今回の、地震・津波・原発事故などの大災害でかけがえのない命を奪われた人々のみ霊に祷りを捧げる毎日です。
寒さ、飢え、病、被爆、恐ろしい放射能目に見えない放射線等々時々刻々伝わるニュース速報を息をひそめて見つめています。
突然!命を奪われた人々の無念を深く心に刻みこみました。
最愛のご家族を失い一人残されたお方にかける言葉などありません。
非情な天災と人災のダブルパンチは恐怖その物です。
途方も無い大災害から立ち上がるエネルギーは、日本国に住む人々の渾身的助け合い、必死の覚悟が求められ、問われています。
再び、大災害に襲われぬための!立地選択。
災害に対応出来る、視点からの堅固な防災都市、堤防港湾施設などの整備。
街づくりが早急に求められます。
膨大な資金調達が急務です。
党利党略、官僚達、政財界、学者達の思惑、狭い了見を捨てて、有能な人材をどんどん活用すべきです!
マスコミの報道姿勢、然りです!
国民が奮い立たつためにも、未曾有の逆境から再建に向かって、国家の指針を明確に打ち出し、希望と目標を示すべきです!
脱原発でも生活可能な未来像を、はっきり示せば、廃墟のどん底からでも立ち上がれます。
時間がかかっても必ず日本列島の未来は明るくなると!言い切る政治家が、今、必要です!
海岸沿いの土地の危険性が焙り出されましたが、海に囲まれた、狭い島国の安全な土地は限られています。
山岳地帯の国土の僅か4%程度の平地に過密な都市を作り湯水と電気の使い放題。
一旦災害に襲われたら一たまりもない薄っぺらな安全対策。
未来の命のためにも、何が深刻な問題点で、どうすれば、災害を最小限に食い止められるか?多大な犠牲の向こう側に貴重なヒントが与えられています。
我々はそれに気付き、謙虚に学ぶべきです。
しかし、現実は山を崩し、環境破壊を平気で進め、遠浅の海を埋め立て街づくりをすれば恐ろしい危険を作り出す。
更に!九州の火山活動も活発化しています。
火山噴火のしっかりした予知、警戒もしなければなりません。
日本列島は深い海溝に囲まれ、地殻変動(地震活動が)活発化しやすい特殊な地形の上に成り立ち、生活を余儀なくされてきました。
話しは変り、私ごとで恐縮ですが、今年、3月で78歳を迎えました。
頸椎にチタンボルトを六本埋め込み、右腎臓、胆嚢は摘出、左尿管にカテーテルを挿入しています。
加えて、悪性リンパ腫の再発など、生きているのが不思議なくらいですが、生きることは私の大事な使命だと思い決して諦めません。
こんな身体の持ち主でも、復興のために知恵を絞りだし、また精神的な、何かお役に立てたらと切に願っています。
私は過去、大きな地震を4回体験しました。
はじめは北海道、厚岸郡・浜中村霧多布→キリタップで、チリ地震に遭いました。
宿の女将から海の様子が変だから、見てきて欲しいと頼まれ、起き抜けに駆け足で
たどり着いた海岸で、先ず目に飛び込んできたのは遥か沖合いまで海底が見える、異常事態でした。
何人かの村人が引き潮の砂浜で貝や、岩にひっかかった昆布を採っていました。
その時、ゴーオーっと大地を揺るがす海鳴りがしました。
遥か沖合いから不気味な白い大きな波が壁となり襲い掛かって来るのが目に入りました。
『逃げろ!津波だ!と皆が一斉に叫びました。』あっという間に私の膝まで津波の第一波が来ました。
近くにあった、建設現場の工事用のタワーにしがみつき、逆巻く津波に腰まで浸かり、押し流されないように必死に鉄骨にしがみつきました。津波が一度引いた時、素早く高台に逃れ助かりました。
しかし目の前で家が津波にさらわれ、波間に呑まれて行きました。ランドセルを落とした小さな子どもが拾いに行き、あっという間に消えてしまいました。
どうすることも出来ずただ叫び声を上げていました。
この世の終わり!終末を目の当たりにしました。
今でも時々悪夢を見てうなされます。
新潟地震も体験しました。
牧師になる前、建築家の仕事に従事していました。
新潟地震の震災復興にも必死に取り組みました。
阪神・淡路大震災には親類縁者、教会の方々も被災者となり、東京からワゴン車に積めるだけの支援物質ゃ支援金をかき集めて大阪まで、弟子に助けられ、被災地に何とかたどり着きました。
あの悲惨さも、心に焼き付いて離れません。
たまたまでしたがブラジルの帰途、ロサンゼルスの地震も目撃しました。
そして今回の世界に、類を見ない大震災・大災害です。
原発事故の深刻さは日増しに高まっています。
放射能・目に見えぬ放射線の拡散は、日本列島の存在を危うくしています。
世界中を危険に巻き込んでいます。
日本列島に重い十字架を突然負わされました!
死者・行方不明者は28000人を越えました。
しかし、被災地では一部ですが、漁港や港湾施設の回復に向けて再び、復興の槌音も聞こえて来ます!
