祈り求めていた数日後思いがけないお方から、伝道活動費にと献金をいただきました。
片道分でしたが、喜び勇んでぽんこつ車に乗り、一路、阿蘇山を目指してひたすら走りました。
車で仮眠をとり、あんパン一個に牛乳一本が一日分の食事です。
苦労しながらやっとたどり着き、地面に膝まずき祈りました。
地熱で足が焦げそうです。
しかしなんの応答もなく一夜が明けました。
はるばる祈りに来た私の“聖地”はただ白い湯煙にかすんでいました。
しばらく経った時、光が差し込んできました。
祈りの手を休めて、山の斜面を何気なく見た時です。
かすみの中に人影らしい姿を見ました。
空中に浮き上がって私を見下ろしています。
合掌している姿でした。
不思議な瞬間でした。
消えたあとに湯煙の音も消え、静寂に包まれていたのです。
はるばる来て良かった!涙がとまらないのです。
地獄谷に別れを告げて下山しました。
帰路、琵琶湖に行けと言われて、行き先が分からぬまま車を走らせました。
ある一軒の農家を訪ねました。
牛たちが、見知らぬ訪問者を迎えてくれました。
やがて主がUさんと言うお方があらわれ、通された部屋の仏壇に手を合わせた時、扉を開いてくれました。
中には位牌の隣に†字架が見えます。
彼が灯りをともしました。
それはクリスマスのイルミネーションでした。
ずいぶん変わったお仏壇ですね?と尋ねますと、彼は「わたしは隠れキリシタン見たいなものです」と淡々と話してくれました。
いとまごいをする時、真顔になり、「あなたが訪れることがわかってお待ちしていました」と話してくれました。
さらに「帰りのガソリンを満タンにしましょう」と言われ、予備タンクからガソリンを入れて下さったのです。
聖霊に導かれる不思議な体験の旅でした。
かすみの中に人影らしい姿を見ました。
空中に浮き上がって私を見下ろしています。
合掌している姿でした。
不思議な瞬間でした。
消えたあとに湯煙の音も消え、静寂に包まれていたのです。
はるばる来て良かった!涙がとまらないのです。
地獄谷に別れを告げて下山しました。
帰路、琵琶湖に行けと言われて、行き先が分からぬまま車を走らせました。
ある一軒の農家を訪ねました。
牛たちが、見知らぬ訪問者を迎えてくれました。
やがて主がUさんと言うお方があらわれ、通された部屋の仏壇に手を合わせた時、扉を開いてくれました。
中には位牌の隣に†字架が見えます。
彼が灯りをともしました。
それはクリスマスのイルミネーションでした。
ずいぶん変わったお仏壇ですね?と尋ねますと、彼は「わたしは隠れキリシタン見たいなものです」と淡々と話してくれました。
いとまごいをする時、真顔になり、「あなたが訪れることがわかってお待ちしていました」と話してくれました。
さらに「帰りのガソリンを満タンにしましょう」と言われ、予備タンクからガソリンを入れて下さったのです。
聖霊に導かれる不思議な体験の旅でした。
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