2009-06-16

預言者・祭司・士師・主について

分かりきったようで、分かりにくい役職と役目を簡単に記述しておきます。

預言者

神の霊感を受けた人が語る言葉。神のために代わって語る。神の意思の代弁者(使徒3:22、マタイ1:22、2:5)。


祭司

神と人との仲介者、すなわち人々のために、人々に代わって、神に礼拝と供え物をささげ、祭儀をつかさどる人。
旧約ではレビ人がその役目を果たした。新約ではエルサレム神殿の宗教儀式をつかさどる聖職者たちを指す。祭司長はその頭。


士師

本来は「裁く」という動詞の分詞形から「士師」と訳され、イスラエルの歴史においてカナン占領から王国設立までの期間、神によって起こされ、イスラエル人たちを敵の圧迫から解放する軍事的、政治的指導者を指す。士師記には12人の名が上げられている。


全能者

語源は「シャダイ」または「エル・シャダイ」。これはイスラエルの神の古い名称の一つである。山に住む神。山は神の居住と考えられていた。シャダイは全能者、エル・シャダイは全能の神と呼ばれている。
70人訳ギリシア語聖書では「全能者⇒パントクラトール」と訳され、新約のヨハネの黙示録でもその呼び方が使われている(黙示1:8以下9回)。

これから時々ブログに登場しますので、あえて記述しました。

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