【死】
死よ、お前のことを思うのは、
なんと苦痛に満ちたことか、
裕福で平穏無事に暮らしている者にとって、
また、心を悩まさず、すべてがうまくいき、
まだ楽しみを味わえる力を持つ者にとっては。
死よ、お前の宣告はなんとありがたいことか、
生活に困り、力衰えた者にとって、
また、老け込んで、あらゆることに心を悩まし、
頑固になり、忍耐を失った者にとっては。
死の宣告を恐れるな。
先に死んだ人と、後から来る人のことを考えよ。
この宣告は生あるものすべてに主から下される。
なぜお前は、いと高き方の御旨に逆らうのか。
お前が十年、百年、または千年生きたとしても、
陰府では、寿命の長さは問題とされない。
【不信仰な者】
罪人の子らは忌み嫌われる。
彼らは不信仰な者の巣窟で育てられる。
罪人の子らは財産をつぶし、
その子孫は絶えず非難を被る。
不信仰な父親を、その子らは責める。
父親のせいで彼らが非難されるから。
不信仰な者たちよ、お前たちは禍いだ。
いと高き方の律法を捨てたからだ。
〔お前たちの子孫が増えるのは、滅びるため、〕
お前たちが生まれたのは、呪われるため、
お前たちが死ぬのは、呪いを受けるためなのだ。
土から出たものは、みな土に帰るように、
不信仰な者たちは、呪いから滅びへと至る。
【名前】
人は、肉体の死を嘆き悲しむが、
罪人たちの名は悪しきものとして抹殺される。
名を重んじよ。それは後々まで残り、
金の詰まった幾千の大きな宝箱にもまさる。
幸せな日々には限りがある。
しかし、名は永久に残る。
子らよ、穏やかな心で教訓を守れ。
隠された知恵と埋もれた宝、
それが何の役に立つのか。
自分の知恵を隠す人よりは、
自分の愚かさを隠す人の方がましだ。
それゆえ、わたしの忠告に従え。
いつも卑下すればよいというものではない。
皆がすべてのことを善意で受け取るとは
かぎらないからだ。
【恥ずべき事柄】
みだらなふるまいを、父や母の前で、
偽りを、支配者や王侯の前で恥じよ。
犯罪を、裁判官や行政官の前で、
不法を、会衆や民の前で、
不正を仲間や友人の前で恥じよ。
盗みを、近所の人々の前で恥じよ。
神の真理と契約の前で恥じよ。
食卓にひじをつくような行儀の悪さ、
物をもらったり、与えたりするときの
無礼な態度を恥じよ。
挨拶されたのに知らぬ顔をすること、
娼婦にみだらな目を向けることを恥じよ。
身内の頼みを拒絶すること、
他人の取り分、他人に渡す分を着服すること、
人妻に言い寄ることを恥じよ。
他人の召し使いに手を出すことを恥じよ。
彼女の寝床に近寄ってはならない。
友人に非難の言葉を浴びせることを恥じよ。
施しをした後で小言を言ってはならない。
(シラ書41章1〜22節)
2014-08-27
聖書物語
創世記
−二つの夢−
その後、エジプト王の給仕人と料理人が、エジプト王の怒りにふれて、ヨセフのいる牢にいれられました。親衛隊長は、ふたりをヨセフにひきわたし、ふたりのせわは、ヨセフがすることになりました。
ある晩、王の給仕人と料理人は夢を見ました。朝になってヨセフがふたりにあうと、ふたりとも、悲しそうにしておりました。ふしぎに思ったヨセフは、「きょうは、どうしてそんな悲しそうな顔をしてるのですか」とたずねました。
「夢を見たのですが、だれもその夢をといてくれません」と、ふたりは答えました。
「夢をとくのは神です。わたしにその夢の話をしてください」とヨセフは言いました。
そこで給仕人は、自分の見た夢を話しました。
「夢のなかでは、ブドウの木が一本はえていました。そのブドウの木には三本の枝がでていました。ちょうど芽をだし、花がさき、ブドウのふさが熟したように見えました。
そのとき、わたしは王のさかずきを持っていましたので、ブドウをもぎとってそのさかずきにしぼり、王にささげました。」
ヨセフはその男に言いました。
「あなたの夢のときあかしはこうです。三本の枝とは、三日のことです。三日ののち、王は、あなたをゆるして、またもとの役目につかせてくださるでしょう。そしてあなたは、前とおなじように、その手でさかずきをささげることでしょう。
あなたがしあわせになられましたら、どうか、わたしのことも思いだしてください。わたしのことを王さまに話して、ここから出られるようにしてください。じつは、わたしはヘブル人で、さらわれてここにきたのです。ここで、いっしょうけんめいはたらきました。この地下牢にいれられるようなことは、何もしておりません。」
