2009-12-31

新年への祈りを込めてー愛の樹の皆へ


激動の1年間、それぞれの立場で力を合わせて、愛の樹の使命をよく果たした。感謝。

小さい群れでも本気になれば不可能も可能となる。

クリオン、マニラの愛の樹の兄弟姉妹の困難に少しずつ支援の手を差し伸べることも出来た。

どや街の兄弟姉妹にも!
また、愛の樹教会の大切な役目。ネット教会のホームページ制作に皆が心血を注ぎ、暗い世の中にささやかな灯火を掲げることが出来た。

神の御名が崇められ†愛と平和の世の新しい年の始まりを皆で祈ろう†

2009/12/31

愛の樹オショチ合掌

今年最後のオショチブログです。ご愛読を心から感謝し、新しい年がすばらしい年になりますようお祈りいたします。


2009-12-30

新しい心を新鮮な器に


愛の樹の皆に

人を活かす本当の力とは!信仰とは!深い魂のどん底にある!

思い違い、誤解は勇気を出してとことん話し合いで解けば良い

氷解する†

失敗は成功の基

自分の欠点を長所に変えるチャンスだと受け止めて欲しい。

毎日脱皮を繰り返して、大きく育つ

自分の若い時は周りが手に負えない悪たれたった

今、考えると自分でもぞっとする。

悪たれだから良く分かる。人間の弱さが。

誰も人を咎め立てする資格は無いと思うが?

自身の矛盾を考えたら、偉そうな言葉は吐けないが。

しばしの師だから、我慢して、自分の信仰、キリストの愛をしっかり自分に根付かせてください†

それを見届けたい

新しいぶどう酒は新しい皮袋に入れる

皆、天の高みを目指して欲しい。

聖霊が導く。邪悪な霊に取り憑かれないように、日々キリストを見上げ、祈って†

私は何者?ただの人間に過ぎない!

病友の闘魂

先ほど、Yさんから電話があった。

奥さんがアルツハイマーとパーキンソン病にかかり、自分で身動きできなくなった。

今朝ショートステイから帰宅した。

高齢者のYさんが買い物、食事など、肝臓の末期癌を抱えて孤軍奮闘している

自分の免疫力だけが頼りだと話していた。

何時倒れてもおかしくないですと。

お互い頑張って生きましょうと、励ましあった。

オショチ

年のおわりに

いよいよ今年も明日で終わりですね!

親しい方が次々に天に旅立れた悲しい年でもありました。

ご自分が癌にかかり苦しい最中、私のために、命尽きる日まで折り鶴を折ってくださり、遂に力尽きた、未知の病友も居られました。

ご主人のご召天はショックでした。

改めてこれから先、私が生きる意味を深く考えました。

春には悪性リンパ腫の治療も終わります。

いろいろご心配お掛けしました。

お母さんによろしくお伝えください。

最後になりましたが、ご寄金ありがとうございました。

クリオンのために大事に使わせていただきます。

くれぐれもご自愛ください。新しいよい年をお迎えください。

愛川オショチ†



2009-12-29

寒い朝の不思議な夢ー心の旅路より


戸のすき聞から、北風がビュービュー吹き込んでくる。頭からすっぽりふとんをかぶっていても手足が冷えてなかなか寝つかれない。

この日、日本列島全体が寒気団におおわれていた。ふとんに入っていながら、この寒さだ。

「ホームレスの兄弟たちは、この寒さをどうしのいでいるのだろう」

ひどく気になった。

ウトウトしかけて、私は不思議な夢を見ていた。雪の降りしきる街角に、人影らしい姿が見えた。道端にうずくまって動こうとはしない。

「こんな夜更けに?」

私は不審に思いながら近づいてみた。

粗末なショールを頭からかぶった若い女性がそこにいた。

声をかけてみた。

「どうなさいました?」

返事がない。街灯のぼんやりした蛍光灯に照らし出されたのは、親子の姿であった。

突然のことで、びっくりした。その若い女性の腕の中に幼子がスヤスヤ眠っている。体が小刻みにふるえている。

私はとっさに、紙袋の中から夕食用に買ってきたパンを取り出すと、急いで、彼女に言った。

「どうぞ、これを食べて下さい。少しは体が温まります」

彼女は黙って手を差し出した。その横顔を見てハッと胸をつかれた。

何と美しい人なんだろう。
澄んだ瞳、清らかなその姿に、私は一瞬たじろいだ。

「有り難うございます」

彼女は懐に抱いた幼子を気づかいながら、静かにパンを食べ始めた。

人通りの絶えた夜の街。空から落ちてくる雪がサラサラと、かすかな音をたてた。

「もうーついかがですか」

「いいえ、もう充分いただきました」

透き通った声であった。私はどこへ行くのか尋ねた。

「もしよろしかったら、私の家にいらっしゃいませんか。あばらやですが、ここよりはましです。寒さもしのげますし。それに赤ちゃんのミルクも差し上げられます」

私たちは歩き始めた。しばらく行くと、彼女は急に立ち止まった。
「もう大丈夫です。お蔭様で元気になりました。ここでお別れしましょう」

私はびっくりして、
「とんでもない! とてもここでお別れするなんて、そんなことはできません。是非私の家に来て下さい。今夜一夜のお宿を」
と熱心にすすめたが、彼女は静かに微笑んで立ち止まったままである。

無理じいすることは避け、私は少し不安を感じながら歩き始めた。少し歩いて後ろを振り返ってみた。

その時である。
私は実に不思議な光景を目にした。空の一角が急に明るくなると、その光がこの若い母と子をめぐり照らした。

光は2人を包んだ。まるでいたわるように、はっきり意志を持ったもののような、厳かな光に包まれ、静かに天に昇っていくのを私はただ黙って見つめていた。

その時、天から声が聞こえた。

「貧しい者に祝福を!
神の祝福を! 」

雪は静かに空から舞い降りてくる。この夜に限って、いつも見かけているホームレスのラザロさんたちの姿が見えない。

私はふと、思った。

「今夜、ラザロさんたちは、きっと神の国で温かい食事が与えられ、この寒さをしのいでいるに違いない」
と。

空を見上げると、白い美しい雪が天からひらひら舞い降りて私のまぶたにとまった。

ふと、そこで目が覚めた。時計の針は午前4時をさしていた。私の体はすっかり冷えきって、手足は氷のように冷たい。その手足をさすりながら、今見た不思議な夢の中の、あの母と子を深く思った。

