえたげる者を打ち砕くように。

彼は日と月とのあらんかぎり、
世々生きながらえるように。

彼は刈り取った牧草の上に降る雨のごとく、
地を潤す夕立ちのごとく臨むように。

彼の世に義は栄え、
平和は月のなくなるまで豊かであるように。

彼は海から海まで治め、
川から地のはてまで治めるように。

彼のあだは彼の前にかがみ、
彼の敵はちりをなめるように。

タルシシおよび島々の王たちはみつぎを納め、
シバとセバの王たちは贈り物を携えて来るように。

もろもろの王は彼の前にひれ伏し、
もろもろの国民は彼に仕えるように。

彼は乏しい者をその呼ばわる時に救い、
貧しい者と、助けなき者とを救う。

彼は弱い者と乏しい者とをあわれみ、
乏しい者のいのちを救い、

彼らのいのちを、しえたげと暴力とからあがなう。
彼らの血は彼の目に尊い。

彼は生きながらえ、
シバの黄金が彼にささげられ、
彼のために絶えず祈がささげられ、
ひねもす彼のために祝福が求められるように。

国のうちには穀物が豊かにみのり、
その実はレバノンのように山々の頂に波打ち、
人々は野の草のごとく町々に栄えるように。

彼の名はとこしえに続き、
その名声は日のあらん限り、絶えることのないように。
人々は彼によって祝福を得、
もろもろの国民は彼をさいわいなる者と
となえるように。

イスラエルの神、主はほむべきかな。
ただ主のみ、くすしきみわざをなされる。

その光栄ある名はとこしえにほむべきかな。
全地はその栄光をもって満たされるように。
アァメン、アァメン。

エッサイの子ダビデの祈は終った。

2012-11-07

ラビ・ベン・エズラ 3

ホセ・デ・リベーラ「モーゼ」(1638)

ロバート・ブラウニングの詩をお届けいたします。

愛の樹オショチ†


(十三)

されば 私は老年をさし招き
青年の嗣業を授けたい、

人生を戦い果てて その終わりに達したれば。

これより私は渡りゆこう、一人前の人と認められ
発達した獣からは 永遠に解脱(げだつ)し

未だ芽生えにはあれど
一つの神として。

(十四)

されば ここに一休みして後、私は
もう一度 勇ましく 新しい
冒険の途(みち)に 出立しよう。

次の戦闘をはじめる時には
恐れまい 惑(まど)うまい、
どんな武器を択
(えら)ぼうか どんな鎧(よろい)をつけようか、と。

(十五)

青年期 終えて、今ここに

わが成敗、損益を吟味しよう。

火焔は灰に帰するも、なお黄金を残す。

その目方を量って 私は
人生を賞(ほ)めもし
咎(とが)めもしよう。

若き時は 万事が論争に埋もる、

老いてのち 真相を私は知る。

(十六)

見よ、黄昏(たそがれ)の閉ざす頃、
しかと一瞬が 仕事を仕切り

灰空から 栄光の雲を呼び出すや、
西の方から 一つの囁(ささや)きが射(い)来たる、

「この日を 他の日々に加えよ。
また取り上げて その価(あたい)を調べよ。
ここに一日が 消えてゆく」と。


(十七)

かくて 人生の闘いを超脱(ちょうだつ)したれども、
この余生ある間に 私をして
見分け、見較(くら)べ、遂に断言せしめよ、

「この憤激は 概(おおむ)ね正しく、
かの黙従は 無駄であった。
今や過去を閲(けみ)したれば、
未来に私は立ち向かい得る」と。

(十八)

今日学びし事を 明日行おうと

やっと力づけられた人に、
もう為(な)すべき業は 何も残っていない。

ここでは、主の御働きを見まもって
正しき技巧のヒントをとらえ
道具の真の使い方のこつを把(つか)めばよい。

(十九)

青年は 既成のものに安んずるよりは
その技拙(つたな)くとも 創作に向かって
励むことこそ よい。

老いては なお試みるよりは
闘いを免れて 悟ることこそ よい。

汝は老年を待った。死を待ちて 恐れるな!

小さな紫の花の命


まさか?こんなところで幸せを与えてくれる命に会うとは!

狭い部屋の片隅に何年前か?忘れましたが小鉢の紫色の花を買い窓ぎわに置きました。

枯れかかってもうダメかな?と、諦めかけていましたが、水は必ずやっていました。

先ほど、ベッドに入り灯りを消そうとした瞬間、直径1センチほどの地味な小さな紫の"花が命と一緒に"心に飛び込ん来また。

このごろ体調も優れずにいましたが、癒されました。

小さな花にも命があり、それに気づかせる力・エネルギーが在ること改めて深く思いました!

感謝†
オショチ†

2012-11-04

今週の聖句 11月4日~10日

詩篇71篇後半

わたしの口はひねもすあなたの義と、
あなたの救とを語るでしょう。
わたしはその数を知らないからです。

わたしは主なる神の大能のみわざを携えゆき、
ただあなたの義のみを、ほめたたえるでしょう。

神よ、あなたはわたしを若い時から教えられました。
わたしはなお、
あなたのくすしきみわざを宣べ伝えます。

神よ、わたしが年老いて、しらがとなるとも、
あなたの力をきたらんとするすべての代に
宣べ伝えるまで、わたしを見捨てないでください。

神よ、あなたの大能と義とは高い天にまで及ぶ。
あなたは大いなる事をなされました。
神よ、だれかあなたに等しい者があるでしょうか。

あなたはわたしを多くの重い悩みに
あわされましたが、再びわたしを生かし、
地の深い所から引きあげられるでしょう。

あなたはわたしの誉を増し、
再びわたしを慰められるでしょう。

わが神よ、わたしはまた立琴をもって
あなたと、あなたのまこととをほめたたえます。
イスラエルの聖者よ、
わたしは琴をもってあなたをほめ歌います。

わたしがあなたにむかってほめ歌うとき、
わがくちびるは喜び呼ばわり、
あなたがあがなわれたわが魂もまた
喜び呼ばわるでしょう。

わたしの舌もまたひねもす
あなたの義を語るでしょう。
わたしをそこなわんとした者が
恥じあわてたからです。