−料理人の夢−
料理人は、給仕人の見た夢のときあかしがよかったので、ヨセフに言いました。
「わたしも夢を見たのです。わたしは、白パンのはいった三つのかごを、頭にのせていました。いちばん上のかごには、王さまにさしあげるために料理された、いろいろなごちそうが、はいっていました。ところが、どこらか鳥がとんできて、このごちそうを、みんなたべてしまったのです。」
ヨセフはこれに答えて、「あなたの夢のときあかしはこうです。三つのかごは三日のことです。三日のうちに王さまがあなたをおよびになって、木にかけて、しばり首にするでしょう。そして、鳥があなたの肉を食べられなかったり、しまうでしょう」と言いました。
三日めは、ちょうど王の誕生日でした。王は、家臣をみんな集めて、お祝いの会をひらきました。給仕人も料理人もよびよせました。給仕人はもとの職について、前のように王のためにさかずきをささげましたが、いっぼう料理人のほうは、しばり首にされました。ヨセフの言ったとおりになったのです。
しかし、給仕人はヨセフのことを、すっかりわすれてしまいました。
(つづく)
−二つの夢−
その後、エジプト王の給仕人と料理人が、エジプト王の怒りにふれて、ヨセフのいる牢にいれられました。親衛隊長は、ふたりをヨセフにひきわたし、ふたりのせわは、ヨセフがすることになりました。
ある晩、王の給仕人と料理人は夢を見ました。朝になってヨセフがふたりにあうと、ふたりとも、悲しそうにしておりました。ふしぎに思ったヨセフは、「きょうは、どうしてそんな悲しそうな顔をしてるのですか」とたずねました。
「夢を見たのですが、だれもその夢をといてくれません」と、ふたりは答えました。
「夢をとくのは神です。わたしにその夢の話をしてください」とヨセフは言いました。
そこで給仕人は、自分の見た夢を話しました。
「夢のなかでは、ブドウの木が一本はえていました。そのブドウの木には三本の枝がでていました。ちょうど芽をだし、花がさき、ブドウのふさが熟したように見えました。
そのとき、わたしは王のさかずきを持っていましたので、ブドウをもぎとってそのさかずきにしぼり、王にささげました。」
ヨセフはその男に言いました。
「あなたの夢のときあかしはこうです。三本の枝とは、三日のことです。三日ののち、王は、あなたをゆるして、またもとの役目につかせてくださるでしょう。そしてあなたは、前とおなじように、その手でさかずきをささげることでしょう。
あなたがしあわせになられましたら、どうか、わたしのことも思いだしてください。わたしのことを王さまに話して、ここから出られるようにしてください。じつは、わたしはヘブル人で、さらわれてここにきたのです。ここで、いっしょうけんめいはたらきました。この地下牢にいれられるようなことは、何もしておりません。」
−料理人の夢−
料理人は、給仕人の見た夢のときあかしがよかったので、ヨセフに言いました。
「わたしも夢を見たのです。わたしは、白パンのはいった三つのかごを、頭にのせていました。いちばん上のかごには、王さまにさしあげるために料理された、いろいろなごちそうが、はいっていました。ところが、どこらか鳥がとんできて、このごちそうを、みんなたべてしまったのです。」
ヨセフはこれに答えて、「あなたの夢のときあかしはこうです。三つのかごは三日のことです。三日のうちに王さまがあなたをおよびになって、木にかけて、しばり首にするでしょう。そして、鳥があなたの肉を食べられなかったり、しまうでしょう」と言いました。
三日めは、ちょうど王の誕生日でした。王は、家臣をみんな集めて、お祝いの会をひらきました。給仕人も料理人もよびよせました。給仕人はもとの職について、前のように王のためにさかずきをささげましたが、いっぼう料理人のほうは、しばり首にされました。ヨセフの言ったとおりになったのです。
しかし、給仕人はヨセフのことを、すっかりわすれてしまいました。
(つづく)
2014-08-24
シラ書40
【人間に共通する惨めさ】
つらい労苦は、人間だれしも避けられないもの。
重い軛がアダムの子孫にのしかかっている。
母の胎を出た日から、
万物の母なる大地のもとへと戻るその日まで。
人の悩みや心の恐れは
死の日を思っての不安。
華麗な王座に座している者から、
塵と灰の中にはいつくばっている者に至るまで、
紫色の衣装をまとい、王冠をいただく者から、
粗布にくるまった者に至るまで、