「あのお方は、もしかしたら、み子イエス・キリストと母のマリアではないか」

私たちの知らない所で確かに救いのみ手が、貧しい人苦しんでいる兄弟たちに差しのべられていることを確信した。

テレビをつけると、過去最大の寒気団がシベリアから日本に流れ込んでいるとニュースは伝えていた。北陸、東北、北海道は、かつてない豪雪だという。

肝不全を患っているこの弱し、肉体にとって、辛く、寒い朝ではあったが、その目覚めは祝福された魂の深い喜びの目覚めとなった。

「貧しい者に祝福を! 神の祝福を! 」 という、あの言葉が今も私の胸の奥底に響き続けている。


「心の旅路ー苦難の中に身を置いて知る神の愛」より

大阪、釜ケ崎にて 不況に想うー心の旅路より


凍てついた黒い大地は、わずかに残された体温をも容赦なく奪い去ってしまう。

「体温が28度以下になれば、人間は確実に死にます」

たき火の側で夜通し不寝番をしていたボランティアの青年が話してくれた。

数カ所にたかれているたき火を囲むようにして黒い地べたの上に人々が横たわっている。よくみると、青いビニールシートの上に薄いフトンが敷かれ、人々はその中にうずくまっていた。

昨年の大晦日の夜更であった。凍てついた地面からはい上がってくる鋭い冷気が、まるで研ぎすました刃物のように骨身につきささる。はたしてこの人々は睡眠がとれるのだろうか。だが、彼らは身じろぎもしないで横たわっていた。

「晴天の夜はまだましです。雨か雪になれば、これだけの人々(約300人位か)を泊める場所がないのです」と。

まだ、あどけなさが残るこの青年は顔を曇らせた。

「この広い世界の中に、不遇な人々を温かく迎え入れてくれる場所がない。心の支えとなるものがない。……まったく生きるすべはない。これが日本の現状なのです」
「人間としての希望がまるでないのです」

今も全国各地の寄せ場ではバブルの崩壊から、長く続くこの不況が、その日の生きる糧を求める人々に深刻な影響を与え続けているのである。

アブレ(失業)た人々はアオカン(野宿)を強制されている。その日暮らしの人々にとって、戦後最大級の、抜け道が見いだせないでいるこの大不況は、まさに悪夢である。

「アブレ地獄の最中、炊き出しに並ぶ人々の数は日増に増えてきます。雑炊の炊き出しにもかなり出費がかさみます。お米でも野菜でも、何でも、助けて下さい。

私たちが持参した衣類も食料品も、又お金も、この人々の切迫した必要の前にはあっという聞に消えてしまい、ほんのわずかなものでしかなかった。

根本的な、何か大切なものが、この人々のために欠落している。景気の変動によって真っ先に影響を受けるのが、社会的に何の保障も得られないでいる弱い立場の人々である。

先行きの生活や仕事のことに不安を持ちたくはない。これは人情である。にもかかわらず、現状はますますひどくなるばかりである。

寄せ場で聞いた心に残る言葉があった。それは、「今日の日本の繁栄は、俺たちのやってきた、きつい労働と尊い犠牲の上に成り立っているのだ」と。

しかし、善意の人々のこの声は為政者たちの心には届かない。それどころか、立場を悪用して汚職やワイロをやりたい放題やりとりし、この人々の善意を食いものにし、その結果をふみにじり、心に冷水をあびせかけている。

選良された人々よ。どうか心して、この言葉に耳を傾けていただきたい。
…又…、今、私たちにも求められている、人間としての大切なものとは何か? が鋭く問いかけられている。

そのためにも一人一人が無関心や怠惰から離れ、現実をよく見つめ、優れた知恵を寄せ合い、誰もが幸せを手に入れる事の可能な時代を創造していく。そのための真剣な対応が求められている。

しかし、この受難の時代こそ、新しき良き時代をリストラ、創造する絶好のチャンス到来の時であるのかもしれない。

祈り

「神よ、我らに優れた知恵、と愛をお与え下さい。その事によってよき時代を創造し、不義、不正を排除し、人々に幸せをもたらす力をお与え下さい」

アーメン

「心の旅路ー苦難の中に身を置いて知る 神の愛」より


どん底の聖者ー心の旅路より


かさこそと、枯れ葉が冷たい風に吹かれて道に舞う。未曾有の大不況と失業。寒さと飢え。ホームレスの人々にこの冬も帰る家はない。

病み傷ついた身をいたわりながら、ホームレスの兄弟(ラザロ)たちは、ひたすら何かを求めて真剣に今も生きている。

人間としての様々な苦しみ、その重荷、過去を決して人に語ろうとはしない。

昨年の暮れ、エクレシア(現在の「愛の樹」グループ愛の会のこと)の兄弟たちと手分けして私たちは、不況の嵐吹き荒ぶ、寄せ場(ドヤ街)の兄弟たちの所へ、中古の衣服、食料品、それに支援金を持っていった。

名古屋ではドキュメンタリー番組「風の群像」に出ていた、笹島日雇労働者組合のリーダ一大西豊兄や、同志の向山良兄が中心となって駅前近くの公園に救護テントを張り、ホームレスの仲間たちのために炊き出しをやっていた。

たき火を囲んで、年老いた人が黙って火に手をかざしている。

赤々と燃えるたき火の炎が冬の夜空を焦がし、貧しい身なりの老人の姿を暗閣の中に浮かび上がらせていた。

その手は黒く、顔にも頭髪にも、長年の放浪生活の厳しさが刻みこまれていた。

「無言の老人」

何をどうのようにして、この厳しい運命を生きて来たのか、過酷なこれからの人生の道行きは、果たしてどうなるのか? その行き着く先は?

思えば思うほど胸が痛んだ。だが、不思議な感動を受けた。たき火に照らされたその横顔には、この世の煩悩を解脱した「聖者」のような面影があった。

人は侮蔑感をこめて言う。彼らは人生の落伍者。怠け者。いわく世捨て人等々。

この人々の現在の境遇が自分の身から出た錆であれ、たとえ人にだまされてひどい目にあった結果であれ、それを黙って受け止め、孤独と不安と焦燥の中に身をさらし、耐え抜いて、その生を一生懸命に生き抜こうとしている姿に、私は素直に感動する。

誰も不幸を望むものはいない。又、人生の成功、不成功は「神のみ手」の中に、人間の手を離れたところにあると私は思う。私はこの人々の生き方を美化するつもりはない。

唯、あるがままを、そのままを受け入れ、容赦なき人生の行き詰まりに甘んじ、人生の荒波に翻弄されつつも破れをつくろわず、一人の人間として、その生を必死に、真摯に生きている姿を目前にして改めて生きることの尊さを、生命の深い意味を思うのである。

私はある老人にたずねたことがある。

「今、何をお望みですか」

年老いたホームレスの兄弟は暫く考えてから、「もし生まれかわることが出来るなら、人のために尽くすことの出来る人生を望みます」と答えてくれた。



「心の旅路ー苦難の中に身を置いて知る 神の愛」より

天路歴程(47)どん底の聖者

ベッドに身を横たえて、1996年に初めて書いた自著 『心の旅路ー苦難の中に身を置いて知る神の愛』を読み返しています。

つたない文章ですが…13年前の暮れも押し詰まったときの、名古屋のある公園での出来事などを書きました。

どん底の聖者」「大阪釜ヶ崎にて不況に想う」「寒い朝の不思議な夢」の三編を連載します。


身体を傷めてからは、代わりに弟子たちがドヤ街に衣類、温かい飲み物、食料品を夏冬、届けてくれます。

未曾有の不況の最中、今日ある夕刊のトップ記事に500人に年越しの場受付開始の大見出しが目に飛び込んで来ました。

自殺者の数も増えています。

去年!有志の年越し派遣村設置に、少しは政治も良心の呵責を感じたのでしょうか?