海の藻屑と消えた廃墟の中から、人々が勇気を奮い立たせて再建に立ち上がるいろいろな人々の姿を勇気ある姿を尊敬と感動のまなこで見ました。
必ず日本列島が再び立派に再建する潜在能力を秘めた民族であり続けることを信じています。
最後になりましたが、亡くなられた方々のみ霊が再び死を見ることの無い、悲しい離別の無い天国で永遠の眠りが安らかでありますように、慎んで祷りを捧げます†
愛の樹教会一同・牧師/愛川英雄
2011-03-29
2011-03-27
今週の聖句 3/27~4/2
詩篇9篇
聖歌隊の指揮者によってムツラベンのしらべにあわせてうたわせたダビデの歌
わたしは心をつくして主に感謝し、
あなたのくすしきみわざを
ことごとく宣べ伝えます。
いと高き者よ、あなたによって
わたしは喜びかつ楽しみ、
あなたの名をほめ歌います。
わたしの敵は退くとき、
つまずき倒れてあなたの前に滅びました。
あなたがわたしの正しい訴えを
助け守られたからです。
あなたはみくらに座して、
正しいさばきをされました。
あなたはもろもろの国民を責め、
悪しき者を滅ぼし、
永久に彼らの名を消し去られました。
敵は絶えはてて、とこしえに滅び、
あなたが滅ぼされたもろもろの町は
その記憶さえ消えうせました。
しかし主はとこしえに、み位に座し、
さばきのために、みくらを設けられました。
主は正義をもって世界をさばき、
公平をもってもろもろの民をさばかれます。
主はしえたげられる者のとりで、
なやみの時のとりでです。
み名を知る者はあなたに寄り頼みます。
主よ、あなたを尋ね求める者を
あなたは捨てられたことがないからです。
シオンに住まわれる主にむかってほめうたい、
そのみわざをもろもろの民のなかに宣べ伝えよ。
血を流す者にあだを報いられる主は彼らを心にとめ、
苦しむ者の叫びをお忘れにならないからです。
主よ、わたしをあわれんでください。
死の門からわたしを引きあげられる主よ、
あだする者のわたしを悩ますのを
みそなわしてください。
そうすれば、わたしはあなたのすべての誉を述べ、
シオンの娘の門で、
あなたの救を喜ぶことができましょう。
もろもろの国民は自分の作った穴に陥り、
隠し設けた網に自分の足を捕えられる。
主はみずからを知らせ、さばきを行われた。
悪しき者は自分の手で作ったわなに捕えられる。〔ヒガヨン、セラ
悪しき者、また神を忘れるもろもろの国民は
陰府へ去って行く。
貧しい者は常に忘れられるのではない。
苦しむ者の望みはとこしえに滅びるのではない。
主よ、立ちあがってください。
人に勝利を得させず、もろもろの国民に、
み前でさばきを受けさせてください。
主よ、彼らに恐れを起させ、もろもろの国民に
自分がただ、人であることを知らせてください。〔セラ
2011-03-21
東北関東大地震
私は原子物理学に全く無知の素人ですが、今回の日本列島を襲った巨大地震、それに起因する東京電力福島第一原発事故の原因が、自然災害の面からのみ取り上げられていることに、違和感と強い不信感を感じます。
世界各国から、日本人の大災害に対する対応の仕方に、称賛、非難こもごもですが?
確かに、震源地は太平洋プレートとユーラシア大陸のプレートがせめぎあう場所、海底に生じた破壊が南北に約500㎞、東西に約200㎞の広大な領域で6分間ほどかけてずれ動いた"天災"巨大地震でしたから、歴史的に稀な大苦難を受けました。地球の自転速度が100万分の1.6秒早くなったそうです。
私たち日本国、特に被災地の方々は大変なことになりました。
被災地の悲惨な事態に犠牲者の方々に対する言葉が見当たりません。
1000年に一度の出来事で地震研究者をして"アンビリーバブル→信じられない?"と、新聞記事で見ました。
記事によると896年(平安時代)にM8.3と推定される「貞観地震-じょうかんじしん」
が起きた。津波で1000人以上が死亡とあります。
今回のM9.0の破壊エネルギーを知りたくて、愛の樹教会でも過去のデータからいろいろ検索して見ましたが驚くべき結果が、教会のスタッフから届きました。
結論から言えば、今回の破壊エネルギーは487メガトンです!
繁雑な数字ですが、TNT火薬1㌧はガソリン15万㍑の熱量です。TNT火薬1000㌧→1キロトン=ガソリン1.5億㍑。1000キロトンが→1メガトンです。1メガトン=ガソリン1500億㍑
①広島に落とされた、リトルボーイは15キロトン。
②長崎に落とされた原爆フアットマンは21キロトン。
③ソ連時代のチェルノブイリ原発事故で発生した熱量は7.5メガトン。
④今回の東北・関東大地震は487メガトンだそうです。
想像を絶する破壊力を具体的な数値で知り、ただ驚くばかりです(図1・表2参照)。
世界の核保有国の全ての核実験回数は2009年5月までに、2099回行われたそうです。
この回数は大気中核実験525回、地下核爆発実験1524回、臨海前核実験48回の合計です。
私たちが以前からひそかに心配していた、地下核実爆発験が地球に悪影響を与えない筈がありません。
自分たちの足元の大地を有害な汚染物質で汚し、大きな穴を開ける。地軸が狂う危険性があります。
素人判断は馬鹿にされ偉いこの道の専門家に受け入れて貰えないと知りつつやはり、生き物の自己防衛本能、直感力を私たちは無視出来ないのです。
今回の悲惨な大災害が過去に行われた核保有国の核実験と無関係だと断じ切れるでしょうか?
あの海底のトラフに愚かな人類が地球全体に与え続けた歪みがプレートを誘発したと考えるのは被害妄想でしょうか?
大災害後マスコミの日本人の原発の必要性に関する意識調査では反対を上回る賛成意見が多く、一度手に入れた便利主義を手放したくは無い!と言う結果が出たそうです。
原発はクリーンエネルギーの虚偽の神話が無惨に崩壊しました。
エネルギー消費量のとめどない暴走に歯止めをかける時代の到来を予感します!