怒りとねたみ、困惑と動揺、
死の恐れ、憤り、それに争いが付き物だ。
床の中で憩うときも、
夜眠るときも、それらは人の思いをかき乱す。
休息はあってもなきに等しく、
たとえ寝ても、昼間のように疲れ果て、
戦いを前にして逃げ出した兵士のように、
悪夢にうなされる。
捕まったと思った途端に目が覚め、
何も怖がることはなかったのに、といぶかる。
人間から動物に至るまで、生あるものはすべて、
——罪人は更に七倍受けるのだが——
死と流血、争いと剣、
災難と飢饉、破滅と鞭打ちとを受ける。
これらはみな不法な者たちのために用意された。
あの洪水が起こったのも彼らのせいである。
土から出たものはすべて土に帰り、
水から出たものはすべて海に戻る。
【悪のもたらす結果】
わいろと不正はすべてぬぐい去られ、
信実な行為は永遠に続く。
不正な者が得た富は、渓流のように干上がり、
雨の中でとどろく雷鳴のように消えていく。
施しをする人は喜びに満たされ、
掟に背く者は滅びに終わる。
不信仰な者のひこばえは若枝を増やさず、
その汚れた根は切り立つ岩にしがみついている。
あらゆる水辺や川岸の葦は、
どんな草よりも先に引き抜かれる。
しかし慈しみは、祝福に満ちた楽園のようなもの。
施しは永遠に残る。
【いずれにもまさるもの】自立した生活も、雇われの生活も楽しい。
だが、いずれにもまさるのは、宝を見つけること。
子をもうけても、町を築いても、名声を高める。
だが、いずれにもまさるのは、
非のうちどころのない妻である。
酒も音楽も心を陽気にさせる。
だが、いずれにもまさるのは、知恵を愛すること。
笛も竪琴も快い調べを奏でる。
だが、いずれにもまさるのは、楽しい会話。
愛らしさや美しさを、人の目は慕い焦がれる。
だが、いずれにもまさるのは、野に生える若草。
友人や仲間との出会いはいつも楽しい。
だが、いずれにもまさるのは、
妻が夫と共にいることである。
兄弟や援助者は、不幸の時に頼るもの、
だが、いずれにもまさる助けは、施しである。
金も銀も人の足もとを固めてくれる。
だが、いずれにもまさる支えは、良い助言である。
富と力は、人の心を自信にあふれさせる。
だが、いずれにもまさるのは、主を畏れること。
主への畏れがあれば、何物にも事欠かず、
ほかに助けを求める必要はない。
主を畏れることは、祝福された楽園のようだ。
どんな栄誉にもまさって、その人を覆い守る。
【物乞い】
子よ、物乞いをして一生を送るな。
そうするくらいなら、死んだ方がましである。
他人の食卓をもの欲しげに眺める者、
その生き方はまことの人生とは言い難い。
人の食べ物で暮らすなら、彼の性根は腐れきる。
良識と教養を備えた人は、
そのような生き方を避ける。
破廉恥な者は、物乞いの気楽さを口にするが、
やがて、その腹の中で滅びの火が燃えるのだ。
(シラ書40章1〜30節)
つらい労苦は、人間だれしも避けられないもの。
重い軛がアダムの子孫にのしかかっている。
母の胎を出た日から、
万物の母なる大地のもとへと戻るその日まで。
人の悩みや心の恐れは
死の日を思っての不安。
華麗な王座に座している者から、
塵と灰の中にはいつくばっている者に至るまで、
紫色の衣装をまとい、王冠をいただく者から、
粗布にくるまった者に至るまで、
怒りとねたみ、困惑と動揺、
死の恐れ、憤り、それに争いが付き物だ。
床の中で憩うときも、
夜眠るときも、それらは人の思いをかき乱す。
休息はあってもなきに等しく、
たとえ寝ても、昼間のように疲れ果て、
戦いを前にして逃げ出した兵士のように、
悪夢にうなされる。
捕まったと思った途端に目が覚め、
何も怖がることはなかったのに、といぶかる。
人間から動物に至るまで、生あるものはすべて、
——罪人は更に七倍受けるのだが——
死と流血、争いと剣、
災難と飢饉、破滅と鞭打ちとを受ける。
これらはみな不法な者たちのために用意された。
あの洪水が起こったのも彼らのせいである。
土から出たものはすべて土に帰り、
水から出たものはすべて海に戻る。
【悪のもたらす結果】
わいろと不正はすべてぬぐい去られ、
信実な行為は永遠に続く。
不正な者が得た富は、渓流のように干上がり、
雨の中でとどろく雷鳴のように消えていく。
施しをする人は喜びに満たされ、
掟に背く者は滅びに終わる。
不信仰な者のひこばえは若枝を増やさず、
その汚れた根は切り立つ岩にしがみついている。