記事の中に、失業者やホームレスが殺到する懸念、云々が、言い訳がましく書かれていましたが、13年前の真冬の厳しさとは何も変わっていなかった。

弱い立場の人々はいつまで弱いままに捨て置かれている。

何も変わらない、この国の現実を突き付けられました。

政権が変わっても、大した変わり映えがしませんね?では、せっかくの政権交代も色褪せてしまいます。

実施主体は都で、運営費は国の負担とか。

アメリカのホームレスの人々の救済とは質も規模もかなり違います。

どうも、お上が貧しい者に施す?

また人間使い捨ての派遣業契約など。

根源的に人を人として人間の尊厳性を見下している。冷たさを、政治、経営者、特に大企業の経営者たちに感じます。

特別な組織を除き、国の恩恵が行き渡らない国ですから!

人々の創造性、生産的熱意を国が阻害しているこんな気がしますが?

友愛の精神を根付かせる施策を真剣に考えたらどうでしょう?

先の知れた、がん患者の独り言では終わらせたくありません。

これから先の日本を考えると!

使い捨ての法案の成立と、目に見える成果に期待します。

せっかく大企業寄りの自民党から半世紀振りに、政権奪還を成し遂げたのですから、弱い立場の人々からやる気と希望、潜在能力を友愛の政治で引き出してください†

2009-12-27

今週の聖句 12/27~1/2

シラ書8:1~19
良識ある行為
権力者と争うな。
彼の手に陥らないともかぎらない。

金持ちとけんかをするな。
彼は金にものを言わせ、
  お前に立ち向かわないともかぎらない。
黄金は多くの人々を滅ぼし、
王たちの心を迷わせた。
 

口数の多い者と争うな。
火に薪をくべることにならないともかぎらない。
 

粗野な者をからかうな。
彼はお前の先祖を辱めるかもしれない。

罪から離れようとしているなら、
  もうその人をとがめてはならない。
わたしたちは皆、
  罰に値する者であることを思え。

年寄りだからといって、軽蔑するな。
わたしたちも、いずれは老人になるのだから。

他人の死を喜ぶな。
わたしたちは皆、死すべき者であることを思え。
 

知恵ある人の話をなおざりにせず、
その格言に心を留めよ。
そうすれば、そこから教訓を学び、
王に仕えるすべを身につけることができる。
 

老人たちの話を聞き逃すな。
彼らも、その先祖たちから学んだのだ。
そうすれば、そこから知識を学び、
必要なときに答えることができる。

罪人の情欲の炭に火をつけるな。
その燃える炎で、やけどをしないともかぎらない。

傲慢な人の挑発に乗るな。
彼は、お前の言葉じりをとらえて陥れようと、
  待ち構えているかもしれないから。

お前より力のある人に金を貸してはならない。
貸したら最後、失ったものと思え。
 

お前の力量を超えて保証をしてはならない。
保証をするなら、自分が返済する覚悟を持て。
 

裁判官を相手に訴訟を起こしてはならない。
彼の名誉を重んじる判決が下されるから。

向こう見ずな人間と一緒に旅をするな。
お前はひどい災難に
  悩まされないともかぎらない。
彼は勝手気ままにふるまい、
その愚かな行動がもとで、
  お前も一緒に命を落とすことになる。

短気な人間と争ったり、
一緒に荒れ野を歩いたりしてはならない。
彼は、血を流すことなど何とも思わず、
だれの助けも得られないところで、
  お前を打ち倒してしまうから。

愚か者と相談するな。
彼は秘密を守ることができないのだから。

内密にすべきことを他人の前で公にするな。
どんな結果が生じるか分からないのだから。

相手構わず、人に心を打ち明けるな。
また、相手構わず、人から恩を受けるな。


2009-12-26

明日の礼拝

松浦知和先生
島田 貴先生

今年もお世話になりました。感謝です。身体のつらさ(腹部の傷痕の痛み)もあり、残念ながら白血球減少を考えて礼拝は取り止めました。

以下、教会宛てたメールです。

身体のことを考えて、私抜きで皆で今年一年の感謝を込めて聖日礼拝を守ってください。聖句はシラ書8:1~19まで。

追伸:天に召された、涌井紀夫さんのために 山路越えての讃美歌を歌ってください†。
オショチ†




年末の礼拝にむけて

メリークリスマス
御子のご生誕心よりお祝いいたします†

一昨日、昨日、引き続きありがとうございました。
この一年間を感謝のうちにかに振り返りました。
あらためて、助けていただきありがとうございました。

年末最後の礼拝を予定していますが、白血球減少を考慮する必要がありますか?
感染症のリスクを考慮すべきでしょうか?
教えて下さい。
在主†
愛の樹オショチ

愛するオショチへ

誠にすみません。
返事ができず申し訳ありませんでした。
白血球減少時には大勢の人のなかは極力避けたほうがよいとは思います。
が、礼拝の重要性を考えると決めかねます。
体調がよく、周りに風邪等の方がいらっしゃらなければよろしいかと思います…

主にあって  島田貴

2009-12-25

武田博先生への手紙

謹んで御子のご生誕お祝い申し上げます†

一昨日は思いがけず先生にお会い出来ましたこと感謝です。

難病から奇跡の復活を遂げた、アジアの誇り、オペラ最高のテノール歌手、べー・チェチョル氏の霊歌には心揺すられました。

私事ですが、昔、交通事故をきっかけに長い間闘病生活を経験しました。

現在も、島田貴先生の血液腫瘍内科で悪性リンパ腫の抗がん剤治療を受けています。

特に8年前から、生死に関わる大きな手術を数回繰り返し、死線をさ迷いました。

毎日が最後と思い定めて、一期一会を過ごしております。

そんな折り、べー・チェチョル氏の事を知りました。死線を超えた体験者の彼に惹かれた次第です。

あの日は白血球が危険水域を越え、倦怠感に襲われていましたが、途中退場せずに、なんとか最後まで拝聴出来ました。

感動的な彼の奇跡の復活を目の当たりにして、再び病を乗り越える力を得ました。

中でも特に「理想の人」(トスティ)に心から感動が湧き上がりました。

神に与えられた使命を、キリストの弟子として最後の一瞬まで果たす勇気が与えられました†

感謝です。

長くなりましたが、昨日、島田貴先生の診察のとき、武井先生は、あのNHKの懐かしい、ひょっこりヒョウタン島のドンガバチョの制作者だとお聞きしました。びっくりしました。懐かしいですね!

