シラ書 23:16〜28
みだらな男罪に罪を重ねる二種類の人があり、
第三の種類の人間は、神の怒りを招く。
燃え盛る火のような熱い情欲は、
燃え尽きるまで、決して消えない。
みだらな人間は、自分の体を肉欲に任せ、
火が彼を焼き尽くすまで、
とどまることを知らない。
女好きの人間には、
どんなパンでもおいしく、
死ぬまで、これに飽きることはない。
自分の寝床を抜け出す男は、
心の中で言う。「だれが見ているものか。
周りは暗闇だし、壁がわたしを隠している。
だれも見ていない。何を恐れる必要があろうか。
いと高き方は、わたしの罪など、
少しも気に留めはしない」と。
彼が恐れるのは、人の目だけである。
彼は知らないのだ。主の目は、
太陽より一万倍も明るく、
人間のすべての歩みを見極め、
隠れたところまでも、お見通しであることを。
万物は、創造される以前から主に知られ、
また、その完成の後も、同様である。
こういう男は、町の大通りで処罰され、
彼が思いもかけなかった所で、捕らえられる。
みだらな女
夫を顧みず、よその男によって
世継ぎをもうける女も、同様である。
第一に、こういう女はいと高き方の律法に背き、
第二に、夫を裏切り、
第三に、みだらにも姦淫を行い、
よその男によって子をもうけたからである。
こういう女は、会衆の前に引き出され、
その子供たちにも、罰が及ぶ。
その子供たちは、根づくこともなく、
枝を張って実を結ぶこともない。
こういう女は呪われた者として人々に記憶され、
その汚名は消えることはない。
こうして、後に残った人々は悟るであろう。
主を畏れることは、すべてにまさり、
主の戒めに従うことは何よりも麗しいと。
〔神に従うことは、大いなる誉れ。
長寿は、お前が神に受け入れられた印である。〕
0 件のコメント:
コメントを投稿
「コメント」はブログの読者すべてに公開されます。公開に先立ち、管理者に届く設定ですので、プライバシーなどが含まれないか確認できますが、お名前やメールアドレス、私的なやりとりなど、個人情報に留意してください。イニシャルや匿名でも可能です。よろしくお願いします。