あらゆる水辺や川岸の葦は、
どんな草よりも先に引き抜かれる。
しかし慈しみは、祝福に満ちた楽園のようなもの。
施しは永遠に残る。
【いずれにもまさるもの】自立した生活も、雇われの生活も楽しい。
だが、いずれにもまさるのは、宝を見つけること。
子をもうけても、町を築いても、名声を高める。
だが、いずれにもまさるのは、
非のうちどころのない妻である。
酒も音楽も心を陽気にさせる。
だが、いずれにもまさるのは、知恵を愛すること。
笛も竪琴も快い調べを奏でる。
だが、いずれにもまさるのは、楽しい会話。
愛らしさや美しさを、人の目は慕い焦がれる。
だが、いずれにもまさるのは、野に生える若草。
友人や仲間との出会いはいつも楽しい。
だが、いずれにもまさるのは、
妻が夫と共にいることである。
兄弟や援助者は、不幸の時に頼るもの、
だが、いずれにもまさる助けは、施しである。
金も銀も人の足もとを固めてくれる。
だが、いずれにもまさる支えは、良い助言である。
富と力は、人の心を自信にあふれさせる。
だが、いずれにもまさるのは、主を畏れること。
主への畏れがあれば、何物にも事欠かず、
ほかに助けを求める必要はない。
主を畏れることは、祝福された楽園のようだ。
どんな栄誉にもまさって、その人を覆い守る。
【物乞い】
子よ、物乞いをして一生を送るな。
そうするくらいなら、死んだ方がましである。
他人の食卓をもの欲しげに眺める者、
その生き方はまことの人生とは言い難い。
人の食べ物で暮らすなら、彼の性根は腐れきる。
良識と教養を備えた人は、
そのような生き方を避ける。
破廉恥な者は、物乞いの気楽さを口にするが、
やがて、その腹の中で滅びの火が燃えるのだ。
(シラ書40章1〜30節)
2014-08-21
お陰様で!
みどりさんこんばんは☆彡
キリスト様の霊界は
完全された世界です。
肉体を脱ぎ捨ててから与えられる、霊体は全てが、
自由で肉体から解放された世界。霊魂に最高のエクスタシーが与えられます!
移動は瞬間に行きたい場所に行けます〓
ほんの一例に過ぎません〓
「神の創造された世界では わたしたちは学ぶ機会を無限に得る事が可能です。
ジエームズ・ヒルトンの「失われた地平線」の中でのシャングリラ→理想郷に暮らす、不老不死に暮らす人々は何世紀も掛けて外国語を学んだり、新しい趣味をマスターしたり、未知の学問を身に付けたり自由を謳歌しています。」
天国もそれと同じように考えてみたらと思います†
新たな発見は素晴らしい体験です!
「アンソニー・デステフアーノ」
お休みなさい☆彡
愛の樹オショチ†
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愛の樹オショチ†
お陰様で!
お陰様で!
"目の前の一つ一つを越えて行く生きる力はあなたから"
(拙句)
えぇ-!そうなんです。 しみじみと暖かい
心に触れ、真心から滲み出る無心な笑顔に触れ癒されました。 医学から見放された肝臓癌末期、悪性リンパ腫の現状を見つめていると、いろいろ考えますが、この体験にも深い意味が隠されていると感じるようになりました。お陰様です!
生きていると言うことで、心の動きは重い肉体に縛られていましたが、解放された後の天国での生活は全く違うと今更、思い初めました。
この世では、一人の人間の中に善と悪が混在しています。 ちょっとしたことですぐ不機嫌になったり落ち込んり、怒りぽっくなったりして、まわりの人々を困らせしまう。
これが偽りのない姿だと、素直に受け止ました。
天国に移され霊体になった時、現世では、謎だらけの行動がどんな理由でそうなったのか?すべて神が明らかにしてくださると以前より強く感じます。
私は自分の弱さと、やっと向き合える心境になりました。
現世では汚れたガラスの窓越しにぼやけていたもやもやした感じでした。
自身の間にぼんやりした壁をいつの間にか築いていたのです。
そうなんです。身体が弱ったとき、気持ちの波や環境、過去の経験(若く健康的)に弱さが割り込んできました。
自分では十分見込んだものがこんなに脆いとは意外でした。祈っているとき、"傲慢不遜"の文字が浮かんできました。ハット胸の奥底を突かれました。
天国ではこれら全てが完全な物に変えられる確信が与えられました!今日一日の締めくくりの感謝の気持ちです〓
明日の感謝に向かって合掌いたします†
中井町ふるさとの家教会施設から。
フェイスブックの愛する皆様へ!