さて私事のブログを毎日少しずつ書いています。

弟子たちと弱い自分宛てです。

何時、天に召されても慌てないように下準備です†

拙い記録ですが、少しずつ書いた、メモを纏めて見ましたのでお送りします。

先生の書棚の片隅に置いて頂けたら幸いです。

お目にかかることはあまりないと思いますが、先生も尊い神のご使命遂行のためにもご自愛くださいますようにお願い申し上げます。

キリストのご生誕を心からお喜び申し上げます†

在主平安†
愛川英雄オショチ(ニックネームです)合掌

先生、良い新年をお迎えください†





あるコンサートのベー・チェチョルさん(YouTubeより)

2009-12-24

今年最後の診察と治療

島田貴先生の診察と血液検査は以下の通りです。

【血液検査結果】
*白血球1.4
*赤血球3.39
*ヘモグロビン10.6
*血小板5.9万
*クレアチニン1.27
*コリンエステラーゼ2258
*アブルミン3.9
*GOT71
*GPT69
*γ-GTP27
*PSA0.
*尿酸9.3
*血糖、食後95
*好中球60.1→免疫力?
以上は血液検査結果です。

【今朝】
*血圧123-74
*脈拍60
*体温36.0
*体重48.0
*排泄普通

【その他】
次回、6回目のリツキサンは、1月7日木曜日で終わります。
5回目抗がん剤は未定。

【その他検査と治療】
*CTとエコー検査-結果は2週間後。
*白血球減少につき白血球注射。
*悪性リンパ腫化学療法の治療、終了は多分、来年2月になると思います。
あとは1月のCT検査結果を見て、左尿管のカテーテルを抜く予定です。

今夜はクリスマスイブ
よき新年をお迎えください。
今年一年の感謝を込めて!

愛の樹オショチ合掌!

2009-12-23

聖夜

Painted by Oshochi
メリークリスマス

このスケッチは二年前に左腎臓疾患で入院した時にみた聖画をスケッチしたものです。良い新年をお迎えください!
愛の樹オショチ†

2009-12-20

今週の聖句 12/20~12/26

ルカ2:1~21

そのころ、全世界の人口調査をせよとの勅令が、皇帝アウグストから出た。 これは、クレニオがシリヤの総督であった時に行われた最初の人口調査であった。 人々はみな登録をするために、それぞれ自分の町へ帰って行った。 ヨセフもダビデの家系であり、またその血統であったので、ガリラヤの町ナザレを出て、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。

それは、すでに身重になっていたいいなづけの妻マリヤと共に、登録をするためであった。
ところが、彼らがベツレヘムに滞在している間に、マリヤは月が満ちて、 初子を産み、布にくるんで、飼葉おけの中に寝かせた。客間には彼らのいる余地がなかったからである。

さて、この地方で羊飼たちが夜、野宿しながら羊の群れの番をしていた。
すると主の御使が現れ、主の栄光が彼らをめぐり照したので、彼らは非常に恐れた。 御使は言った、「恐れるな。見よ、すべての民に与えられる大きな喜びを、あなたがたに伝える。 きょうダビデの町に、あなたがたのために救主がお生れになった。このかたこそ主なるキリストである。 あなたがたは、幼な子が布にくるまって飼葉おけの中に寝かしてあるのを見るであろう。それが、あなたがたに与えられるしるしである」。 するとたちまち、おびただしい天の軍勢が現れ、御使と一緒になって神をさんびして言った、

「いと高きところでは、神に栄光があるように、地の上では、み心にかなう人々に平和があるように」。

御使たちが彼らを離れて天に帰ったとき、羊飼たちは「さあ、ベツレヘムへ行って、主がお知らせ下さったその出来事を見てこようではないか」と、互に語り合った。

そして急いで行って、マリヤとヨセフ、また飼葉おけに寝かしてある幼な子を捜しあてた。
彼らに会った上で、この子について自分たちに告げ知らされた事を、人々に伝えた。 人々はみな、羊飼たちが話してくれたことを聞いて、不思議に思った。 しかし、マリヤはこれらの事をことごとく心に留めて、思いめぐらしていた。
羊飼たちは、見聞きしたことが何もかも自分たちに語られたとおりであったので、神をあがめ、またさんびしながら帰って行った。

八日が過ぎ、割礼をほどこす時となったので、受胎のまえに御使が告げたとおり、幼な子をイエスと名づけた。

2009-12-18

霊夢~OMさんとの往復メール

お体の具合はいかがですか?
主人が10月に見た夢です。
朝目覚めると、主人が牧師さんの夢を見たと言うのです。私の家族は宗教の信者ではありません。私がおしょちのことをよく家族に話すので、牧師さんの夢を見たのかもしれないと言って内容を話し出しました。
公園のベンチの前に、本が落ちていたので、拾ってベンチに座って読んでいると、本の持ち主である牧師さんが、横からそっと一緒に読んでいらっしゃるのに気が付いたそうです。私の本だから返してとおっしゃらないで横から読んでいらっしゃるその牧師さんはなんて善い人だろうと思ったそうです。きっとおしょちです。今はもう夢のことを覚えていないようです。
OM


今しがた、おか脳神経外科の院長先生方に会いました。

7年前に受けた頚椎症の診察です。

愛の樹教会の病院のような親しみがありましてね!

院長先生はじめ、看護部長さん、事務局の方々と、話は尽きません。

薬剤師の先生方も、ホームページを検索してくださいます。

皆さん、いろいろな面から親しみを込めて見てくださいます。

今年最後の挨拶回りをしている時、たまたま、副院長の山下先生に会いました。

救急車で担ぎ込まれた、男性患者のクモ膜下出血の緊急手術を終えたばかりでした。

先生から、オショチの取り次ぐ聖句が難しいと言われるので、プロ(神学者)でないと、解らない聖句は、牧師がコメントしますが、恣意的になる危険性があるから、解らないままでも心読すれば良いですと話しました。

先生も納得されたようですが?

