2010-12-12

今週の聖句 12/12〜18

ルカ1:57〜80

さてエリサベツは月が満ちて、男の子を産んだ。

近所の人々や親族は、主が大きなあわれみを彼女におかけになったことを聞いて、共どもに喜んだ。

八日目になったので、幼な子に割礼をするために人々がきて、父の名にちなんでザカリヤという名にしようとした。

ところが、母親は、「いいえ、ヨハネという名にしなくてはいけません」と言った。

人々は、「あなたの親族の中には、そういう名のついた者は、ひとりもいません」と彼女に言った。

そして父親に、どんな名にしたいのですかと、合図で尋ねた。

ザカリヤは書板を持ってこさせて、それに「その名はヨハネ」と書いたので、みんなの者は不思議に思った。

すると、立ちどころにザカリヤの口が開けて舌がゆるみ、語り出して神をほめたたえた。

近所の人々はみな恐れをいだき、またユダヤの山里の至るところに、これらの事がことごとく語り伝えられたので、

聞く者たちは皆それを心に留めて、「この子は、いったい、どんな者になるだろう」と語り合った。主のみ手が彼と共にあった。

父ザカリヤは聖霊に満たされ、預言して言った、

「主なるイスラエルの神は、ほむべきかな。
神はその民を顧みてこれをあがない、

わたしたちのために救の角を
僕ダビデの家にお立てになった。

古くから、聖なる預言者たちの口によってお語りになったように、

わたしたちを敵から、またすべてわたしたちを憎む者の手から、救い出すためである。

こうして、神はわたしたちの父祖たちにあわれみをかけ、その聖なる契約、

すなわち、父祖アブラハムにお立てになった誓いをおぼえて、

わたしたちを敵の手から救い出し、

生きている限り、きよく正しく、
みまえに恐れなく仕えさせてくださるのである。

幼な子よ、あなたは、いと高き者の預言者と呼ばれるであろう。
主のみまえに先立って行き、その道を備え、

罪のゆるしによる救を
その民に知らせるのであるから。

これはわたしたちの神のあわれみ深いみこころによる。
また、そのあわれみによって、日の光が上からわたしたちに臨み、

暗黒と死の陰とに住む者を照し、
わたしたちの足を平和の道へ導くであろう」。

幼な子は成長し、その霊も強くなり、そしてイスラエルに現れる日まで、荒野にいた。

0 件のコメント:

コメントを投稿

「コメント」はブログの読者すべてに公開されます。公開に先立ち、管理者に届く設定ですので、プライバシーなどが含まれないか確認できますが、お名前やメールアドレス、私的なやりとりなど、個人情報に留意してください。イニシャルや匿名でも可能です。よろしくお願いします。