さて!広島、長崎に世界で初めて落とされた原爆の犠牲国が便利主義ゆえに危険性の高い原発に依存すると言う矛盾はいつかまた、同じ危険に直面するのではないかと深く憂慮します。
話は変わりますが、今回の破壊エネルギーを、身近な私たちの必需品ガソリンの燃焼量に換算して見ました(表3、表4)。
先述したとおり、TNT火薬1㌧はガソリン15万㍑です。数値が巨大過ぎて携帯電話機の計算が適正か?どうか?自信がありませんが間違っていたらご容赦ください。
①広島原爆の破壊エネルギーは、ガソリン換算で約22億5000万㍑。積載容量5㌧のタンクローリー換算で、45万台を空から地上にぶちまき、一気に火を付けた火力のエネルギーに相当します!この量は東京ドーム1.8杯分になります(東京ドーム1杯分=124万立方㍍=12億4千万㍑)。
②長崎原爆の破壊エネルギーは、約31億5000万㍑で、タンクローリー63万台分。東京ドーム2.5杯分。
③チェルノブイリ原発事故の破壊エネルギーは、約1兆1250億㍑。タンクローリーだと、2億2500万台分。東京ドーム907杯分。
④東北・関東大地震の破壊エネルギーは約73兆0500億㍑。タンクローリーだと、146億1000万台。東京ドーム58,911杯分。
ちなみに今、被災地に向かっているガソリンタンクローリーの一台の積載容量は2000㍑から5000㍑ですが、タンクローリー5000㍑で計算して見ました。破壊力のエネルギーは天文学的数値で私如きには手に負えません。
理解して頂くための苦肉のお知らせです。子々孫々に安全第一安心して生活出来る地球環境問題を私たちは避けて通れません。
愛の樹オショチ†
世界各国から、日本人の大災害に対する対応の仕方に、称賛、非難こもごもですが?
確かに、震源地は太平洋プレートとユーラシア大陸のプレートがせめぎあう場所、海底に生じた破壊が南北に約500㎞、東西に約200㎞の広大な領域で6分間ほどかけてずれ動いた"天災"巨大地震でしたから、歴史的に稀な大苦難を受けました。地球の自転速度が100万分の1.6秒早くなったそうです。
私たち日本国、特に被災地の方々は大変なことになりました。
被災地の悲惨な事態に犠牲者の方々に対する言葉が見当たりません。
1000年に一度の出来事で地震研究者をして"アンビリーバブル→信じられない?"と、新聞記事で見ました。
記事によると896年(平安時代)にM8.3と推定される「貞観地震-じょうかんじしん」
が起きた。津波で1000人以上が死亡とあります。
今回のM9.0の破壊エネルギーを知りたくて、愛の樹教会でも過去のデータからいろいろ検索して見ましたが驚くべき結果が、教会のスタッフから届きました。
結論から言えば、今回の破壊エネルギーは487メガトンです!
繁雑な数字ですが、TNT火薬1㌧はガソリン15万㍑の熱量です。TNT火薬1000㌧→1キロトン=ガソリン1.5億㍑。1000キロトンが→1メガトンです。1メガトン=ガソリン1500億㍑
1t | 1t | ガソリン15万㍑ |
1kt | 1t×1000 | ガソリン1.5億㍑ |
1Mt | 1kt×1000 | ガソリン1500億㍑ |
表1 TNT火薬の単位とガソリン換算
①広島に落とされた、リトルボーイは15キロトン。
②長崎に落とされた原爆フアットマンは21キロトン。
③ソ連時代のチェルノブイリ原発事故で発生した熱量は7.5メガトン。
④今回の東北・関東大地震は487メガトンだそうです。
想像を絶する破壊力を具体的な数値で知り、ただ驚くばかりです(図1・表2参照)。
図1 東北関東大地震の破壊力
核実験 2009年5月までに2099回 |
表2 東北関東大地震の破壊力
世界の核保有国の全ての核実験回数は2009年5月までに、2099回行われたそうです。
この回数は大気中核実験525回、地下核爆発実験1524回、臨海前核実験48回の合計です。
私たちが以前からひそかに心配していた、地下核実爆発験が地球に悪影響を与えない筈がありません。
自分たちの足元の大地を有害な汚染物質で汚し、大きな穴を開ける。地軸が狂う危険性があります。
素人判断は馬鹿にされ偉いこの道の専門家に受け入れて貰えないと知りつつやはり、生き物の自己防衛本能、直感力を私たちは無視出来ないのです。
今回の悲惨な大災害が過去に行われた核保有国の核実験と無関係だと断じ切れるでしょうか?
あの海底のトラフに愚かな人類が地球全体に与え続けた歪みがプレートを誘発したと考えるのは被害妄想でしょうか?
大災害後マスコミの日本人の原発の必要性に関する意識調査では反対を上回る賛成意見が多く、一度手に入れた便利主義を手放したくは無い!と言う結果が出たそうです。
原発はクリーンエネルギーの虚偽の神話が無惨に崩壊しました。
エネルギー消費量のとめどない暴走に歯止めをかける時代の到来を予感します!
さて!広島、長崎に世界で初めて落とされた原爆の犠牲国が便利主義ゆえに危険性の高い原発に依存すると言う矛盾はいつかまた、同じ危険に直面するのではないかと深く憂慮します。
図2 2009年5月までの核実験
話は変わりますが、今回の破壊エネルギーを、身近な私たちの必需品ガソリンの燃焼量に換算して見ました(表3、表4)。
先述したとおり、TNT火薬1㌧はガソリン15万㍑です。数値が巨大過ぎて携帯電話機の計算が適正か?どうか?自信がありませんが間違っていたらご容赦ください。
①広島原爆の破壊エネルギーは、ガソリン換算で約22億5000万㍑。積載容量5㌧のタンクローリー換算で、45万台を空から地上にぶちまき、一気に火を付けた火力のエネルギーに相当します!この量は東京ドーム1.8杯分になります(東京ドーム1杯分=124万立方㍍=12億4千万㍑)。
②長崎原爆の破壊エネルギーは、約31億5000万㍑で、タンクローリー63万台分。東京ドーム2.5杯分。
③チェルノブイリ原発事故の破壊エネルギーは、約1兆1250億㍑。タンクローリーだと、2億2500万台分。東京ドーム907杯分。
④東北・関東大地震の破壊エネルギーは約73兆0500億㍑。タンクローリーだと、146億1000万台。東京ドーム58,911杯分。
ちなみに今、被災地に向かっているガソリンタンクローリーの一台の積載容量は2000㍑から5000㍑ですが、タンクローリー5000㍑で計算して見ました。破壊力のエネルギーは天文学的数値で私如きには手に負えません。
計算 | ガソリン量(万㍑) | |
広島原子爆弾 | 150000×1000×15 | 222,500 |
長崎原子爆弾 | 150000×1000×21 | 315,000 |
チェルノブイリ | 150000×1000×1000×7.5 | 112,500,000 |
東北関東大地震 | 150000×1000×1000×487 | 7,305,000,000 |
表3 破壊力のエネルギー(ガソリン換算)
計算 | タンクローリー5t(台) | |
広島原子爆弾 | 150000×1000×15×10000÷5000 | 450,000 |
長崎原子爆弾 | 150000×1000×21×10000÷5000 | 630,000 |
チェルノブイリ | 150000×1000×1000×7.5×10000÷5000 | 225,000,000 |
東北関東大地震 | 150000×1000×1000×487×10000÷5000 | 14,610,000,000 |
表4 破壊力のエネルギー(5tタンクローリー換算)
理解して頂くための苦肉のお知らせです。子々孫々に安全第一安心して生活出来る地球環境問題を私たちは避けて通れません。
愛の樹オショチ†
2011-03-20
レクイエム(鎮魂歌)
日本列島を襲った、巨大地震。津波。原子力発電所の水素爆発
様々な衝撃的シーンが目に焼き付いて、なかなかねつけないのです!
