シラ書7:1〜17
悪を行うな 悪を行うな。そうすれば、悪はお前を襲わない。
不正から遠ざかれ。
そうすれば、不正がお前を避けるだろう。
不正の畑に種を蒔くな。
七倍の不正の実を刈り取るだけだ。
権力の座を、主に乞い求めるな。
栄光の地位を、王に乞い求めるな。
主の前で、自分の正しさを主張するな。
王の前で、知恵をひけらかすな。
不正を取り除く力がなければ、
裁判官を志すな。
さもないと、権力者の顔色をうかがい、
公平な裁きができなくなる。
町の住民に対して過ちを犯すな。
また、民衆の前で面目を失うな。
過ちを二度繰り返すな。
一度の過ちでさえ、罰を免れないからだ。
次のように言ってはならない。
「神はわたしの数多い献げ物を顧みてくださる。
わたしが、いと高き神に献げ物をささげれば、
必ず、受け入れてくださる。」
ためらいながら祈ってはならない。
施しをする機会を逃してはならない。
心を痛めている人をあざ笑うな。
人を低め、かつ高める方がおられるのだから。
兄弟に偽り事をたくらむな。
友人にも、そのようなことはするな。
どんな偽りも口にしてはならない。
うそが身につくと、ろくなことにはならない。
長老たちの集いの場では、無駄口を利くな。
祈るときには、くどくどと繰り返すな。
骨の折れる仕事や、
いと高き方が定められた畑仕事を、
嫌ってはならない。
罪人の仲間に加わってはならない。
神の裁きは速やかに下ることを、心に留めよ。
どこまでも謙遜であれ。
畏れを知らぬ者には、火と蛆の刑罰が下る。
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