*

夢の話ですが、聖書には、神の啓示による様々な預言者の体験談が記述されています。

生理的に観る脳中夢と、神の啓示による霊夢とは違いますが、人間の心の奥底に、密かにしまいこまれた、本人も気付かない心象が、リアルタイムで現出することがあります。

イスラエルの祭司たちは、神殿に籠もり、神のお告げを取り次ぎ、人々に伝えました。

良いことも悪いことも含めて。

夢は、過去の記憶や現在の体験からも、観ることがありますが、はっきり記憶に残る夢は、大体神の啓示を、霊夢の形で示します。

神は愛する人を危険から守護してくださいます。

人間の限界を超えた体験ですから?理解不可能なこともありますが、夢=神の愛護=守護と考えています。

オショチは自分の長い体験から、特に危険に直面する前に、必ず体験する出来事を、夢=霊夢で経験しましたから。

ですから、逆夢?とか何とか余計なことは考えずに、ありがたい啓示だと受け止めました。用心します。

理屈っぽいですが、ごめんなさい。

*

ご主人は素直な魂の持ち主ですね! 誠実なお方と感じました。

いざと言う時にご家族の力になります。

宗教の有無は無関係です。真心です。

長くなりました。

まとまりませんが、とりあえずのメールです。

オショチ†

2009-12-17

私は夢を見ました~OMさんとのメール


私は夢を見ました。
夢の中の私は年老いていて病気です。灰色の服を着ています。友達はいません。病気に苦しみ絶望しています。 目覚めて鏡を見ました。日々を惰性で生きている初老のぼんやりした女の顔がありました。
神様が見せてくださった夢だと思います。

OMさん

添付の写真は不思議な感動を与えます。
あるがままを素直に切り取った、人間の孤独感、また切なさ、哀感を観ます。
モジリアーニ、ムンクの魂の叫びのようです。

キリストの聖像を見つめていると、人間の苦悩を一身に負われた、深い苦悩が伝わります。が、人間の苦悩と絶望の果てに救いの光りを観ます。
暗闇に光は輝いています†

OMさんとオショチたちが目指す天路歴程の道です。
夢の持つ意味をいつかメールします。楽しみにしていてください†
平安を祈ります†
オショチ
おやすみなさい
貴重なメールをありがとうございました。
老、病について私が見た夢はとても鮮明でした。
しかし誰でもが背負う試練であれば私も乗り越えます。
OM

追伸:写真はソビエトのトゥトゥノフの幼年時代・初雪 油彩画です。
リサイクル店で見つけた1975年三越現代ソビエト絵画の本のなかの絵です。孤独感があるとは気づきませんでした。自分にしっくりくる絵です。夢の意味楽しみにしています。主人が牧師さんの夢を見ました。聞いた内容からきっとおしょちです。




2009-12-16

天路歴程(46)出会い

古い話ですが、学生時代、同宿の学校の先輩方から、今で言うしごきを受けました。

飯炊き、洗濯、掃除など様々な雑用をこなしました。

口答えも出来ず、ただ黙々と、言われた通りにやりました。
この体験が私の目指す道にどのように影響したのか?後日、やっとこの意味が飲み込めましたが…

「若い時の苦労は買ってでもせよ」

亡き母の口癖でした。

しかし、目指す建築家の道は、遥か遠くの彼方!

どうしても解けない苦手な構造力学の問題集に四苦八苦していたときです。

出来の悪さを見兼ねた、ある同宿の先輩から、「君は頭が悪いんじゃない!物事を見つめる視点が根本的に欠けてる。柔軟性に欠けてる。停滞している!伸びる力の逆方向を向いている!だめだ!そんなことでは!」と、ひどく叱られました。

「学び、創造に、苦しみや行き詰まりはつきもの。君の常識が発想転換の邪魔をしている!君には非常識が必要だ。そんな気持ちじゃ、この問題集は解けないぞ!」

怖い、人使いの荒い、おっかない先輩だとばかり感じていた偏見を、私の欠点を一言で、木っ端微塵に打ち砕いてくれました。

まだ洗礼を受ける以前の話しです。

神様の導きは意外なところから始まりました。

先輩の隠れた人格、品格に触れて目覚めました。

それでも焦りがありましたから、なかなか思うように勉強は進みません。

唯一の慰め、それは下宿の窓から博多湾が一望できたことです。

あの何とも言えない優しい磯の香りが、粗末な下宿の窓から潮騒に混じって静かに部屋に流込んでれて来ます。

そんなある晩、うっかり下宿の2階の狭い階段を踏み外し、1階の土間に転げ落ちて気絶してしまいました。

一晩だけ近くの病院に担ぎこまれ入院しました。

何時も意地悪の下宿のお姉さんが一晩中付き添い介護してくれました。

これも若い苦学生には驚きでした。

大した怪我もなく助かりました。

見舞いに来てくれた先輩が「静養もたまには必要だぞ!階段からせっかく転げ落ちて助かったんだから、休め」 と言い残すと、見舞いのバナナを1本枕元に置いて、飄々と立ち去りました。

その後ろ姿に言葉にならない人の温もりを感じ、目頭が熱くなり自然に頭が下がりました。

最近、夢によく見ます。

怖くて優しい先輩は私が卒業した時は大阪市の建築課の技師を勤めていましたが、責任者になり、うれしい知らせを最後に、残念なことに早逝されました。

高岡先輩と呼んでいました。

あの頃は若かった!

人生が輝いていました。

道端の小さな石ころも、ダイヤモンドのように輝いていました。

私は忘れない!

あの日がいまも続いていることを†

学生時代のオショチ

「老年は内面性の成長期」

私は次のことを提案したい。
人が変わり、成長する可能性は、私たちが思う以上に大きい。老年は停滞の年代と思われがちだが、むしろ内面性が成長する時期である。老人は病人のように扱われるべきではないし、その隠退を社会の第一線から長く退いてしまった状態、とみてはならない。
老年期こそ、それまでに感得しそこねた高い価値、身につけられなかった洞察力、顧みなかった叡智を得させる時だ、と言ってもさしつかえない。

その時期は実に豊かな可能性をもった人格形成期である。長い人生で知らないうちに身についた愚行をやめ、生来の自己欺瞞の偽りを見抜き、人を理解し、思いやる心を深め、誠実な心の領域を広げ、公正さへの感覚を精錬することができるのだ。
年輪を重ねた人は、大局的に物事を見、失敗の経験を積んでいるから、偏見と既得権益への飽くなき執着心を捨てることができる。その時に、もはや仲間を自分の前に立ちはだかる競争者と見ることはないだろう。


 老人のための大学が必要である。その教育の目標は、老人を忙しくさせておくことではなく、一瞬一瞬が偉大になるための好機である、と気づかせることにある。内面の純化は、少なくとも趣味や娯楽と同じくらい重要である。心の中から、憎しみ、恨み、嫉妬の残渣(ざんさ)を取り除くことは、だれもが闘うべき確かな目標である。

 ほとんどの人は、老年を迎える準備を青年期の日々になすべきだ、ということを自覚していない。

 老年のために霊的備えをせよ。それをいかに深めるかを学べ。これは若いときから心すべき命題である。昔から、老いた者ほど叡智があると言われてきたが、
まさしくそうだ。しかし、年齢は叡智の保証書ではない。格言にいわく、
「賢い老人は年をとるに従って賢くなる。粗野な老人は、年をとるに従って愚かになる。」