お休みなさい☆彡
愛の樹オショチ†
"目の前の一つ一つを越えて行く生きる力はあなたから"
(拙句)
えぇ-!そうなんです。 しみじみと暖かい
心に触れ、真心から滲み出る無心な笑顔に触れ癒されました。 医学から見放された肝臓癌末期、悪性リンパ腫の現状を見つめていると、いろいろ考えますが、この体験にも深い意味が隠されていると感じるようになりました。お陰様です!
生きていると言うことで、心の動きは重い肉体に縛られていましたが、解放された後の天国での生活は全く違うと今更、思い初めました。
この世では、一人の人間の中に善と悪が混在しています。 ちょっとしたことですぐ不機嫌になったり落ち込んり、怒りぽっくなったりして、まわりの人々を困らせしまう。
これが偽りのない姿だと、素直に受け止ました。
天国に移され霊体になった時、現世では、謎だらけの行動がどんな理由でそうなったのか?すべて神が明らかにしてくださると以前より強く感じます。
私は自分の弱さと、やっと向き合える心境になりました。
現世では汚れたガラスの窓越しにぼやけていたもやもやした感じでした。
自身の間にぼんやりした壁をいつの間にか築いていたのです。
そうなんです。身体が弱ったとき、気持ちの波や環境、過去の経験(若く健康的)に弱さが割り込んできました。
自分では十分見込んだものがこんなに脆いとは意外でした。祈っているとき、"傲慢不遜"の文字が浮かんできました。ハット胸の奥底を突かれました。
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愛の樹オショチ†
2014-08-19
お陰様で!
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"目の前の一つ一つを越えて行く生きる力はあなたから"
(拙句)
えぇ-!そうなんです。 しみじみと暖かい
心に触れ、真心から滲み出る無心な笑顔に触れ癒されました。 医学から見放された肝臓癌末期、悪性リンパ腫の現状を見つめていると、いろいろ考えますが、この体験にも深い意味が隠されていると感じるようになりました。お陰様です!
生きていると言うことで、心の動きは重い肉体に縛られていましたが、解放された後の天国での生活は全く違うと今更、思い初めました。
この世では、一人の人間の中に善と悪が混在しています。 ちょっとしたことですぐ不機嫌になったり落ち込んり、怒りぽっくなったりして、まわりの人々を困らせしまう。
これが偽りのない姿だと、素直に受け止ました。
天国に移され霊体になった時、現世では、謎だらけの行動がどんな理由でそうなったのか?すべて神が明らかにしてくださると以前より強く感じます。
私は自分の弱さと、やっと向き合える心境になりました。
現世では汚れたガラスの窓越しにぼやけていたもやもやした感じでした。
自身の間にぼんやりした壁をいつの間にか築いていたのです。
そうなんです。身体が弱ったとき、気持ちの波や環境、過去の経験(若く健康的)に弱さが割り込んできました。
自分では十分見込んだものがこんなに脆いとは意外でした。祈っているとき、"傲慢不遜"の文字が浮かんできました。ハット胸の奥底を突かれました。
天国ではこれら全てが完全な物に変えられる確信が与えられました!今日一日の締めくくりの感謝の気持ちです〓
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"目の前の一つ一つを越えて行く生きる力はあなたから"
(拙句)
えぇ-!そうなんです。 しみじみと暖かい
心に触れ、真心から滲み出る無心な笑顔に触れ癒されました。 医学から見放された肝臓癌末期、悪性リンパ腫の現状を見つめていると、いろいろ考えますが、この体験にも深い意味が隠されていると感じるようになりました。お陰様です!