いろいろ浮かんできて眠らせて貰えません!
この瞬間にも、命懸けで人類を破滅から救おうと危険を顧みず働いている勇気ある方々がいます!
人類の勇者を御守りください!
おおー!神様!我々人類の過ちをどうぞお許しください!
もう過ちを繰り返さないように謙虚に地味に生活いたします。
あなたのお慈悲をください!
被災者の叫びを受け入れ耳を傾けてください!
あなたが創造された大自然に対して、畏敬の念を忘れず子々孫々に伝えます。
おおー!神よ人類に
今、一度お慈悲を!
犠牲者にお慈悲をお与えください!
今、一度復興のチャンスをお与えください!
あなたが愛された死者への『レクイエム』です!
あなたのしもべより
様々な衝撃的シーンが目に焼き付いて、なかなかねつけないのです!
いろいろ浮かんできて眠らせて貰えません!
この瞬間にも、命懸けで人類を破滅から救おうと危険を顧みず働いている勇気ある方々がいます!
人類の勇者を御守りください!
おおー!神様!我々人類の過ちをどうぞお許しください!
もう過ちを繰り返さないように謙虚に地味に生活いたします。
あなたのお慈悲をください!
被災者の叫びを受け入れ耳を傾けてください!
あなたが創造された大自然に対して、畏敬の念を忘れず子々孫々に伝えます。
おおー!神よ人類に
今、一度お慈悲を!
犠牲者にお慈悲をお与えください!
今、一度復興のチャンスをお与えください!
あなたが愛された死者への『レクイエム』です!
あなたのしもべより
今週の聖句 3/20〜26
詩篇8篇
聖歌隊の指揮者によってギテトにあわせてうたわせたダビデの歌
聖歌隊の指揮者によってギテトにあわせてうたわせたダビデの歌
主、われらの主よ、あなたの名は地にあまねく、
いかに尊いことでしょう。
あなたの栄光は天の上にあり、
みどりごと、ちのみごとの口によって、
ほめたたえられています。
あなたは敵と恨みを晴らす者とを静めるため、
あだに備えて、とりでを設けられました。
わたしは、あなたの指のわざなる天を見、
あなたが設けられた月と星とを見て思います。
人は何者なので、これをみ心にとめられるのですか、
人の子は何者なので、これを顧みられるのですか。
ただ少しく人を神よりも低く造って、
栄えと誉とをこうむらせ、
これにみ手のわざを治めさせ、
よろずの物をその足の下におかれました。
すべての羊と牛、また野の獣、
空の鳥と海の魚、海路を通うものまでも。
主、われらの主よ、あなたの名は地にあまねく、
いかに尊いことでしょう。
2011-03-19
提案:東北・関東大地震災害義援金について
来月施行される全国地方統一選挙の際に!選挙投票所の出入口に『東北・関東大地震』のための義援金箱を設置したら如何でしょうか?
既に考えている自治体もあるかと思いますが?提案いたします。
被災地以外の人びとが出来る支援になると思います。
その義援金を被災された方々の生活に、復興資金に役立て頂いたらと考えます。
日本全国民が、今回の大災害を、他人事とは考えていない筈ですが!"明日は我が身"と,考えて、たとえ一人が数百円ずつ出しあってもかなりの義援金が集まる筈です!
被災者の方々の今後を生きる希望、具体的な生活資金になると思うのですが。
すでに、日本赤十字社、NHK等で募金開始をしていますが、まだまだこれからいろいろ、生活、復興資金等が必要になります!
"胡散臭い→うさんくさい"偽募金が横行しています!
投票所なら安心して義援金箱に入れることが出来ます。
今回の大地震、未曾有の福島第一原発事故等の被災者の方々を日本に住む一人一人が総がかりで本気になって助け合う。
『全国地方統一選挙の投票所』はきっと募金に役立つと思います。
少しずつ力を結集したら大きな力になります。大災害で命を亡くされた方々、遺されたご家族の悲痛な叫び声に言葉がありません。
そう言う意味でも、貴い犠牲者の方々の死に報いることになるのではと痛感します。
復興には長い年月がかかります。
マスコミの関係機関の非難、批評に目を向けるより、まず!小さな私たち自身の出来る支援が、身近にある事をお考えいただけたらと思います。
被災地以外の人びとの様々な物の買いだめは、何処かの知事さんが皮肉混じりに飛ばした、言葉を裏付けることになります。
わたし自身高齢者で深刻な持病の持ち主ですが、自発的に節電、買いだめは控えています。
政府、国家、自衛隊、消防士、警察官、東京電力の現場の皆さん、捨て身の覚悟で命を危険さらし、最悪事態回避に立ち向かっておられるます。
私の友の友人が、原発事故現場に捨て身で立ち入り働いていると聞きました。
被曝を覚悟をしたのです。
この方々の懸命の努力に、応呼して、今こそ私たち自身無力感から立ち上がるチャンス到来です!