アブラハム・ヘシェル(ユダヤ教神学者)「The Insecurity of Freedom」より

2009-12-15

芽生え

久しぶりに散歩道を歩きました。5日ぶりの外出です。
1週間目の肝臓治療を兼ねて、外出しました。

先週受けた悪性リンパ腫の抗がん剤治療の副作用がいろいろ出てきました。
視力低下、全身の痛み、手足の痺れ、等々。

例えですが、
異次元の世界にはじめて飛び込み、強い重力など、今までの生活感覚と、かけ離れた?何かを体験している。
宇宙旅行者!こんな感じです。

これが正に癌かな?
抗がん剤治療の様々な副作用を体験してみると、心身の辛さがわかります。



そんな時
ふと!見上げた木に白い綿毛に包まれた柔らかな花の蕾を見付けました。
これから厳しくなる冬の寒さに向かって、凛とした。あたらし生命の芽生えを見ました!

photo by Oshochi

命は枯れることがない!
励ましのメッセージと感じました。

2009-12-13

今週の聖句 12/13~12/19

イザヤ書53:1~12
メシア賛歌

だれがわれわれの聞いたことを
信じ得たか。
主の腕は、だれにあらわれたか。

彼は主の前に若木のように、
かわいた土から出る根のように育った。
彼にはわれわれの見るべき姿がなく、威厳もなく、
われわれの慕うべき美しさもない。

彼は侮られて人に捨てられ、
悲しみの人で、病を知っていた。
また顔をおおって忌みきらわれる者のように、
彼は侮られた。われわれも彼を尊ばなかった。

まことに彼はわれわれの病を負い、
われわれの悲しみをになった。
しかるに、われわれは思った、
彼は打たれ、神にたたかれ、苦しめられたのだと。

しかし彼はわれわれのとがのために傷つけられ、
われわれの不義のために砕かれたのだ。
彼はみずから懲らしめをうけて、
われわれに平安を与え、
その打たれた傷によって、
われわれはいやされたのだ。

われわれはみな羊のように迷って、
おのおの自分の道に向かって行った。
主はわれわれすべての者の不義を、
彼の上におかれた。

彼はしえたげられ、苦しめられたけれども、
口を開かなかった。
ほふり場にひかれて行く小羊のように、
また毛を切る者の前に黙っている羊のように、
口を開かなかった。

彼は暴虐なさばきによって取り去られた。
その代の人のうち、だれが思ったであろうか、
彼はわが民のとがのために打たれて、
生けるものの地から断たれたのだと。

彼は暴虐を行わず、
その口には偽りがなかったけれども、
その墓は悪しき者と共に設けられ、
その塚は悪をなす者と共にあった。

しかも彼を砕くことは主のみ旨であり、
主は彼を悩まされた。
彼が自分を、とがの供え物となすとき、
その子孫を見ることができ、
その命をながくすることができる。
かつ主のみ旨が彼の手によって栄える。

彼は自分の魂の苦しみにより光を見て満足する。
義なるわがしもべはその知識によって、
多くの人を義とし、また彼らの不義を負う。

それゆえ、わたしは彼に大いなる者と共に
物を分かち取らせる。
彼は強い者と共に獲物を分かち取る。
これは彼が死にいたるまで、自分の魂をそそぎだし、
とがある者と共に数えられたからである。
しかも彼は多くの人の罪を負い、
とがある者のためにとりなしをした。

2009-12-12

天路歴程(45)小さな聖廟の中で


ある一人の求道者が、畏れつつ神に問い掛け、祈りを捧げていました。

全知全能の神よ!
思慮浅き僕(しもべ)の質問にお答えください。どうかお答えください。
何故?人はかくも深き罪を犯し続け、自らを省みることなく、何故?際限もなくサタンの悪影響を受ける存在者に成り果てたのでしょうか?

思慮浅き僕の質問を、どうか咎(とが)め、罰しないでください。

全知全能の神よ!
何故あなたは、アダムとイブを完全な姿に創造なさならなかったのでしょうか?
エデンの園で、あの狡猾な蛇に吹き込まれ、取り返しのつかない罪を犯す、不完全な生命を創造されたのでしょうか?


全知全能の神よ!
もし?あなたが、あなたの形に似せて、良しとされ、人間を創造なされたのなら、あなたの聖なる資質の幾分かを何故、人に備えてくださらなかったのでしょうか?

人は罪を犯します。

あなたが祝福され、あなたが創造なされた、創世記、天地創造の偉大かつ壮大なドラマの中に、何故、不完全な形でアダムとイブを創造なされたのですか?

罪の原点をいつも思います。苦しみに襲われます。

原因が、あの狡猾な蛇にあるとしても!

全知全能にまします父に反抗するサタンの魔手に、御子イエス・キリストを何故お渡しになられたのでしょうか?

父なる神よ!
御子のご生誕の、あの人類救済のドラマの幕開けはあなたの深い御心なのですね?
あなたが創造された生命、アダムとイブの背信行為に起因するとしても?
御子の十字架は、なおさら避けられなかったのですね?
人類の罪の贖いのために!

その使命を帯びた御子のご生誕、クリスマスを、また人類は罪の生活の中で迎えます。争いが絶えません。

どうか思慮浅き僕にお教えて下さい。お答えください。
智恵と真理の御力を、偽物ではなく本物を†お与えください†
クリスマスに秘められた、あなたの真意を!

僕には、自らの内なる罪を取り除く手段、解決策が見当たりません。
あなたを、御子を信じて僕の全生涯をかけます。
御子お一人を生け贄になされた、あなたの深い苦悩と愛は、あなたが創造され、祝福された人類に容易に届きません。


思慮浅き僕がこの古びた小さな聖廟に籠もり、あなたの深い御心に触れ、肉皮にあなたの真を刻みつけたいのです†

与えられた使命を果たしたいのです†

罪に染まったこの身を委ねる、あなたが創造され、祝福された、優しさと平安に包まれるはずの美しい緑の大地に、紺碧の空に、燦々と光り輝き、あなたからいただ く幸せの恵みに、等しく人類が、特に、虐げられ、その日の生活に事欠く、貧しい人々に、命を脅かされて、必死に生きるための人々に、食べ物と水と住まいと命の安全と、平和と平安とをお与えください†

真の幸せに人類が覆われますように祈りをあなたに捧げます†
聖霊をお与えください†

あなたの御名を讚美いたします。
アーメン・ハレルヤ†

2009-12-11

雨の朝

photo by Oshochi

師走の冷たい雨の朝です。
クリスマスまで後二週間、激動の一年でした。

冷たい雨に打たれても、大地にしっかり根付いた大樹は微動だにしません。
人々の生活を静かに眺めています!