生きていると言うことで、心の動きは重い肉体に縛られていましたが、解放された後の天国での生活は全く違うと今更、思い初めました。
この世では、一人の人間の中に善と悪が混在しています。 ちょっとしたことですぐ不機嫌になったり落ち込んり、怒りぽっくなったりして、まわりの人々を困らせしまう。
これが偽りのない姿だと、素直に受け止ました。
天国に移され霊体になった時、現世では、謎だらけの行動がどんな理由でそうなったのか?すべて神が明らかにしてくださると以前より強く感じます。
私は自分の弱さと、やっと向き合える心境になりました。
現世では汚れたガラスの窓越しにぼやけていたもやもやした感じでした。
自身の間にぼんやりした壁をいつの間にか築いていたのです。
そうなんです。身体が弱ったとき、気持ちの波や環境、過去の経験(若く健康的)に弱さが割り込んできました。
自分では十分見込んだものがこんなに脆いとは意外でした。祈っているとき、"傲慢不遜"の文字が浮かんできました。ハット胸の奥底を突かれました。
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2014-08-15
聖書物語
創世記
【エジプトのヨセフ】
ヨセフはエジプトにつれてゆかれ、エジプト王の役人で、親衛隊長のポテパルという人に買いとられました。
神がヨセフといっしょにおられたので、ヨセフは、その家のみんなにかわいがられていました。ヨセフの主人も、神がヨセフとともにおられ、そのすることが、なんでもうまくいくのを見て、ヨセフをたいへんかわいがり、家をとりしまる役につけて、ぜんぶの財産をヨセフに管理させました。
神はヨセフのために、その主人の家もおめぐみになり、家や畑のものまで、おかげをこうむりました。それで主人は、ヨセフに財産ぜんぶをまかせ、自分の食べるもののほかにどんなものを持っているかさえも知らないほどでした。
さて、ヨセフは美しい若者でしたので、主人の妻はたいへんヨセフがすきになりました。しかしヨセフは、その愛をうけいれませんでした。
「ごらんください。ご主人さまは、家のなかに何があるかもごぞんじないほど、何でもわたしにまかせてくださっています。この家で、わたしよりえらいものはないほどに、わたしをひきあげてくださいました。ご主人は、あなたのほかは、何でも、わたしのすきなようにさせてくださいます。なにしろ、あなたはご主人のおくさまです。こんなにわたしを信じてくださっているのに、どうしてあなたを愛することができましょう。罪をおかして、神にそむくことはできません」と言いました。
すると、その女は夫のところへ行って、「あなたがつれてこられたヘブル人の召使が、わたしにいたずらしようとしました。大声でさけびましたら、にげだしましたけど」と、ヨセフの悪口を言いました。
主人は妻のことばを聞いておこり、ヨセフをとらえて、囚人たちのつながれている牢にとじこめました。
しかし、神はやはりヨセフとともにおられ、おめぐみくださったので、牢の番人は、ヨセフにしんせつにしてくれました。そしてヨセフに牢の囚人たちをまかせ、監督させました。
牢番は、神がヨセフといっしょにおり、ヨセフのすることは何でも栄えたからです。
(つづく)
【エジプトのヨセフ】
ヨセフはエジプトにつれてゆかれ、エジプト王の役人で、親衛隊長のポテパルという人に買いとられました。
神がヨセフといっしょにおられたので、ヨセフは、その家のみんなにかわいがられていました。ヨセフの主人も、神がヨセフとともにおられ、そのすることが、なんでもうまくいくのを見て、ヨセフをたいへんかわいがり、家をとりしまる役につけて、ぜんぶの財産をヨセフに管理させました。
神はヨセフのために、その主人の家もおめぐみになり、家や畑のものまで、おかげをこうむりました。それで主人は、ヨセフに財産ぜんぶをまかせ、自分の食べるもののほかにどんなものを持っているかさえも知らないほどでした。
さて、ヨセフは美しい若者でしたので、主人の妻はたいへんヨセフがすきになりました。しかしヨセフは、その愛をうけいれませんでした。
「ごらんください。ご主人さまは、家のなかに何があるかもごぞんじないほど、何でもわたしにまかせてくださっています。この家で、わたしよりえらいものはないほどに、わたしをひきあげてくださいました。ご主人は、あなたのほかは、何でも、わたしのすきなようにさせてくださいます。なにしろ、あなたはご主人のおくさまです。こんなにわたしを信じてくださっているのに、どうしてあなたを愛することができましょう。罪をおかして、神にそむくことはできません」と言いました。
すると、その女は夫のところへ行って、「あなたがつれてこられたヘブル人の召使が、わたしにいたずらしようとしました。大声でさけびましたら、にげだしましたけど」と、ヨセフの悪口を言いました。