必ず日本は世界的に類を見ない、未曾有の大災害を克服して復興すると確信しています!犠牲者の方々、ご家族の身を案じる一人として、祈りを込めて!
中井町・牧師 愛川英雄 78歳
被災地以外の人びとが出来る支援になると思います。
その義援金を被災された方々の生活に、復興資金に役立て頂いたらと考えます。
日本全国民が、今回の大災害を、他人事とは考えていない筈ですが!"明日は我が身"と,考えて、たとえ一人が数百円ずつ出しあってもかなりの義援金が集まる筈です!
被災者の方々の今後を生きる希望、具体的な生活資金になると思うのですが。
すでに、日本赤十字社、NHK等で募金開始をしていますが、まだまだこれからいろいろ、生活、復興資金等が必要になります!
"胡散臭い→うさんくさい"偽募金が横行しています!
投票所なら安心して義援金箱に入れることが出来ます。
今回の大地震、未曾有の福島第一原発事故等の被災者の方々を日本に住む一人一人が総がかりで本気になって助け合う。
『全国地方統一選挙の投票所』はきっと募金に役立つと思います。
少しずつ力を結集したら大きな力になります。大災害で命を亡くされた方々、遺されたご家族の悲痛な叫び声に言葉がありません。
そう言う意味でも、貴い犠牲者の方々の死に報いることになるのではと痛感します。
復興には長い年月がかかります。
マスコミの関係機関の非難、批評に目を向けるより、まず!小さな私たち自身の出来る支援が、身近にある事をお考えいただけたらと思います。
被災地以外の人びとの様々な物の買いだめは、何処かの知事さんが皮肉混じりに飛ばした、言葉を裏付けることになります。
わたし自身高齢者で深刻な持病の持ち主ですが、自発的に節電、買いだめは控えています。
政府、国家、自衛隊、消防士、警察官、東京電力の現場の皆さん、捨て身の覚悟で命を危険さらし、最悪事態回避に立ち向かっておられるます。
私の友の友人が、原発事故現場に捨て身で立ち入り働いていると聞きました。
被曝を覚悟をしたのです。
この方々の懸命の努力に、応呼して、今こそ私たち自身無力感から立ち上がるチャンス到来です!
必ず日本は世界的に類を見ない、未曾有の大災害を克服して復興すると確信しています!犠牲者の方々、ご家族の身を案じる一人として、祈りを込めて!
中井町・牧師 愛川英雄 78歳
2011-03-16
未曾有の災難だが! 希望がある!
一寸先は神のみぞ知る
しかし必ず復興する
神の啓示だから間違いない
皆、静かに祈ろう†特別な事態ではない!犠牲者のためにも。
我々人間が自然界に心底、無知だと神に示されたのだから!
我が身のこととして受け止めて、一足ひとあし神に信じて歩いて行こう
ただ怖れてばかりでは神に与えられたせっかくの命が勿体ない
最悪なときこそ神に信じて諦めず、しっかり歩いて行こう
希望が大事
神に正しく従えば人類は霊的に進化する
現代人の大事な忘れ物を再び思い出させてくださった。
オショチ†
しかし必ず復興する
神の啓示だから間違いない
皆、静かに祈ろう†特別な事態ではない!犠牲者のためにも。
我々人間が自然界に心底、無知だと神に示されたのだから!
我が身のこととして受け止めて、一足ひとあし神に信じて歩いて行こう
ただ怖れてばかりでは神に与えられたせっかくの命が勿体ない
最悪なときこそ神に信じて諦めず、しっかり歩いて行こう
希望が大事
神に正しく従えば人類は霊的に進化する
現代人の大事な忘れ物を再び思い出させてくださった。
オショチ†
咲き始めたこぶし(3月16日、愛の樹ふるさとの家 日田にて)
2011-03-13
天路歴程(86)自然界の営みと役目〜阪神大震災に学ぶ
2011年3月11日金曜日午後2時46分ごろ、三陸沖を震源とするマグニチュードM9.0の巨大地震東北・関東大地震が発生しました。
ここにその以前(2月27日)に書いたブログを再録します。
追記
慎んで被災された方々に哀悼の意をお捧げいたします。
更に必ず復興することを確信いたします。
今年で阪神大震災から16年目です。自然災害、地震について記したいくつかの文章をお届けします。
ここにその以前(2月27日)に書いたブログを再録します。
天路歴程(84)自然界の営みと役目
昨今、地球規模で、大自然の猛威に人類は晒され、辛い試練に直面しています。
辛くても乗り越えなければなりません。
人類、進化の過程の厳しい試練を自然界から突き付けられているのです!
人間が産み出した様々なエゴイズムを、自然破壊の過ちを、鋭く指摘されていると思います。
自然界の人知を超える力に圧倒されます。
人間は今まで、自然界に甘え、自然界を甘く見下していたのではありませんか?
災害を受けた人々の叫び声は悲痛の一語に尽きます。
犠牲者です!
旧約聖書に出てくるノアの箱船や、滅んだ古代都市ソドム、ゴモラをつい思い浮かべてしまいます。
ヴェスヴィオ火山の噴火で溶岩に埋もれた都市ポンベイを想像しました。
人類は古代に学ぶべきです。謙虚に!
予期せぬ突然の災難!人類に襲い掛かる天災、人災等々。
災難に襲われ、打ちひしがれている現実は直視し難いものです!
しかし、その一方では何事もないかのように、四季が訪れて来ます。
仮住まい(肉体的)の身にも。
三寒四温を繰り返し春が静かに近づいて来ます。
アラブ諸国を含めての悲惨な人間同士の争い。圧政。権力闘争。資源争奪戦。
悲惨な殺しあいを嘲笑うかのように!
春を待ちかねたように木蓮の小さな蕾もふっくらとしてきました。
いつもの散歩道です。
毎年、"春が来たよ♪"と知らせてくれる、お馴染みの木蓮です!
