2009-08-15

天路歴程(32)病は我が師


皆様へ!この度も!病から得た教訓と、闘病生活のその心の内を少し記述いたしたいと思います。

その前に感謝と退院のご報告をさせて頂きます。

「今日午前中にお陰さまで無事に退院致しました」

半月の入院でしたが、今後、白血球低下に備え、腎臓、肝臓などの大切な臓器に気をつけます。

ご存知のように、時期外れのインフルエンザが世界的に流行り始めています!

日本人の死者も出ています!

悪性リンパ腫の治療では、抗がん剤を使いますから、どうしても白血球の低下は避けられません。

白血球は身体を様々なウィルスから守ってくれます。

詳しい説明は素人の余談になりますから省きますが、これから感染症にかかりやすい危険性があると、再三注意を受けました。

感染症は命取りになりますから慎重に行動します。

今月12、13日に抗がん剤投与を受けましたから、20日ごろから白血球が下がり始めるそうです。

一番リスクの高い時を迎える時ですから、外出はなるべく控えます。

18日、川村クリニックで松浦先生の診察を受けますが、悪性リンパ腫の治療経過の大事な血液検査を受け、もし異常が診られたら、白血球の注射をしていただきます。

2回目の抗がん剤投与は、東京慈恵医大病院血液内科の外来で、主治医の島田貴先生の診察で決まります。

今回の入院治療を含めて6回、リツキサンと、エンドキシン、オンコビンの抗がん剤に加えて、プレドニンの内服薬で治療が継続されます。

治療終了予定は期間は約126日間です。

今年のクリスマス頃に終わりそうです!

その間、出来るだけ危険を避ける努力をします。

今回、闘病生活から学んだ貴重な教訓を活かし、健全な身体で、最後のミッションに取り組みたいと願っています。



退院前夜でした。

外来診察が終わり、お忙しい身を押して、私を案じて来室して下さった主治医の松浦先生から言われた一言が!心の奥に響きました。

「神様のお仕事!助けを必要としている人々の身ですから、そのためにも、先ず自身が健康になってください!」

優しく言われた一言が心に強く響きました!

分かり切っているようで、しかし、体を労らないで来た私には、自戒の大切な一言になりました。

仰る通りです!と、後で自問自答しました!

今までも、働き過ぎを度々指摘されましたが、心の片隅で、「これで良いのだ!と言う、考えが隠れていたのでは?」、「利己的な、殉教心が私の中に潜んで居たのでは?」等、今回の入院で、過ぎ越して来た道を振り返りました!

今後の生き方を改めて考えて直しました。

神は「人をして語らしめる」と、言われますが、まさにズバリ指摘された通りです!

病に身委ねて神様との道行きも悪くはありませんが、出来る事なら健康的であるべきです!

病は私の師になりました。

生命の営みは一人では不可能です!

助け合い、譲り合い、愛し合う。

人は支え合いながら生命を生きて来ました。

損なわれた生命を支える医師、医療関係者の方々の言葉には、深い何かを感じます。

人を人として、与えられた生命をしっかり生きて欲しいと!願いに、真に打たれます。

生命の尊厳に関わる聖職です!

裏付けのない言葉に人を活かす力は存在しません。

私の使命はまだまだ尽きません。

病室に、感謝の言葉を残して退院しました!

病は師でした!

もう一人の私が先生に、助けを、訴えていたのかも知れないと?

5 件のコメント:

  1. まずは、退院おめでとうございます。松浦先生のおっしゃるように早く元気になられるようみんな待っています。無理をなさらず養生してくざさい。再会を楽しみにしております

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  2. まずは退院おめでとうございます。素直な心には良い事が入って心を体を良い方へ進めてくれると思っています 心から案じています。

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  3. この度は退院おめでとうございます。
    クリスマスまで薬の投与で大変でしょうがご自身の為にも周りの皆様の為にも感染症には充分注意をされて頑張って下さい。

    全国的に異常気象で日田も地震、大雨、夏らしくない天気で心配です。
    7月の祇園、9月には放生会、10月には天領祭りと続きます。完全復活されて来年はぜひ日田に又お越しください。従業員一同心待ちにしております。(愛の樹のホームページもみています)

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  4. 愛川おしょち様、退院おめでとうございます。
    主治医の先生方おしょち様を助けてくださいまして、どうも
    ありがとうございます。

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  5. ご無沙汰しております。いつもありがとうございます。
    この度は退院おめでとうございます。ブログを拝見していて、ご入院されていて、抗癌剤治療?悪性リンパ腫もどきだったはずでは?やっぱり、怪しいものは叩いておいた方が良いとのことかしらと思っておりました。
    主人も悪性リンパ腫でしたので、時代が違いますが、抗癌剤治療は大変かと思います。なんて、お言葉をかけて良いか分からず、時間ばかり経ちました。
    どうか、お気持ちを楽にお願いします。オショチは守られていらっしゃいます。これは皆さんが分かっていらっしゃることですが。
    くれぐれも、ご慈愛なさってくださいませ。
    ブログを拝見するの楽しみにしております。

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