口先で言うのはたやすいことですが、いざ!実行に移すとなると、それなりの覚悟と勇気が必要でした。
祈り、迷いながら考えました。
これは避けて通れぬ、我が道の始まりの一歩だと。
踏み出さなければ何も始まりません。
断食の後ですが、火渡り、滝浴び、真冬の早朝の禊ぎ等々、まるで、山伏の様な修業を自分に課し、実行しました。
示された神との道行き。
その使命遂行のためにやり通す決意を固めたのです。
困難に、怯(ひる)みがちな弱い心を鍛え直そうとも、考えました。
イエス・キリストは、あのカルバリの丘の十字架におかかりになる前に荒れ野に導かれ、40日40夜断食をされたと新約聖書に詳しく記述されています。
『誘惑を受ける』
さて、イエスは聖霊に満ちて、ヨルダン川からお帰りになった。
そして、荒れ野の中を“霊”によって引き回され、40日間、悪魔から誘惑を受けられた。
その間何も食べず、その期間が終わると空腹を覚えられた。
そこで、悪魔はイエスに言った。
「神の子なら、この石にパンになるように命じたらどうだ。」
断食は苦しいです。
脳に養分が補給されなくなると気がおかしくなります。私の場合、4日目あたりから苦しい闘いになりました。
イエスは40日間の断食のあと、空腹になられたとは、ただ驚くばかりです。
「神のみ子」は精神構造がわたしたちとは根本的に違います。
イエスは悪魔に答えます。
「人はパンだけでいきるものではない」と書いてある。
さらに悪魔の誘惑は続きます。
悪魔はイエスを高く引き上げ、一瞬のうちに世界のすべて国々を見せた。
そして悪魔は言った。
この国々の一切の権力と繁栄とを与えよう。それはわたしに任されていて、これと思う人に与えることができるからだ。だから、
もしわたしを拝むなら、みんなあなたのものになる。
イエスはお答えになった。
「あなたの神である主を拝み、ただ主に仕えよと、書いてある。」
そこで、悪魔はイエスをエルサレムに連れて行き、神殿の屋根の端に立たせて言った。
「神の子なら、ここから飛び降りたらどうだ。
というのは、こう書いてあるあるからだ。」
「神はあなたのために天使たちに命じて、あなたをしっかり守らせる。」
また、「あなたの足が石に打ち当たることのないように、天使たちは手であなたを支える。」
イエスは「あなたの神である主を試してはならないと言われている」とお答えになった。
悪魔はあらゆる誘惑を終えて、時が来るまでイエスを離れた。(ルカ4:1~12、マタイ4:1〜11、マルコ1:12ー13)
現在の世界を見渡して見ると、財に目が眩み、力任せに貧しい国々、人々から資源を強奪する、環境破壊は平気でやる。
悪魔に魂を売り渡した感じが否めません。
人間は悪魔の誘惑につくづく弱い存在者なんですね。
話しは少し飛躍しますが、地球の怒りを感じます。
火を噴く、大地が震え、ため息はハリケーンとなり人々に襲い掛かる。
神は地球の表皮に生きる人類に警告を発している気がしてなりません。
人間はもっと、神の創造された地球に、謙虚になるべきです。
愛の樹オショチ†
オショチ様、ブログの更新ありがとうございます。私も明確な善いビジョンを持って悪い誘惑に負けないようにしようと思います。
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