自然界はとてつもない力に満ちみちています。多彩な表情を見せてもくれます。
優しさと狂暴とも思える破壊力!
春は四季の始まりですが、この歳になって初めて、"季節性情動障害"らしき?体験をしました。
凡庸な私です。
気分が浮き沈みするのです。
寒暖の差が激しいと心身に影響が出ます。
春なのに何故か?歳を重ねると、胸に募る言い知れぬ寂しさを"ふと"感じるのです。
過ぎし日々の懐かしいあれこれが、走馬灯を見るように、新鮮に想いだされます。
懐かしい過ぎ去った日々です!
これも自然の成り行きでしょうか。
世界中で現実に直面している様々な試練、苦難を身近に感じながらも、個人的感傷ですが、春は新鮮です。
新しい命の芽吹き!
生命の薫りが当たりに満ちみちて、平和裏に生きる歓び、光り、希望に包まれます!
久しぶりに"春うらら"の一日を堪能しました!
芝生に座り込み辺りを見回せば、大地の温もり大地の鼓動が伝わって来ます。
同じ大地の向こう側に苦しみ悶えている仲間がいる!
複雑な心境です。
子どもたちの動きも活発です。
公園の土手を転げ回る子どもたちの歓声は、春を迎えるにふさわしい平和な春の讃歌です
『生きている!』実感が身体の奥底からふっふっと沸き上がってきます。
長い闘病生活ですが、生き甲斐を見付けたら難儀な闘病生活にも春が訪れます。
旧約聖書より聖句を一つ書いて終わりにします。
旧約の詩人にもロマンチックな人がいたようです!ごらん、冬は去り、雨の季節は終った。
花は地に咲きいで、小鳥の歌うときが来た。
この里にも山鳩の声が聞こえる。
いちじくの実は熟し、ぶどうの花は香る。
恋人よ、美しいひとよさあ、立って出ておいで。雅歌2:11~13
このように詩人が讃歌した平和な時代の到来をひたすら求め続けて祷ります†
これが私の生きる目的です†
愛の樹オショチ†
追記
慎んで被災された方々に哀悼の意をお捧げいたします。
更に必ず復興することを確信いたします。
今年で阪神大震災から16年目です。自然災害、地震について記したいくつかの文章をお届けします。
- 1995年1月17日に発生した阪神大地震に改めて学ぶ。阪神大震災の直後に書いた、「阪神大震災(兵庫県南部地震)に学ぶ あなたはひとりの生命の重さについて、どう思われますか!」
- 2004年12月26日スマトラ沖地震直後に記され、「祈り・愛の樹第14号」(2005年2月)に掲載された、「ある日、南の海が裂けた!!」
- オショチブログ「南米チリ地震」
阪神大震災に学ぶ
阪神大震災に学ぶ
あなたはひとりの生命の重さについて、どう思われますか!
1995年2月
あいかわ
あいかわ
地震は人類の終末における災禍か?
聖書によれば地震は異常現象、この世の終末における神の審判として語られています。
去る1月17日、早朝(午前5時46分)、淡路島を震源地として発生した阪神大震災の惨禍は目をおおうばかりです。報道によれば、マクニチュード7の双子地震であったと報告されています。
人々は、この大惨事を目前にして、いかに人間の存在がちっぽけで無カであるかをいやと奮うほど知らされたのではないでしょうか。
1月24日現在、死者5,028人、行方不明者106人、負傷者26,284人、家屋損壊56,289戸だと報道されていました。
各新聞社の紙面には、様々な見出しがおどっていました。「関西経済圏機能マヒ。施設被害が甚大。生産再開見通しつかず。4兆円超す損失確実」または「倒壊した大都市防災。技術文明の悲劇」等々です。また、「政府の大震災に対する初期対応の混乱と遅れ。非常災害時にあぶり出された無能ぶり」
どれもこれも、今一つ何か大切な事が欠落しているように思えてなりません。
この大震災によって尊い人命が失われ、恐怖と普しみの中で犠牲になられた人々のご冥福を心底より深くお祈り致します。あわせて被災者の方々が1日も早く元気を取り戻して、再建に向かって立ち上がって下さることを祈らずにはいられません。
今回の大災害は私たちにいろいろな事を深く考えるチャンスを与えてくれたように思います。
村山富市首相は、地域防災計画などの全面見直しを声高に叫ぴ、官邸機能強化について記者団に「総合的に考えて何が必要か。何をしないといけないか、きちんと詰めなければならない」と述べたといいます。
「諸外国の情報管理、緊急対応について勉強したい」と語ったのは、官房長官です。これが日本の現状でしょう。
私たちは、この大きな犠牲の中から貴重な教訓を得ると同時に、天から警鐘を与えられたのではないでしょうか。
それは人間が作り出した、科学、様々な技術、文明、文化、またイデオロギーなど、それ自身、真実性を持っています。しかしそれがすべてであり、一切であり、それによって解決されると主張する時、そこに思い上がりが潜んではいないでしょうか。この点に強い危惧の念を抱いています。
部分的な成功に酔いしれて、それがあたかも絶対的なものであるように錯覚した時、私たちは大切なものを見失い、恐ろしい落とし穴に落ち込んでしまうのです。
田舎育ちの私は、子供の頃から大自然の懐に親しみ、その中で育てられてきました。大地は私にとって母でした。だがある日、梅雨の洪水に見舞われ、氾濫した川の中に同級生の父親がのみこまれていきました。
約1か月後、遠く離れた筑後川の下流で変わり果てた姿で発見されました。また、時を同じくして、私の住んでいた大分県日田市の村里で、裏山が崩れ、けたたましいサイレンの音と半鐘に怯えたことがあります。
駆けつけてみると土砂の中から年老いた人の頭髪と固く握り締めた泥だらけの手が見えました。家族が泣き叫び消防団員が必死になって泥水をかきわけ、崩れた家屋の下敷きになっている人を助けだそうとしていました。
悪夢のようなあの情景は、今でもはっきり瞼の奥底に焼きついております。災害は本当に悲惨で恐ろしいものです。母から、危険と隣り合わせに暮らしている私たちに神仏のご加護は、本当に大切なものだということを何度も何度も聞かされました。
