新聞記事にも触れました。
見出しは!
「米国統治下の沖縄で、医師免許を持たない代用医師」
"医介輔(いかいほ)"として医療に携わってきた宮里善昌さんをモデルに描いたドラマでした。
1959年の沖縄が舞台です。
宮前(堺雅人)は医介輔として診療所を開業し、戦争の爪痕が残る中、けがや病気で苦しむ患者を献身的に治療します。
だが、医介輔ゆえに十分な治療を施せないジレンマを抱えていました。
そんな夫を、妻・ハナ(寺島しのぶ)は家計を助けながら黙って見守ります。
ある日、漁師の妻・由美(尾野真千子)が診療所を訪ねてきます。
彼女は妊娠しているのですが、夫が留守の時に黒人の米兵に暴行されたため、夫の子ではないかもしれないとおびえていました。
生まれてくる子はかけがえのない命!
宮前先生は戦争中、戦友が撃たれ、バタバタ倒れ死んでいく悲惨さを目の当たりに体験して生き延びてきました。
戦場では、銃弾にやられた戦友の介護に献身的でした。誰よりも命の貴さを痛感していたのです。
生まれてくる子の責任は、私が持つ!と、言い切り彼女に出産を促し、堕胎を望む、彼女を説得しました。
ついに運命の日がきました。
無邪気に妻の妊娠と出産を手放しで喜ぶ夫の見た子は?
肌の黒い子でした。
診療所のベットの上で茫然自失の夫婦。
夫は深い絶望的な叫び声を残して、彼らの前から姿を消してしまいました。
「生まれたこの子に、罪はない!」
宮前先生は必死に語り掛けます。
腹を空かせて泣く幼子をその母はどうしても抱けません。
宮前先生とその妻の必死の説得で、やっと決心して抱き上げた我が子に乳房を含ませ、途方にくれる母と、医介輔夫婦!
命とは何か?
生まれた子の意思にかかわりなく展開する苛酷な運命!
このヒューマンドラマは私たち一人一人に問い掛けます!
人間の幸せとは何か?
悲劇的な出来事で、突然人生を壊された若い夫婦。
敗戦国日本の、凝縮した、癒しがたい現実を。それが今も続く、沖縄の現実を!
一人の医介輔を通して目にしたテレビドラマはこれからの日本人の生き方を問い掛ける、深い意味を含んでいると思わされました。
無益な戦争の犠牲になった多くの沖縄県民の戦後も現在も厳しい立場に曝されている現実が深く胸に突き刺さつてきました。
短い話しの不十分なまとめですが、救われたのは、医介輔・宮前先生の優しい笑顔でした。
どんなに辛くても、患者のために、優しい笑顔を絶やしませんでした。
ドラマホームページより
米国統治下で、特別に認められた医介輔医療制度も、正規の医師免許を持たない代用医師には、ジレンマと言う苛酷な使命を要求します。
心ない罵声、侮蔑が、医師、患者から浴びせられます。
そんな逆境を支えたのがハナでした。
ある日!子の母親は自責の念に耐えきれず、米軍基地のフェンスに縄をかけ自殺してしまいます。
「医介輔の宮前先生にごめんなさい!」と、書き置きを残して。
宮前先生の家族として育った少年はある日、自分の出生の秘密を知り、「僕は生まれなければよかった!」と、書き置きを残していずこにか姿を消してしまいます。
悲しみの連続です。
やがて年老いた、医介輔の宮前先生の診療所が閉鎖される日がきました。
診療所の看板を取り外した時、先生の妻・ハナが言いました。
「あなた、お客様よ!」
「そうか!最後の患者さんだね!」
目の前に現れたのは?日本人の奥さんと2人の子供を連れてきた、あの子の立派に成長した姿でした。
「子が言いました、先生ごめんなさい!」
たとえ世間から"ニセ医者と呼ばれても"彼にしか救えない命があった。
ヒューマンドラマスペシャルは、愛が消え失せてゆく殺伐とした現実に突き付けた人間愛の回復、愛の感動的なドラマでした。
今年も、クリスマスが訪れます†
都会の騒音と、見物人、華やかなイルミネーションに彩られた、クリスマスの騒ぎを眺めながら、御子・イエス・キリストのご生誕を、二千十年前の、ベッレヘムの馬小屋を思います†
愛の樹オショチ†
とても感動的なドラマですね。沖縄の悲惨さと、ニセ医者の苦悩と愛が、満ちていますね。最後が、ハッピーエンドで、救われました。ステキなお話でした。ありがとうございました。風邪引かないようきをつけてくださいヾ(^▽^)ノ
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