2011-02-26

天路歴程(84)自然界の営みと役目

昨今、地球規模で、大自然の猛威に人類は晒され、辛い試練に直面しています。

辛くても乗り越えなければなりません。

人類、進化の過程の厳しい試練を自然界から突き付けられているのです!

人間が産み出した様々なエゴイズムを、自然破壊の過ちを、鋭く指摘されていると思います。

自然界の人知を超える力に圧倒されます。

人間は今まで、自然界に甘え、自然界を甘く見下していたのではありませんか?

災害を受けた人々の叫び声は悲痛の一語に尽きます。

犠牲者です!

旧約聖書に出てくるノアの箱船や、滅んだ古代都市ソドム、ゴモラをつい思い浮かべてしまいます。

ヴェスヴィオ火山の噴火で溶岩に埋もれた都市ポンベイを想像しました。

人類は古代に学ぶべきです。謙虚に!

予期せぬ突然の災難!人類に襲い掛かる天災、人災等々。

災難に襲われ、打ちひしがれている現実は直視し難いものです!

しかし、その一方では何事もないかのように、四季が訪れて来ます。

仮住まい(肉体的)の身にも。

三寒四温を繰り返し春が静かに近づいて来ます。

アラブ諸国を含めての悲惨な人間同士の争い。圧政。権力闘争。資源争奪戦。

悲惨な殺しあいを嘲笑うかのように!

春を待ちかねたように木蓮の小さな蕾もふっくらとしてきました。

いつもの散歩道です。

毎年、"春が来たよ♪"と知らせてくれる、お馴染みの木蓮です!

自然界はとてつもない力に満ちみちています。多彩な表情を見せてもくれます。

優しさと狂暴とも思える破壊力!

春は四季の始まりですが、この歳になって初めて、"季節性情動障害"らしき?体験をしました。

凡庸な私です。

気分が浮き沈みするのです。

寒暖の差が激しいと心身に影響が出ます。

春なのに何故か?歳を重ねると、胸に募る言い知れぬ寂しさを"ふと"感じるのです。

過ぎし日々の懐かしいあれこれが、走馬灯を見るように、新鮮に想いだされます。

懐かしい過ぎ去った日々です!

これも自然の成り行きでしょうか。

世界中で現実に直面している様々な試練、苦難を身近に感じながらも、個人的感傷ですが、春は新鮮です。

新しい命の芽吹き!

生命の薫りが当たりに満ちみちて、平和裏に生きる歓び、光り、希望に包まれます!

久しぶりに"春うらら"の一日を堪能しました!

芝生に座り込み辺りを見回せば、大地の温もり大地の鼓動が伝わって来ます。

同じ大地の向こう側に苦しみ悶えている仲間がいる!

複雑な心境です。

子どもたちの動きも活発です。

公園の土手を転げ回る子どもたちの歓声は、春を迎えるにふさわしい平和な春の讃歌です

『生きている!』実感が身体の奥底からふっふっと沸き上がってきます。

長い闘病生活ですが、生き甲斐を見付けたら難儀な闘病生活にも春が訪れます。

旧約聖書より聖句を一つ書いて終わりにします。

旧約の詩人にもロマンチックな人がいたようです!

ごらん、冬は去り、雨の季節は終った。
花は地に咲きいで、小鳥の歌うときが来た。
この里にも山鳩の声が聞こえる。
いちじくの実は熟し、ぶどうの花は香る。
恋人よ、美しいひとよさあ、立って出ておいで。
雅歌2:11~13

このように詩人が讃歌した平和な時代の到来をひたすら求め続けて祷ります†

これが私の生きる目的です†

愛の樹オショチ†

photo by Oshochi

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