2009-09-02

天路歴程(36)雑木林




ひと気のない、雑木林を歩きながら“ふと”秋の気配を感じ空を見上げました。
ゆっくり流れて行く空の旅人、白い雲に親しみを感じました。

“おーい!雲よ!”

私をおまえの背中に乗せて世界の果てまで運んでくれないか!あの少年ニルスのように!

たまには、子ども返りをしてみたい!不思議な気持ちになりました。

なだらかな雑木林の坂道に差し掛かると、秋の草花がひそやかに咲いていました。

生きている、実感をしみじみと味わいました。

幸せを運んでくれる、風、雲、秋の草花、優しい光、神様が創られた自然界は第二の聖書の世界です!

しかし時には恐ろしい牙を剥き出します!

旧約聖書の中に登場する、王、預言者たちは、神を畏れ、人間の限界、力の及ばぬ自然界の底知れぬ力を恐れ、神に真剣に祈りを捧げ、神の教えに耳を傾けけました。

民の幸せを願いました!

神無き世界は愛無き世界です。

人間が作り出す際限のない争い、犠牲になる弱い人々、神は人々の悲しみ、悦び、すべてを受けとめてくださいます。

秋の空に向かって、祈りました。

この国に平和と真の幸せをお与えください!と。

国民悲願の新しい政権の門出にあなたの祝福を、お与えくださいますように!

新しい政権を担う人々にあなたの叡智をお与えくださいますように!

雑木林の中で祈りました。

世界中が幸せで満たされますように!

アーメン!ハレルヤ†


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