ある日、熊本の阿蘇山の山懐に抱かれた地獄谷で祈ったことがあります。豪雨の後、山肌は荒々しく、地底から吹き出す水蒸気は、ゴウゴウとうなり声を上げていました。激しい地球の息づかいです。生きているから呼吸をしているんです。これが地球の姿です。
時にはやさしく、時には恐ろしい顔を見せるこの大地に畏敬の念と親しみを感じたことでした。
我々人類は、この地球の表皮に家を建て、耕作し、子どもを育て、様々な生の営みをさせていただいているのです。母なる大地に対して、私たちは謙虚さを、その恩恵に対する感謝の念をどこか遠くに置き忘れてきたのではないでしょうか。
私たち「愛の会」の居住地のその先に、立川トラフ(活断層)があります。いつ、この活断層が地響きを立てて大地にぱっくりと口をあけるか、それは誰にもわかりません。その危険の上に、私たちが家を建て、子供を育てている現実を思う時、私はどうしても人智をはるかに超えた神に、あらゆる災害から人々を守り給え、と切に祈り、願い求めずにはおられません。
二つの災害について思う
昨年の暮れ、フィリピン・ルソン島、ケソン市にお住まいのエリエゼール・M・パスクア主教から一通のお手紙をいただきました。それには次のようにしたためてありました。
この手紙を書いている間にも、私は1994年11月15日に起こった地震と、その後の余震にひどくおそわれた東ミンドロの多くの人々のことを思っています。1994年12月5日 第2信
この地震による津波、地すべり、倒れた家などによって70名の死亡が確認され、17人がいまだに行方不明であり、352人がけがをしました。1,199の家が完全に崩壊し、4,666の家が半壊し、経済基盤に損害をもたらしました。
このような死をもたらす災害は、心理上の感情面の、そして精神面の混乱をもたらしました。彼らがこのようなショッキングな苦しい経験から早く立ち直れることを望みます。
この地震は、スーパー台風「カトリング」が私の管轄地区の一部(そこでは2つの会議が影響を受けました。南タガログ会議、そして南東ルソン会議、特にラグナ、ケソン、そしてバタンガス地区です)を荒廃させた時からおよそ2週間後に起こったのです。
このような大災害の故にも、当分の間、私たちは、あちこちに、そして気になるところに行かなければなりませんでした。
しかし、神様のおかげで、突然の大災害の影響を受けつつある間にも。神様の恵みがますます感ぜられることを私たちは知っています。聖書によって、人々がこの苦難を分かち合うようなら締め、お互いに関心を寄せ合うようにあります、
災害について述べるのは、これまでにいたします。1994年12月2日 ケソン市にて
大災害の犠牲者となった私たちの人々のために、牧師が負う重荷を、先生にも分かち合っていただきたくお願い致します。
彼ら、すなわち、10月のスーパー台風、カトリングの犠牲者、そして、12月1日に起きた船の不幸な事故の犠牲者のために、先生のお祈りと連帯をお願いします。
私たちは、この国が自然災書を被りやすい国であることに、もはや驚きませんが、私たちがこれらの災害の不幸な無実の犠牲者になる時、苦悶せざるを得ません。
最近の地震の報告をいくつか同封致します。
シンガポールの船とMVセブ旅客船の衝突の犠牲者は、42名の死者が確認され、数百名は現在、どうなっているかはっきりしていません。およそ200名がけがをした生存者であるようです。
私たちが困難を乗り越え、これらの人々と家族の方々が神様の恵みによって、ささえられるよう、皆様のお祈りの中でぜひ助けて下さい。敬具
昨年暮れのフィリピン、東ミンドロ島の地震と、今回私たちが経験した阪神大震災の期間は、ほぼ同時体験でした。
新聞も取りあげていますが、"人類未体験"のこの大地震を教訓とし、地球市民に貢献できる共通の防災モデルケースとして、優れた防災都市作りの早急な実施プランを作成すべきだと思います。そのためにも、自国民の狭い技術力にこだわらず、広く国の内外に優れたアイディアを求め、これを実現すべきであります。
大災害を被った私たちにできる、最大の防災都市作りのチャンスを見逃す手はありません。また、欧米先進諸国の、特に、アメリカにおいて威力を発揮した昨年 のロサンゼルス地震の、非常時緊急対応システムのノウハウを、我が国はこれを真剣に取り入れる緊急課題が浮上してきました。
東海大地震の懸念が取りざたされている昨今、国民の総意を総動員して、優れた緊急対策のマニュアルを作成し、広く国民に知らせ、サバイバルについての知識を熟知、徹底すべきだと考えます。
我が国特有の官庁縦割り行政の弊害の犠牲者になった5,000人以上の尊い犠牲死を、絶対無駄にしてはなりません。これらの不幸な災害は、その苦しみを人々が真剣に誠実に分かち合う時に、被災者の苦しみも、精神的苦痛もやわらぎ、絶望から希望に心を切り替えることができるはずです。
その意味で、東ミンドロ島の地震やコロンビアで起きた震災についても、遠い他国のこととして、これを無視することはできません。
大災害、誰も望まぬこの恐ろしく、不幸な出来事に私たちは無関心ではいられません。国力は小さく、貧しい国の災害は、そのほとんどが、その国の人々の真剣な努力にかかわらず、なかには、手つかずのまま、いつ届くともわからぬ救いをひたすら待っているのです。
これから、起きるやもしれぬ大災書に備えて、国際機構の中にこのような非常時に際し、政治の如何、イデオロギーの如何にとらわれず、地球市民総ぐるみで被災者救援にすやく立ち上がることのできる「愛の救援隊」の組織作りを提案致します。
提案のついでに、今一つ提案致します。現在、地理学者や地震学者などによって指摘されているトラフ(活断層)の地域に、ナショナル・プロジェクト(国家計画)として、"震林防災公園"の計画を提唱致します。
将来、危険が予想される活断層の上に竹林を設け、根づきのよい、しっかりした樹木を植樹すれ緑の確保もでき、このグリーンベルト地帯が環境にもたらす良い効累を私たちは享受することができます。