主人は妻のことばを聞いておこり、ヨセフをとらえて、囚人たちのつながれている牢にとじこめました。
しかし、神はやはりヨセフとともにおられ、おめぐみくださったので、牢の番人は、ヨセフにしんせつにしてくれました。そしてヨセフに牢の囚人たちをまかせ、監督させました。
牢番は、神がヨセフといっしょにおり、ヨセフのすることは何でも栄えたからです。
(つづく)
2014-08-13
シラ書
彼はいにしえのすべての人の知恵を詳しく調べ、
預言の書の研究にいそしみ、
高名な人々の話を心に留め、
たとえ話の複雑な道へと分け入り、
格言の隠れた意味を詳しく調べ、
たとえ話のなぞをじっくり考える。
彼は身分の高い人々に仕え、
為政者たちの前にも出入りする。
見知らぬ人々の国を
旅し、
人間の持つ、善い面、悪い面を体験する。
彼は早起きして、
自分を造られた主に向かうように心がけ、
いと高き方にひたす
ら願う。
声を出して祈り、
罪の赦しをひたすら願う。偉大なる主の御心ならば、
彼は悟りの霊に満たされる。
彼は知恵の言葉を注ぎ出し、
祈りをもって主を賛美する。
彼は正しい判断と知識を身につけ、
主の奥義を思い巡らす。
彼は学んだ教訓を輝かし、
主の契約の律法を誇りとする。
多くの人々は彼の悟りを褒めそやし、
彼は永遠に忘れ去られることはない。
彼についての記憶は消え去らず、
その名は代々に生きる。
諸国民は彼の知恵を語り、
集会は彼の誉れを告げる。長生きすれば、千人にまさる名を残し、
たとえ早く死んでも満たされる。
【主とその御業への賛美】
思いを巡らし、更に語ろう。
わたしの心は、満月のように満ちている。
わたしの語ることを聞け、敬虔な子らよ、
流れのほとりに育つばらのように、若枝を出せ。
乳香のように香りを放ち、
ゆりのように花を咲かせ、
声をあげて、共に賛美の歌をうたえ。
すべての御業のゆえに主をほめたたえよ。
主の御名をあがめ、ひれ伏せ。
賛美の声をあげ、竪琴を弾き、
主を大いにほめたたえよ。
賛美して、こう言おう。
「主の御業は、すべてすばらしく、
命じられたすべてのことは、
時が来れば実現する。」
軽々しく、こう言ってはならない。
「これは何か」「これは何のためか」と。
いずれの問いにも時が来れば答えが与えられる。
御言葉によって水は盛り上がり、
その口から出る言葉によって水はためられた。
主が命じられると、すべて御心のままに実現し、
その救いの力を弱める者はだれもいない。
すべての人の業は主の前にあり、
主の目から逃れるものは何もない。
主は永遠から永遠まで目を注がれ、
主にとって驚くべきものは何もない
軽々しく、こう言ってはならない。
「これは何か」「これは何のためか」と。
それぞれ目的があって造られたのだから。
主の祝福は川のようにあふれ、
乾いた大地を洪水のように潤す。
真水を塩水に変えたように、
主の怒りは諸国の民の遺産となる。
主の道は敬虔な人たちには平らであり、
不法の者たちにはつまずきとなる。
良いものは、初めから良い人々のために造られ、
悪いものは、罪人たちのために造られた。
人間が生きていくうえで何よりも必要なものは、
水と火、鉄と塩、
小麦粉、牛乳、蜂蜜、
ぶどうの汁、オリーブ油、それに衣類。
これらすべては、信仰深い人には良いもの、
罪人たちには悪いものとなる。
刑罰の道具として造られた風がある。
それらの風は怒りを発し、その鞭を激しく振る。
終末の時に、その力を存分に発揮し
造り主の怒りを静める。
火と雹、飢饉と死、
これらすべては刑罰のために造られた。
きばをむき出す野獣、さそり、蝮、
不信仰な者たちを滅ぼす罰の剣。
彼らは主の命令に喜んで服従し、
いざという時のため、地上で待ち構えており、
時が来ると、命令に背くことはない。
わたしは初めから、以上のことを確信し、
思い巡らした後、こう書き残した。
「主の御業はすべて良く、時が来れば、
主は必要なことをすべて満たされる。」
「これはあれよりも悪い」と言ってはならない。
どんなものも時が来ればその良さが証明される。
さあ、心から、声高らかに賛美の歌をうたえ。
主の御名をほめたたえよ。
(シラ書39章1〜35節)
預言の書の研究にいそしみ、
高名な人々の話を心に留め、
たとえ話の複雑な道へと分け入り、
格言の隠れた意味を詳しく調べ、
たとえ話のなぞをじっくり考える。
彼は身分の高い人々に仕え、
為政者たちの前にも出入りする。
見知らぬ人々の国を
旅し、
人間の持つ、善い面、悪い面を体験する。
彼は早起きして、
自分を造られた主に向かうように心がけ、
いと高き方にひたす
ら願う。
声を出して祈り、
罪の赦しをひたすら願う。偉大なる主の御心ならば、
彼は悟りの霊に満たされる。
彼は知恵の言葉を注ぎ出し、
祈りをもって主を賛美する。
彼は正しい判断と知識を身につけ、
主の奥義を思い巡らす。
彼は学んだ教訓を輝かし、
主の契約の律法を誇りとする。