昨日の四回目の抗がん剤治療から一夜明けましたが、前回まで服用していた、プレドニン(ステロイド) を、止めた今朝は、やはり倦怠感があります。

自然に備わった治癒力に期待しています。
今日の命に感謝を込めて†

2009-12-10

今日の診察 12月10日

只今、12月10日(木)、午後から抗がん剤、オンコピン、エンドキサン点滴中です。

診察と血液検査は以下の通りです。

【血液検査結果】
*白血球2.0
*赤血球3.57
*ヘモグロビン11.0
*血小板4.8万
*クレアチニン1.29
*コリンエステラーゼ2643
*GOT74
*GPT62
*γ-GTP25
*PSA0.45
*尿酸9.0
*血糖食後91
*好中球57.0→免疫力
以上は血液検査結果です。

【今朝】
*血圧140ー83
*脈拍76
*体温36.0℃
*体重48.2㌔
*排泄普通

【その他】
次回、6回目のリツキサンは1月、5回目抗がん剤は未定。
12月24日(木)、CTとエコー検査あり。
本日から、プレドニン服用は中止になりました。
悪性リンパ腫化学療法の治療、終了は来年2月になると思います。

治療、もう一息です!
感謝を込めて。
以上です!
オショチ†

2009-12-09

神の警告ー地球滅亡への序曲

NHKBS世界のドキュメンタリー「セミパラチンスク18年後の現実」

このドキュメントは、間違いを平気で犯す人間への救済のメッセージ。

多分、神の裁きが下る前の警告を受けていると思う。

オショチは預言者の役目も課されている。

それにしても野心的政治家や人間の、悪質さは酷い


セミパラチンスク18年後の現実
旧ソビエト連邦最大の核実験場、カザフスタンのセミパラチンスク。
実験場閉鎖からすでに18年が経過したが、放射能汚染の影響はより深刻化している。

原題:Silent Bombs; A Cruel Wind Blows
制作:2009年
国際共同制作:NHK/4 Square Productions (カナダ)

カザフスタン北東部のセミパラチンスクで、1949年から1989年までに約500回の核実験が行われた。1991年の実験場閉鎖か ら18年が経過したが、今なお放射能汚染の影響は続いている。核実験は、なぜセミパラチンスクで行われ、周辺に住む人々の 暮らしや健康をどのように脅かしていったのか。

カナダの制作会社との国際共同制作によるこのドキュメンタリーは、実験場に隣接するサルジャール村、カイナール村を中心に、放射能汚 染の実態を丹念に取材。村ではこの数年間、さまざまな障害を持つ子どもの出生が続き、10代の自殺が急増するなど、世代を 超えたより深刻な被害が明らかになっている。番組では、被爆による重い健康被害を抱える人々の怒りと叫びに向き合い、核の恐怖と残酷 さを明らかにしていく。

さらに番組は、旧ソ連の原爆研究者や医師の証言をもとに、セミパラチンスクにおける核実験の歴史を辿る。住民たちは核実験の事実を知 らされず、健康被害が明らかになったあとも旧ソ連によって沈黙を余儀なくされた。実験場周辺では、今なお正常値を大幅に超 える放射線が測定されており、核の脅威はカザフスタンの人々の生活を静かに、しかし確実に脅かしている。


つづきは画面をダブルクリックし、YouTubeのページに移ってご覧いただけます

インターネット辞典ウィキペディアより

セミパラチンスク核実験場

セミパラチンスク核実験場(Семипалатинский ядерный
полигон)は、旧ソビエト連邦の核実験場のひとつであった。カザフ共和国(現カザフスタン)の北東部、セメイの西方 150kmの草原地帯にあり、面積は約18,000km²(四国の面積にほぼ等しい)。

1949年から1989年の間に合計456回の核実験に使用された。施設は最初の核実験からちょうど42年目にあたる1991年8月29 日に正式に閉鎖された。
核の負の遺産(PA Perron)

概要

1947年にラヴレンチー・ベリヤによってこの場所が選ばれた。核実験の準備に伴い、実験場郊外に秘密都市セミパラチンスク-21(現在のクルチャトフ市)が建設され、関係者が集められた。

ソ連最初の核実験RDS-1は 1949年8月29日に行われた。実験を指揮した核物理学者のイーゴリ・クルチャトフは、後に、もし核実験が失敗したらスターリンの命により銃殺刑に処されることを覚悟していた、と述懐している。

その後、1953年8月12日の水爆装置実験RDS-6(核融合そのものは失敗)、1955年11月22日の初の水爆実験RDS- 37、核の平和利用実験(下記参照)などが行われた。なお、RDS-6の実験に当たっては、付近の住民のうち一部の成人男子を放射能汚染地域に滞在させた。これは人体実験だと見られている。またベトナムの枯れ葉剤のようにここでも奇形児が生まれ、ホルマリン漬けで保存されている。

その後放射能汚染による住民の健康被害が次第に広がり、地元の研究者たちによる調査が行われたものの、核実験を優先するソ連当局に黙殺され続けた。ソ連末期のグラスノスチにより実験の実態が明らかになると国際的な非難が高まり、1991年8月29日に実験場は正式に閉鎖された。

クリオンの子どもたち

OMさん

クリオンの子どもたちへの献金頂きました†


ありがとうございます!


今年も残り少ないですね!

今年もいろんな体験をしましたが、神様と皆さんに助けられました。


クリスマスのアドベントに入りました†
祈りながら毎日を恵みの内に過ごしています。

明後日多分抗がん剤治療だと思います。


今年最後の治療でしょう?また、来年も頑張って闘病生活を楽しみます†


いつも暖かいお心遣い改めて感謝いたします。


お身体大事にしてください!

キリストの僕オショチ†

2009-12-07

KHさんへ

メールありがとうございました。

今日、美味しいリンゴを頂きました。

ありがとうございました。

久しぶりに聖日礼拝を持てました。

頂いたリンゴ皆で分けました。

重ねてお礼申し上げます!