次に、この計画のためには、居住者の立ち退きが必要となります。そこで、トラフの上にある用地を国が買収し、代替として国が震災に強い防災都市をクリーンベルトのまわりに建設し、これを国民に貸与してはいかがでしょうか。
今回の震災に見る通り、一瞬にして失われた膨大な犠牲、人命、経済、時間、様々な要素があっという間に、灰塵に帰してしまう。このエネルギーの損失を人間の叡智を結集して防災に備えることは、今をおいて他にありません。
「禍転じて福となす」絶好のチャンスです。
今回の港湾、高速道路、橋梁、ビル、マンション、住宅の倒壊などに見られるように、全く予期していなかった上下震動による構造物の破壊は、既成の耐震工学の盲点を突かれたことが明らかになってきました。
専門家たちの言い訳や、責任のなすり合いをやめて、大自然に対する、もっと謙虚な気持ちから、今回の大災害を師として大いに学び、我々の未来の子孫のためにも優れた防災都市建設に立ち上がるべきであります。
今、生きている私たちがこの大尊業に取り組まなけれ悔いを千年に残すことになります。
生命の連帯
パスクア主教の手紙は、阪神大震災が起きる以前に書かれたものでした。彼の訴えを真剣に受け止めた私たちは、急きょ、義援金を募り、被災地、東ミンドロ島の兄弟姉妹たちに宛てて55万円送金しました。
その後キリスト新聞でも取り上げてもらい、義援金の呼びかけをしましたが、全く反応がありませんでした。
しかし、今回、阪神大震災が起きた時、いろいろな情報が被災地の教会から本部を通して、キリスト新聞社宛伝えられたということを聞きました。
自分たちに何らかの関わり合いがあることに真剣になるのは当然のこととして、その思いの万分の一でも他国の被災者に心を向けていただけたらという思いがふと心をよぎりました。
今回、阪神大震災が起きて、東ミンドロ島の地震の記事も吹き飛んでしまったようです。あまりの大惨事に小さな島の災害などまるでなかったかのように、見捨てられてしまった感があります。
同じことは、名古屋、大阪、横浜、東京などに点在する寄せ場のホームレスの人々についても言えます。
今回の被災者の方々は、一時的に不便を強いられ、難渋していますが、幸いなことにいろいろな形で支援の手が差しのべられています。
京阪神地区、淡路島の皆様、
異常な思いがけない体験に遭遇され、生きた心地がしなかったと思います。被災された方々、また、愛する肉親に死別された方々の精神的な苦痛、そのダメージの大きさは計り知れません。「神よ、この方々に慰めと再び立ち上がる力をお与え下さい!」
冬の寒空、命を保つことはどれほど厳しいことか。死をもたらす災害は、それだけでも堪え難いはずですのに、被災されたお一人、お一人の苦しみ、痛みがひしひしと伝わってまいります。
誰も予期し得なかった、特異な体験でした。夢に恐怖がよみがえることもあるでしょう箏しかし、人間はこの極限状況の中から、勇気を奮い起こして立ち上がり未来を創造する驚くほどのカを神に与えられ、内に秘めています。
試練によって、人々は忍耐を学び、想像以上のすばらしい仕事をすることができることを、私は確信しています大災害は、それ自体、不幸なことに遺いありませんが、しかし、この体験から人は素晴らしい創遣力を発揮して、人が驚くような仕事をすることも事実です。
悲しみの涙もいつの日か、再建の喜びに打ち変えられていくことを祈願致します。
わしかて人間や!生きとるんや!ー震災とラザロさんたち
瓦礫の山とラザロさん(ホームレスの人々)の悲しげな顔が二重写しになってきました。まるで幻を見ているような不思謝な気持ちに襲われました。
先に述べた寄せ場のラザロさんたちは、毎日毎日、厳しいギリギリのところで生きていかなくてはなりません。そこにある生活に行きつく間で、たとえどのような事情があったにせよ、一人の人間として、その生命の尊さに変わりはないはずです。
私はそう信じています。なぜこのようなことを私が書く必要に迫られたのか、それにはいくつかの理由がありますが、大災害の被災者に、非常事態であるという理由で誰もが手を差しのべるのは当然のことと考えられています。
われもわれもと被災地に車を走らせ、様々な救援物資や医療、義援金が集められます。国民が誰でも納得します。悲惨のどん底に落ち込んで災害に打ちのめされた人々にこれらの行為はどれほど身に沁みてうれしいことかと思います。そこで私は思うのです。日常、路上生活の中に苦しんでいる人々に、一部の善意の人々を除けば、ほとんど支援の手は差しのべられてはいません。
彼らは、落ちこぼれの、もう用済みの人々なのでしょうか。この人々にも緊急避難の必要が常に生じてきます。しかし残念ながら、わが国ではホームレスの人々の弱者のための支授の手が、国の段階で差しのべられたという話を聞いたことは一度もありません。
アメリカには、ホームレスの人々に対する教会、その他、民間の慈善団体の支援があると聞きました。最低限の衣食住、医療が確保されている、この国の人々のあたたかいまなざしを、その実践をうらやましく思うことがあります。国も決して無関心ではないと聞きました。
長崎普賢岳、北海道南西沖地震など、様々な災害を通して全国各地から義援金や物資が、あっという間に集まるほど、この日本は豊かな国なのです。ですが、その豊かさのほんの少しのおこぼれにもあずかれないでいるラザロさんたちのことが、今回の災害地のあの廃嘘の中にラップして見えたのです。路上に一人さびしく消えていくラザロさんの悲しそうな顔がどうしても私の心から離れようとはしません。
このお話は大震災とは無関係のことのように思えますが、苦渋に満ちたあの深い目が、廃墟と化したその中にいつまでも立ちつくしているのです。筆者合掌
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