多くの人々は彼の悟りを褒めそやし、
彼は永遠に忘れ去られることはない。
彼についての記憶は消え去らず、
その名は代々に生きる。
諸国民は彼の知恵を語り、
集会は彼の誉れを告げる。長生きすれば、千人にまさる名を残し、
たとえ早く死んでも満たされる。
【主とその御業への賛美】
思いを巡らし、更に語ろう。
わたしの心は、満月のように満ちている。
わたしの語ることを聞け、敬虔な子らよ、
流れのほとりに育つばらのように、若枝を出せ。
乳香のように香りを放ち、
ゆりのように花を咲かせ、
声をあげて、共に賛美の歌をうたえ。
すべての御業のゆえに主をほめたたえよ。
主の御名をあがめ、ひれ伏せ。
賛美の声をあげ、竪琴を弾き、
主を大いにほめたたえよ。
賛美して、こう言おう。
「主の御業は、すべてすばらしく、
命じられたすべてのことは、
時が来れば実現する。」
軽々しく、こう言ってはならない。
「これは何か」「これは何のためか」と。
いずれの問いにも時が来れば答えが与えられる。
御言葉によって水は盛り上がり、
その口から出る言葉によって水はためられた。
主が命じられると、すべて御心のままに実現し、
その救いの力を弱める者はだれもいない。
すべての人の業は主の前にあり、
主の目から逃れるものは何もない。
主は永遠から永遠まで目を注がれ、
主にとって驚くべきものは何もない
軽々しく、こう言ってはならない。
「これは何か」「これは何のためか」と。
それぞれ目的があって造られたのだから。
主の祝福は川のようにあふれ、
乾いた大地を洪水のように潤す。
真水を塩水に変えたように、
主の怒りは諸国の民の遺産となる。
主の道は敬虔な人たちには平らであり、
不法の者たちにはつまずきとなる。
良いものは、初めから良い人々のために造られ、
悪いものは、罪人たちのために造られた。
人間が生きていくうえで何よりも必要なものは、
水と火、鉄と塩、
小麦粉、牛乳、蜂蜜、
ぶどうの汁、オリーブ油、それに衣類。
これらすべては、信仰深い人には良いもの、
罪人たちには悪いものとなる。
刑罰の道具として造られた風がある。
それらの風は怒りを発し、その鞭を激しく振る。
終末の時に、その力を存分に発揮し
造り主の怒りを静める。
火と雹、飢饉と死、
これらすべては刑罰のために造られた。
きばをむき出す野獣、さそり、蝮、
不信仰な者たちを滅ぼす罰の剣。
彼らは主の命令に喜んで服従し、
いざという時のため、地上で待ち構えており、
時が来ると、命令に背くことはない。
わたしは初めから、以上のことを確信し、
思い巡らした後、こう書き残した。
「主の御業はすべて良く、時が来れば、
主は必要なことをすべて満たされる。」
「これはあれよりも悪い」と言ってはならない。
どんなものも時が来ればその良さが証明される。
さあ、心から、声高らかに賛美の歌をうたえ。
主の御名をほめたたえよ。
(シラ書39章1〜35節)
2014-08-08
聖書物語
−ヨセフ、穴のなかに投げこまれる−
こうして、ヨセフが兄たちのところへやってきたとき、兄たちはヨセフの着ていた色とりどりの美しい服をはぎとり、ヨセフをひきずっていって、穴のなかにほうりこみました。その穴には、水も何もありませんでした。
それからしばらくして、兄たちがパンをたべていますと、香料、香液、もつ薬をラクダにのせた隊商がやってきました。かれらは、ギレアデからエジプトに荷もつをはこんでいるイシマエル人でした。
それを見たユダが「弟を殺して血をかくしたってしかたない。それよりも、イシマエル人にヨセフを売りとばしたほうがいいじゃないか。なんといっても、ヨセフはわれわれの肉親なのだから」と言いますと、ほかのきょうだいたちも賛成しました。
そこでヨセフを穴からひきあげて、銀二十枚でイシマエル人に売りました。こうしてヨセフは、商人たちの手でエジプトにつれてゆかれたのです。
そのときそこに居あわさなかった兄ルベンは、もどってきて、穴がからっぽなのを知り、たいへん悲しみました。「あの子は穴のなかにいない。ああ、わたしはどこをさがしたらいいんだろう」と、きものをひきさいてなげきました。
きょうだいたちは、若いヤギを殺してヨセフのきものをその血にひたし、父に「お父さん、こんなものが見つかりましたよ。ヨセフのきものではないか、よく見てください」と言いました。
父はこれを見て、「これは、たしかにヨセフのきものだ。あの子は、けものに食い殺されたのか。すたずたにひきさかれてしまったのか」と、なげき悲しみ、あら布のもふくをきて、なんにちもなんにちも、息子の死んだことを悲しみました。
息子や娘たちが、父をなぐさめようとしましたが、ヤコブはききいれようとせず、「わたしは、死ぬまであの子の死をなげきかなしもう」と、いつまでもなきつづけました。
(つづく)
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