オショチは白血球が低下しているので、ドクターも教会の聖日礼拝のタイミングを、いろいろ考えてくださいました。

考えて見ると、あれこれ約8年間の闘病生活になります。

よく今日まで生き延びて来られたものだと?不思議な気持ちです†

改めて背後で祈られている、祈りの力によるものと、深い感動が湧きました。

肝硬変、C型肝炎、悪性リンパ腫、腎臓疾患、頚椎症、右腎臓、胆嚢摘出などありましたが、まだまだこれからいろいろ試練が待ち受けています。

しかし癒しの希望は捨てません。

疾患を数えたらきりがありませんが、よい主治医の先生方に恵まれました。

多分、抗がん剤治療も1月末か?2月半ば頃、終わるかな?と、期待しています。

自分のことばかり書きましたが、今は亡き友との約束を果たすために、自分の疾患の全てと、治療の進行状況をブログとホームページに掲載しています。

患者の側からのブログは孤独な闘病生活を強いられている、病友の励ましになればと考えています。

患者の立場から治療に当ってくださる先生方のご苦労、患者の病を治す熱意、など患者の知らない真摯な事実を是非、知って頂きたい、気持ちが根底にあります。

某病院、某先生では、真意、真実味に欠けるので支障がない限り、敢えて掲載しています。

使徒バウロのように、救われるべき友のためにも、自分の障害となる弱さの壁を突き破り、病に挫けないで、愛する兄弟姉妹のためにも、再び立ち上がりたいと願っています†

ご主人によろしくお伝えください。

再会の日を楽しみにしています†

シャローム!
オショチ

2009-12-06

今週の聖句 12/6~12/12

シラ書8:1〜19
良識ある行為

権力者と争うな。
彼の手に陥らないともかぎらない。

金持ちとけんかをするな。
彼は金にものを言わせ、
 お前に立ち向かわないともかぎらない。
黄金は多くの人々を滅ぼし、
王たちの心を迷わせた。

口数の多い者と争うな。
火に薪をくべることにならないともかぎらない。

粗野な者をからかうな。
彼はお前の先祖を辱めるかもしれない。

罪から離れようとしているなら、
 もうその人をとがめてはならない。
わたしたちは皆、
 罰に値する者であることを思え。

年寄りだからといって、軽蔑するな。
わたしたちも、いずれは老人になるのだから。

他人の死を喜ぶな。
わたしたちは皆、死すべき者であることを思え。

知恵ある人の話をなおざりにせず、
その格言に心を留めよ。
そうすれば、そこから教訓を学び、
王に仕えるすべを身につけることができる。

老人たちの話を聞き逃すな。
彼らも、その先祖たちから学んだのだ。
そうすれば、そこから知識を学び、
必要なときに答えることができる。

罪人の情欲の炭に火をつけるな。
その燃える炎で、やけどをしないともかぎらない。

傲慢な人の挑発に乗るな。
彼は、お前の言葉じりをとらえて陥れようと、
 待ち構えているかもしれないから。

お前より力のある人に金を貸してはならない。
貸したら最後、失ったものと思え。

お前の力量を超えて保証をしてはならない。
保証をするなら、自分が返済する覚悟を持て。

裁判官を相手に訴訟を起こしてはならない。
彼の名誉を重んじる判決が下されるから。

向こう見ずな人間と一緒に旅をするな。
お前はひどい災難に
 悩まされないともかぎらない。
彼は勝手気ままにふるまい、
その愚かな行動がもとで、
 お前も一緒に命を落とすことになる。

短気な人間と争ったり、
一緒に荒れ野を歩いたりしてはならない。
彼は、血を流すことなど何とも思わず、
だれの助けも得られないところで、
 お前を打ち倒してしまうから。

愚か者と相談するな。
彼は秘密を守ることができないのだから。

内密にすべきことを他人の前で公にするな。
どんな結果が生じるか分からないのだから。

相手構わず、人に心を打ち明けるな。
また、相手構わず、人から恩を受けるな。

AUさんからのメール

オショチ様

こんばんは。いつもお祈りいただいてどうもありがとうございます。ゲッセマネのキリスト様像はすばらしいと思いました。

今朝夢にオショチが出てきて下さいました。あちこち案内していただいているような不思議な夢でした。

おかげさまでこちら皆元気です。先だって子どもたちがインフルエンザA型になり、不覚にも一緒に私もかかってしまい、一時3人で寝ていました。幸い夫は大丈夫でした。子どもたちは熱が下がるとすぐぴんぴん元気になったので、夫に食事のことなどしてもらいました。私は2日間熱で寝込んでいました。もうすっかり元気です。

ご報告ですが、以前ご相談した虫垂ガンの友人は、11月半ばに腹膜播種の転移を除去する手術を受ける決意で入院しました。先週メールが来て、手術は成功して年内に帰れる予定とのことでした。たくさん祈ってくれてありがとうと書いてありました。

これから再発せずにリハビリが進むようがんばると気持ちは大変前向きでした。まだまだこれから多難かもしれませんけれど、ともかく一つの山を越えたようです。オショチにも祈っていただき、どうもありがとうございます。

いろいろオショチご自身が大変なときに、いつもお願いするばかりで恐縮です。ホームページもブログも毎日読ませていただいております。感謝です。

どうぞくれぐれもお大事なさって下さい。
とりいそぎご報告と御礼まで。
12月5日
AU

2009-12-05

死への覚悟から〜OMさんからのメール(つづき)

おしょち様、メールありがとうございます。
聖日の御礼拝の許可良かったです。
でも、感染症には本当にお気をつけてくださいませ。

私のために祈ってくださいまして、ありがとうございます。
でも、そのためにおしょち様の具合が悪くなったらいけないです。
お送りいただいたキリスト様の彫像を見て、この苦悩は他人の重荷を代わりに背負ったためのものだ。
おしょち様を苦しめてはならないと思いました。

私は心が弱いので自分のなすべきことがわかっていても実践できません。
おしょち様や愛の会の方々の愛は本物で厳しさを感じます。
私の今の課題は、年老いた親のためになにをするかです。
思っているだけではいけないです。

寒いので暖かくお休みくださいませ
OM


ご両親のこと、よくわかります。
教会の皆も、オショチを含めてそれぞれ、共通問題を抱えていますから。
一人で抱え込むのは、厳しく、難しいことですが、せめて心の支えになれば、お互いに助けあえたなら?
何か少しでも役立てばと考え、病をきっかけにブログを立ち上げました。

病気、老い、等、やがて訪れる死も、避けて通れない道ですね。
仏教徒の母からは、お釈迦様の説かれた、老、病、死に直面したとき、弱い、人間救済の教えに、慈悲の眼差し、励まし、生きていく上での知恵を学びました。

わたしたち、教会の中に横たわる問題点は、人間共通の真剣な問題、課題です。
が深刻ではないです。
キリスト様のお示しになられた天国を魂の帰り行くふるさと信じていますから。

しかし、目の前の老いた親の介護を皆が同じように出来るとは限らないので、とにかく精神的な孤立、負担が少しでも減らせたらと願いながら毎日を迎えています。

生き物は、死と向き合う生を生きなければならない宿命を背負っていますね。
オショチも死の陰の谷を何度か越えて来ましたが、未だにうろうろしています。
死への覚悟が、生の目覚めになりましたが!逆説的ですが?

弱いことはオショチ†の生きる力になったのです。
おかしな体験です。
まだまだこれからいろいろな試練に遭うでしょうが?

夜更けのメールごめんなさい。
おやすみなさい
12月5日
オショチ†